2022年もいろいろ買いました……
今年は衝動買いせずに、吟味して買うぞ!……と誓ったのが2022年初頭。ちゃんと吟味したつもりだったんですが、かなりの数の商品を購入してしまっていました。なんとか絞って37製品になりました。本当です!本当です!
ライフスタイル関連の12製品
生活に密着したところで役に立っている製品です。
ウェアラブル:Reon Pocket 3
首の後ろに当てるアイテムで、夏は冷やしてくれるし、冬は温めてくれる、「着るエアコン」は伊達じゃない。先日のM-1グランプリ敗者復活戦を六本木ヒルズアリーナで観戦したんですが、あの冷え込みはReon Pocket 3無しには乗り切れませんでした。
サーキュレーター:QUADS QS202WH
冷房効率を上げるためのサーキュレーターを探していて、コードレスで動くものを探して見つけたのがこちら。DCモーターで静かだし、上下左右への自動首振りもでき、デザインも洗練されていて、価格も手頃と、買わない理由がありません。軽くて持ち運びやすいし、充電式バッテリーで動くので、使いやすいのです。
加湿器:Dainichi Plus HD-RXT722
昨年まで加湿器の選び方を間違っていたんですよね。ダイニチのサイトで必要な加湿量を調べたら、リビングに対して加湿量が足りていなかったんです。そこで、必要な加湿量に合わせて選んだのがこちら。シンプルなデザインでインテリアにも調和して気に入っています。
プロジェクター:Nextorage NX1 ベッドルームプロジェクター
ベッドルーム用のプロジェクターという、尖った仕様の超小型プロジェクター。天井に映すことに特化しているので、寝たまま映画を見たりドラマを見たりしたいのなら、これを真っ先に検討すべき。ちなみに聞き覚えのないNextorage株式会社は、ソニーグループの企業です。
ロボット掃除機:ROIDMI EVA
※こちらは提供いただいた製品です。
ROIDMI EVAは、ゴミの自動収集だけじゃなくて、モップによる拭き掃除とモップの自動洗浄も行うオールインワンのロボット掃除機。人間がやることは、タンクに水を入れてボタンを押すだけ。掃除後は汚水を捨てる。ロボット掃除機のモップの欠点は、押し付けが足りないこと(表面をなでるだけ)だと思うんですが、ROIDMI EVAはしっかり押し付けるので、汚れもちゃんと取れるんですよね。ROIDMI EVAなしの生活はもう考えられない。
スタンドライト:EGLO LEDフロアランプAPRICALE + SwitchBot スマート電球
ベッドルームの読書灯を探していて、シンプルな佇まいのフロアランプを見つけたので、Switchbotのスマート電球と組み合わせてみました。NFCタグと組み合わせて、iOSのオートメーションと組み合わせて、NFCタグに触れる→ランプを消す→睡眠アプリとアラームを設定する、という一連の作業をオートメーション化しています。超便利。
テーブルランプ:TABLE LAMP ICHI
前述のスタンドライトとは別に、枕元の明かりとして買ったのがこれです。スイッチも見えず、乾電池がどこに入っているかも意識させない、最高のシンプルさ。気に入っています。
マクラ:ヒツジのいらない枕
これまで使ってきた枕がへたってきたので、枕の買い替えを考えていて見つけたのがこちら。ゼリーのような柔らかさで頭をフワフワに包み込んでくれる、なのに通気性も良い、と最高の寝心地を提供してくれます。
コーヒー(作るほう):OXO BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー
濃厚で美味しいアイスコーヒーが“安定して”作れるようになりました。夏場はフル稼働でした。超濃厚なアイスコーヒーができるので、たっぷりの氷でも美味しいアイスコーヒーになるし、カフェオレベースとしても使えます。次の夏も継続して使い続ける予定です。
コーヒー(飲むほう):パール金属 銅 マグカップ
上島珈琲店でアイスコーヒーを飲んで、銅カップの良さに目覚めました。銅は熱伝導性が高く、冷たさがより増すので、アイスコーヒーを飲むのにこれほど適したマグカップはありません。前述のOXO BREW コーヒーメーカーで美味しいアイスコーヒーができたので、これを機に購入しました。
ダストボックス:MORANDI SMART SENSOR BIN 12L
リビングに置いておくゴミ箱を探していました。フタはついていてほしい、でも開けやすくなっててほしい。結果、手をかざすことでフタが開くゴミ箱にたどりつきました。
玄関:キングジム 収納ボックス ハルペギー
カギを掛けたり、マスクを突っ込んだり、玄関先で必要なものを詰め込める収納ボックスです。背面がマグネット、前面が開閉式の有孔ボードになっています。
オーディオ関連の9製品
ウェアラブル(メガネ):HUAWEI Eyewear
2022年は多くの「耳をふさがない」デバイスをレビューしてきましたが、HUAWEIのEyewearはすごかった。どれくらいすごかったかというと、貸し出してもらってレビューしてもらっていたのに、レビュー中に自腹購入してしまったほどに。OWNDAYSでレンズを入れてもらってからは、神デバイス。
テレワークでのマイクとしても使えるし、オーディオデバイスとしても開放型のいい音がする。見た目にはただのメガネなので、周りからは音楽を聴いているように見られないし、通話中は一人で喋っているヤバい人に見られます。
ウェアラブル(オーディオ):Oladance ウェアラブルステレオ ワイヤレスイヤホン
こちらは購入したものではなく、レビュー用にメーカーから提供を受けた製品ですが……ながら聴きのオーディオ機器とは思えないほど、迫力のある音が鳴ります。かけ心地もよく、スリムなケースも気に入っていて、ついつい持ち歩きたくなります。
骨伝導イヤホン:オーディオテクニカ ワイヤレスイヤホン ATH-CC500BT
骨伝導イヤホンといえばShokzの独壇場でしたが、軟骨伝導という手段でオーディオテクニカが参入してきました。実は、骨伝導と軟骨伝導は、聴こえ方が全く違います。従来の骨伝導にあった「音を大きくすればするほど振動が大きくなる」がなく、イヤホンのような聴こえ方になります。
このため、ATH-CC500BTは骨伝導とは思えないほど音がよくなっています。aptX HDにも対応しています。
有線ヘッドホン:Teenage Engineering M-1 ヘッドホン
テレワークでのオンライン会議では、OpenCommやZone Vibe 100を使いますが、接続トラブルに備えて有線ヘッドセットも用意しています。Teenage Engineeringのヘッドホンはシンプル&コンパクトで、ブームマイクも付属しています。
ワイヤレスヘッドホン:Bowers&Wilkins Px7 S2
2022年はワイヤレスヘッドホン選びに時間をかけました。SONYやゼンハイザー、バングアンドオルフセンのヘッドホンと比較しながら、音質に納得して購入したのが、Bowers&WilkinsのPx7 S2でした。きめ細かい音作りは、心地よいほど美しく、何時間でも聴いていたくなります。
完全ワイヤレスイヤホン(カナル型):Bang&Olfusen Beoplay EX
2022年はAirPods Proの第2世代が登場し、話題になりました。当然購入しましたし、その完成度の高さには驚かされました。しかし、今年最高の完全ワイヤレスイヤホンを選べと言われたら、Beoplay EXです。音質もさることながら、とにかくデザインが美しい。
(余談)AirPods Pro 第2世代は、アップデートで隠し球があるはずなので、それ待ちかな。LE AudioとLC3コーデック対応をどういう言い方で実装するのか楽しみです。
完全ワイヤレスイヤホン(オープン型):WF-L900 LinkBuds
耳に入れているのに、周りの音がそのまま聞こえるという体験は驚きでした。音質もよく、何より超小型のケースなので、手軽に持ち運びたくなります。ソフトウェアアップデートでマルチポイント接続に対応したことで、使い勝手が飛躍的に上がりました。意欲的な製品で、楽しい。
各種アダプター:Audirect LTOC+Nura Bluetooth® 5.3 Audio Transmitter
クリエイティブのBT-W4や、ゼンハイザーのBTD 600など、USB-C機器をaptX Adaptive対応にするBluetoothアダプターはありましたが、iPhoneでは電力不足のため正攻法では使えませんでした。Nura Bluetooth® 5.3 Audio Transmitterはその問題を解決してくれました。
合わせて紹介しているLTOCアダプターは、ケーブルレスでLightningをUSB-C対応にしてくれる製品です。
Mac・iPhone・iPad関連の11製品
ディスプレイ:Dell U3223QE
まさか、AppleのStudio Displayを3ヶ月で手放すことになるとは思いませんでした。理由は、32インチから乗り換えたため、画面が小さく感じること……。なので、Studio Display自体は悪くないです。
32インチに戻る際に吟味して選んだのがDellのU3223QE。USB-Cディスプレイで拡張性は抜群、狭額縁ディスプレイは没入感を上げてくれるし、最高に気に入っています。
ウェブカメラ:ロジクール Brio 500
こちらは提供いただいた製品です。ディスプレイの上に載せても圧迫感の少ないデザインで、高画質は当然として、軽く回せるプライバシーフィルターや、手元を写せる機能など、最先端のウェブカメラの機能をしっかり盛り込んでいます。お気に入りです。
ワイヤレスヘッドセット:ロジクール Zone Vibe 100
こちらも提供いただいた製品です。格納式のブームマイクを備えたワイヤレスヘッドセットで、マルチポイントにも対応して、音質も上々。ヘッドホンとして使ってもいい製品です。本製品の最も稀有な特徴はその軽さ。200gを切っていて、まるでモックアップのような軽さです。
モバイルバッテリー:Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
電源接続時はUSB充電器として最大45W、モバイルバッテリーとして最大20Wの出力を誇ります。5,000mAhの容量は、外出時の電力として必要十分です。MacBook AirとiPhoneを使う私にとっては、超使い勝手のいいUSB充電器なのです。
USB充電器:Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
前述のAnker 521 Power Bankと合わせて使っているのが、この小型のUSB充電器。昔のiPhoneに付属していた小型充電器(5W出力)とほぼ同サイズなのに、MacBook Airを充電できる最大30W出力を誇るUSB充電器なのです。折りたたみプラグだし。小さいの最高!
ワイヤレスキーボード:HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪
雪モデルが登場したので、買ってしまいました。打鍵感の良さには定評があるHHKB、今更言うまでもなく最高のキーボードです。
持ち運びに使っているのは、LOEのキーボードバッグです。
ワイヤレスマウス:ロジクール MX Master 3S
MX Master 3は使っていたものの、ホワイトモデルが出たということで買い替え。静音性がプラスされて、使い勝手がアップしてますね。何の不満もありません。
M650 Signature マウスと迷ったけど、MX Master 3Sで。でも、5000円以下なら、間違いなくM650を推します。
ノートパソコンスタンド:Twelve South Curve Flex
MacBook Airをディスプレイに繋ぐときはクラムシェルモードで使っているんですが、最近では拡張ディスプレイとして使うために、高さが出せるノートパソコンスタンドを探していました。ウェブカメラが使いやすい位置まで持ち上げるので、目線も上がって、いい感じです。
ノートパソコンスタンド(ポータブル):INOVAスタンド
カバンの中に常時携帯しておける、折りたたみ式のノートパソコンスタンド。手のひらサイズまでたためて、手順通りに開いていくとMacBook Airまで支えられるスタンドに様変わり。タブレットやスマホにも対応するので、何かと役立っています。
MagSafeスタンド:IPEVO Uplift Magnetic マグネットスマホ スタンド
2022年はMagSafeスタンドを多くレビューしました。中でも気に入っているのが、IPEVOのUplift Magnetic マグネットスマホ スタンド。
IPEVOは書画カメラ(デスク上の書類を映すカメラ)のメーカーで、iPhoneを書画カメラに変えてくれるMagSafeスタンドです、が、そもそも重量感があって安定している上、かなり高い位置まで持ち上げてくれるので、連係カメラとの相性も抜群です。
iPadスタンド:CharJenPro MagFlött Magnetic Stand
iPad Proとマグネットで吸着するスタンド。その使いやすさもさることながら、シンプルで美しい佇まいが魅力です。
カメラ関連の2製品
デジタルカメラ:SIGMA fp L
レビュー用の写真でトリミングする機会が多いので、手っ取り早く超画素数のデジカメが欲しいと考えていました。もともと使っていたSIGMA fpには何の不満もなかったので、そのまま上位モデルにスライドしています。マップカメラの買い替えが楽でした。
SDカード:SUNEAST SDXCカード 128GB UHS-II V60
SIGMA fp Lを手に入れたは良かったんですが、6000万画素を超えてくると、1枚あたりのRAWファイルの容量が100MB近くなるんですよね。手持ちのSDカードではスピード不足で、1枚撮るたびに待ち時間が発生しました。Amazonのセールで安くなっていたSUNEASTのSDカードを購入してみました。速い!
Macへの転送も時間がかかるようになったので、UHS-II対応のカードリーダーも買い直しました。
Meta Quest関連の3製品
Meta Quest 2(アダプター):ROOX HMD ダイヤルストラップ for Meta Quest 2
こちらは提供いただいた製品です。Meta Quest 2を使うのがわずらわしいと思う原因が2つあって、1つ目が「頭に固定するベルト」です。このダイヤルストラップは後頭部にあるダイヤルを回すだけで、締めたり開いたりしてくれる便利アイテムです。装着性が格段に上がるので、Meta Quest 2を使う全ての人にオススメしたい。
Meta Quest 2(レンズ):ROOX オーダーメイド視力補正 for Meta Quest 2
こちらは提供いただいた製品です。Meta Quest 2を使うのがわずらわしいと思ってた原因の2つ目が「メガネ」。Meta Quest 2を被ると、メガネが邪魔なんですよね、かといって、メガネなしだと見えづらい。このオーダーメイドレンズは、注文時にメガネのレンズの度数を入れておくことで、自分に合ったレンズが届くというもの。
Meta Quest 2にはマグネットで吸着するので、取り外しも楽です。
Meta Quest 2(イヤホン):Anker Soundcore VR P10
Meta Quest 2に最適化されたUSB-Cドングル付属の完全ワイヤレスイヤホン。電源をパススルーできるので、ドングルを接続しつつ、そのまま電源にも繋げます。USB-Cドングルは汎用的に使えるので、iPadやニンテンドースイッチでも楽しめます。アプリでLEDの色を変えられるのも好き。
2022年のまとめ
振り返ってみると、「耳をふさがないイヤホン」を中心に、ウェアラブルデバイスを取り上げる機会が多かったように思います。より自然な形で人間の感覚を拡張・進化させるガジェットは増えていくでしょうし、個人的にも興味津々なので、取り扱ってみたいと考えています。
一方で、買ってよかったの中に、iPhone 14 Pro MaxやiPad Pro 12.9インチ(M2)を入れませんでした。大きな進化を感じなかった、よく言えばスマホもタブレットも完成されてきたということでしょう。完全ワイヤレスイヤホンも同じで、音質を追い求めるだけでなく「どう聴くか」という点が今後重要になってきそうです。
2022年に公開したレビュー本数は136本。2021年の141本、2020年の210本には及ばず。数を稼げばいいというものでもないんですが、今年はモチベーションの上がらない時期が何回かあり、気分をどう上げていくかは2023年の課題だなと思いました!