最“高”のMagSafeスタンドを見つけた！
iPhone 12シリーズ以降に採用されたマグネット固定機構の「MagSafe」、ケースからモバイルバッテリーから充電スタンドまで、iPhoneの周辺機器に採用されることで利便性が格段に上がります。もうMagSafeなしのiPhoneは考えられません。
そんな中で注目しているのが、iPhoneを立てられる「MagSafeスタンド」です。これまでiPhoneをスタンドで立てるためには、スリットに立てるか、万力のように挟み込むしかありませんでした。しかしMagSafeなら、アングルにこだわらず、手軽に付け外しできます。
そして、この秋にはmacOSとiOSのアップデートで、iPhoneがWebカメラ代わりになります。こうなると、目線の位置にiPhoneがくるよう調整したくなります。高さ調整できるMagSafeスタンドは購入しましたが、もっと高さが欲しい……！
そして、ついに最高（最も高さがある、の意）のMagSafeスタンドを見つけました。しかも、意外なメーカーから出ていました……
IPEVO Uplift Magnetic マグネットスマホ スタンドをレビュー
今回購入したのはIPEVOのUplift Magnetic スタンドです。
IPEVOは、書画カメラを販売しているメーカーです。「書画カメラ」はデスク上で手元を映すために作られた、フレキシブルなスタンド機能を持つ製品です。
ポチップ
スタンドの割には、ズッシリした重量感のパッケージで、大きめです。中を開けてみると、スタンドのベース部分が厳重に梱包されていました。
内容物は、Uplift Magnetic スタンド本体のほか、IPEVOのロゴ入りMagSafeシールが付属しています。
こちらがUplift Magnetic スタンドですが……片手で持っているものの、手がプルプルしてしまうほどの重量感です。
重さの要因は、このベース部分にあります。円状のベースは、非常に重く作られています。iPhoneを立てるためのスタンドで、こんな重さが必要？？と思ってしまいましたが、レビューを進めていくうちに、納得いく理由が見つかりました。
なお、Uplift Magnetic スタンドの重量は、なんと1kg超えの1.195kgでした。そりゃ重いはずだよ。
Uplift Magnetic スタンドは、関節が2箇所あり、自由なアングルで曲げられるようになっています。
スタンドの先端にはMagSafeで吸着するためのアダプターがあります。この部分は取り外せないので、実質的にiPhone専用ということになります。（マグネットシールを貼れば他の機種でも使えます）
iPhone 13 Pro Maxのような重量級のスマートフォンでも、全く問題なく固定できます。
VIJIMのMagSafeスタンド（写真右）と比較してもその高さは圧倒的。Uplift Magnetic スタンドの最も高い位置は、約42cmに達しています。MagSafeスタンドとしてここまで高い製品を知りません。
iPhone 13 Pro Maxを付けるとこの通りです。ベース部分が重すぎるので、この高さでiPhoneを設置してもド安定しています。ちょっとしたサイネージのようになりますね。
Uplift Magnetic スタンドは、IPEVOが出している製品ということもあり、正しい使い方としては、iPhoneを書画カメラとして使うことにあります。↓この状態ですね。
このまま関節を曲げると、iPhoneの背面カメラを真上に向かせることもできます。
この状態で固定しても使い道に困りますが、とりあえず自由なアングルが作れるということは分かっていただけるでしょうか？
書画カメラとして使う際に、真横に伸ばすとここまで伸ばせます。なお、これ以上はバランスを崩してしまうため、アームの途中にあるフックに重りを足す必要があります。
なお、iPhone 13 Pro Maxよりも軽い、iPhone 8なら、もっと高く離れた位置まで伸ばすことができます。書類をスキャンしたり、映したい場合には、iPhoneが軽い方が有利です。
今回は書画カメラとしてではなく、シンプルに高い位置にiPhoneを設置できるMagSafeスタンドとして活用しますが、手元を映す撮影や、Web会議の際にも役立ってくれそうです。
IPEVO Uplift Magnetic マグネットスマホ スタンドのまとめ
- スタンドが重いので、iPhoneが超安定します
- 3箇所で曲げられるので、自由なアングルを構築できます
- MagSafeスタンドとして、随一の高さを誇ります
- iPhoneを手元を映す書画カメラとして使えます
- 1kg超えの重さで、持ち運びには向きません
- 書画カメラが買えてしまうお値段
