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iPhoneでaptX Adaptiveが使えた!Nura Bluetooth® 5.3 Audio Transmitterなら、iOSで利用可

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iPhoneでaptX Adaptiveが使いたいん、じゃ!

iPhoneで高音質なワイヤレスオーディオを楽しみたい。しかし、iOSのコーデックはAAC止まり。一方で、Bluetoothオーディオの主流はハイレゾワイヤレスヘ進んでいます。Androidスマホの多くがLDACやaptX HDに対応し、aptX Adptiveも着々と普及しています。

コーデックが全てではないものの、さすがにAACでは追いつけません。Bluetoothオーディオそのものは、次世代規格のLE AudioとLC3コーデックが少しずつ広がってくるようなので、いずれiOSも対応するでしょう。ただ、Apple次第ではあるので、2023年のiOS17なのか、2026年のiOS20なのか、それは分かりません。

現状、iPhoneでハイレゾワイヤレスオーディオを楽しむには、Lightningコネクタに対応したBluetoothトランスミッター(送信機)が必要です。iPhoneでaptX HDを使うなら、クリエイティブのBT-W3と、Lightning OTGアダプタを組み合わせるのが最適解です。

その後、クリエイティブがaptX Adaptive対応のBT-W4をリリースしました。当然iPhoneでも使えるものと思っていましたが、なんと電力不足が発生し使えませんでした……。次に出たゼンハイザーのBTD 600も同様です。(一部使えるOTGアダプターもあるようですが、MFi認証を得ているものではなさそうです)

iPhoneでaptX Adaptiveを使うのは無理なのかな……と思っていましたが、ついにiOS対応を明言する製品が登場しました。

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Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterをレビュー

今回購入したのは、Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterです。こちらがそのパッケージ。

Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterは、株式会社プリンストンが取り扱っています。

楽天市場とYahoo!ショッピングのリンクは、プリンストンのダイレクトモール(公式ストア)にリンクしています。

パッケージの右上を見てください。aptX HDやaptX Adaptiveと並んで、Snapdragon soundのロゴも並びます。現状では、最高のBluetoothトランスミッターと言えるでしょう。

付属品は、Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterと、USB-A変換アダプター、3.5mmアナログマイクとなっています。

こちらがNura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterです。BT-W4やBTD 600同様の小型アダプターです。

インターフェースはもちろんUSB-Cです。本体下部は半円を描くような形状をしています。

USB-Cコネクタの反対側には、ペアリング用のボタンがあります。コネクタ接続後、2秒程度押し続けるとペアリングモードになります。

BT-W4(写真左)やBTD 600(USB-Cアダプター接続時/写真右)と比較してみました。ほぼ同サイズです。

とりあえず、Lightning OTGアダプター経由でiPhoneに接続しました。電力不足のアラートは出るのか……?

使用しているのは、AudirectのLTOC Lightning OTGアダプターです。少なくとも音楽用途ではApple純正のOTGアダプターと同じ働きをしてくれます。(Audirectはオーディオ機器のメーカーです)

電力不足のアラートは出ません!電力不足のアラートは出ませんでした!!!勝った!ついにiPhoneでaptX Adaptiveが使えるぞ!

ちなみに、上記では一か八かで成功したみたいな説明をしていますが、メーカー公式製品ページには、対応機器の中に「iOS devices」の表記があったので、確信して購入しています。

というわけで、aptX Adaptive対応のワイヤレスヘッドホン、Bowers & WilkinsのPx7 S2と接続してみました。AACでは味わえない、解像感の高い、奥深いサウンドが鳴ります。大成功!

……と思ったんですが、Px7 S2はaptX HDにも対応しているので、もしかしたらaptX HDなのかもしれません。そこで、SBC/AAC/aptX Adaptiveに対応した完全ワイヤレスイヤホン B&O Beoplay EXとペアリングしてみました。もちろん接続できましたし、AACとは違う迫力のサウンドが鳴っています!

Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterを使えば、iPhoneでもaptX Adaptiveが使えることが分かりました。もう一つ試したいものがあります。それはパッケージにも書かれていた「Snapdragon sound」です。

本来はNura製品のイヤホンで試すべきでしょうが、手元にSnapdragon sound対応の機器としてFiiOのUTWS5があったので、ペアリングしてみました。

ペアリングはもちろん成功、iPhoneとはBluetoothで接続されているのでアプリ上でステータスを確認しつつ、Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterで接続しています。SHUREのAONIC 4で聴いていますが、有線接続に肉迫するほどの高音質です。これはAACでは無理だ。

同じトランスミッターとしてBT-W4やBTD 600と失敗続きでしたが、ついに、iPhoneでのaptX Adaptive利用に成功し、Snapdragon soundさえも実現できました。素晴らしい……。

他のUSB-C機器でも確認しておきましょう。まずは、iPad Proですが、もちろん問題なし。

Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterの対応機種に明記してあるニンテンドースイッチも問題ありません。

対応機種にはありませんが、VRヘッドセットのMeta Quest 2でも使えました。

最高ですね、Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitter。Lightning OTGアダプターを経由する必要はあるものの、Audirect LTOC Lightningアダプターのようなケーブルレスのアダプターなら、持ち運びも苦になりません。

今後の本命はLE AudioとLC3コーデックですが、それまではaptX Adaptiveで楽しめそうです。

Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitterのまとめ

最高ですね!ペアリングして、AACとは明らかに違う高品質なサウンドが流れてきたときは思わずガッツポーズでした。iPhoneでaptX Adaptiveを使いたいならコレです。逆に、iPhoneで使わないなら、BT-W4やBTD 600を検討しても良いでしょう。

Nura Bluetooth 5.3 Audio Transmitter
総合評価
( 5 )
メリット
  • iPhoneでaptX Adaptiveが使いたいならコレです!
  • USBオーディオが扱えるデバイスならほぼ使える汎用性
  • aptX Adaptiveが利用できる
  • Snapdragon soundにも対応する
  • USB-A変換アダプタが標準付属、デスクトップPCでも使える
デメリット
  • 他社製品に比べて高価

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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