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Dell U3223QE レビュー/4K32インチUSB-Cディスプレイを買う!シンプルなU3223QEと、Webカメラ搭載のU3223QZで迷った

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“全部入り”の大画面ディスプレイが欲しい!

最近のディスプレイは、USB-Cでの映像入力・電源供給に対応した製品が増えてきました。そうなったらそうなったで、欲が出てくるもので、機能盛り盛りの最高のディスプレイを求めたくなります。

それでは、最高のディスプレイとはどんなものなのか、求める性能としてどのようなものがあるのか?“全部入り”のリストを考えてみました。

  1. 大電力のUSB PDに対応したUSB-Cポート
  2. 4Kを超える解像度
  3. 30インチ以上の大画面
  4. 4ポート以上のUSBハブ
  5. イーサネットポート搭載
  6. 高性能スピーカー内蔵
  7. Webカメラ内蔵
  8. 高性能マイク内蔵
  9. モニターアーム使用可能(VESAマウント)

……と書いてみたものの、こんなディスプレイあるんでしょうか?実は、Dellが発売していました。

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Dell U3223QZとU3223QEで迷う

前述した“全部入り”ディスプレイの条件を満たす製品は「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QZ 31.5インチ 4K ビデオ会議用モニタ-」です。

これ、求めるものが全て入った最高のディスプレイだ!これ買おう!……そう思ったのに、なぜか躊躇している自分がいました。原因は、U3223QZのデザインです。そう、Webカメラと上部スピーカーの主張が強すぎるんです……。

会議スペースで使うならまだしも、個人宅に置くには、Web会議への同調圧力が強すぎるのです……Apple Studio Displayのようにフレーム内に埋め込むか、Philips 329P1H/11のようにポップアップ式にしてほしかった……。

そうして、ぐるぐる思い悩んでいると、スペックの似たDell U3223QEの存在が目に入ってきました。Webカメラはないんですが……。

末尾が「QZ」と「QE」しか違わない製品だけあって、この2つのディスプレイは似通ったスペックを持っています。主要な機能を比較したのが下記の表です。(スペックが異なる箇所・優れている方にマーカーを引いています)

U3223QZU3223QE
画面サイズ31.5インチ31.5インチ
画面解像度3840×2160 (4K)3840×2160 (4K)
USB PD最大90W最大90W
Webカメラあり
(4K SONY CMOSセンサー)
なし
マイクデュアル エコー キャンセリング マイクなし
スピーカー14Wステレオスピーカーなし
LANポートありあり
USBハブUSB-C(最大15W)×1
USB-A ×5
USB-C(最大15W)×1
USB-A ×5
KVMスイッチありあり
映像入力HDMI ×1
DisplayPort ×1
USB-C ×1
HDMI ×1
DisplayPort ×1
USB-C ×1
DisplayPort出力ありあり
PIP/PBPありあり
重量11.9 kg(スタンドあり)
7.26 kg(スタンドなし)
10.36 kg(スタンドあり)
5.65kg(スタンドなし)
参考価格
(2022年6月)
194,981円(税込)115,980円(税込)
U3223QZとU3223QEのスペック比較表

表を見ていただくと分かるように、会議用の装備(カメラ・スピーカー・マイク)があるのがU3223QZ、それらを省いて身軽になったのがU3222QEです。U3222QEの方が、価格もかなり抑えられています。

私の場合、Web会議ではヘッドセットを使うことが圧倒的に多く、必要なのはカメラのみ。そうすると現実的な選択肢としては、全部入りにこだわるよりも、U3223QE+Webカメラが最適だな、と考えるようになりました。

Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QEをレビュー

結果、購入したのはDell U3223QEでした。最後の決定打になったのは「価格」です。なんとAmazonでは、8万円台で販売されていたのです(2022年6月現在)。

Dellのハイエンド・Uシリーズの31.5インチ4Kディスプレイでこの値段??安くない??勢いに任せて購入してしまいました。

さすが31.5インチ!デカ……くない……だと?

31.5インチのディスプレイともなると、箱は大きくて分厚いし、しまうのも一苦労なんですが……クロネコヤマトで運ばれてきたU3223QEのパッケージを見て、「あれ??コンパクトじゃない??」と思ってしまいました。

その理由は、パッケージの薄さにあります。31.5インチだけあって、幅はそれなりにあるんですが、スタンドが入っているのか疑ってしまうような薄さなんです。箱の大きさは、幅945mm × 高さ505mm × 奥行70mm。宅急便だと余裕で160サイズに収まります。

開けてみます。付属品の入れ方は乱雑な感じ……。

スリムなパッケージでしたが、入っている付属品は一般的なディスプレイと一緒です。スタンド、ベース、電源ケーブル、DisplayPortケーブル、USB-Cケーブル(映像・電源用)、USB-Cケーブル(データ転送用)、説明書類となっています。

続いてパネルも見ていきましょう。

U3223QEの多彩すぎるインターフェース群、なんと全13ポート!

U3223QEのパネル側を見てみます。包装をめくってみて最初に注目すべきはやはり、超充実したポート類でしょう。

ポート類は、すべて本体の下方向に集中しています。

VESAマウントの直下に、HDMI、DisplayPort、USB-C、DisplayPort出力、イヤホン、USB-C入力、USB-A×4、イーサネットポートが並びます。

さらに、ディスプレイ最下部にもUSB-AとUSB-Cが一つずつあります。わざわざ背面に手を回さなくても、手元で差しやすい位置です。

これらポート類、非常に多彩なので、左から順に書き出してみました。何と全13ポートもあります。

  1. HDMI (HDCP 2.2)
  2. DisplayPort 1.4 (HDCP2.2)
  3. USB-C (映像・電源供給最大90W・データ)
  4. DisplayPort出力
  5. オーディオ出力
  6. USB-C (データ入力のみ)
  7. USB-A (最大10Gbps)
  8. USB-A (最大10Gbps)
  9. USB-A (最大10Gbps)
  10. USB-A (最大10Gbps)
  11. LAN (RJ-45)
  12. USB-A (最大10Gbps・電源供給最大7.5W)
  13. USB-C (最大10Gbps・電源供給最大15W)

数あるディスプレイの中でも異色なのは、USBハブの多さです。USB-AとUSB-C合わせて6ポートもあります。しかも、そのうちUSB-Cポートは最大15Wの給電に対応しているのです!これは便利です。

U3223QEのスタンドは超重量級!

30インチを超えるディスプレイは、それを支えるため、スタンドもそれなりに大きく重く仕上がっています。U3223QEも同様で、ベースはうっかり持ち上げると腰を痛めてしまいそうな重さでした。

組み立てていきましょう。ベースの凸にスタンドを差し込みます。

ベースの底面にはネジがあります。ネジ周りのタブを起こして、くるくる回せば固定完了です(工具は不要)。

完成したスタンドを、パネル裏のVESAマウント側に差し込みます。カチッと音がすれば取り付け完了です。

先ほどの比較表を見てもらうと分かるんですが、パネル単体では5.65kgしかないのに、スタンド込みだと10.36kgになります。そう、ディスプレイ重要の約半分がスタンドなんですよね……。

そのままデスクに立てて設置完了です。

スタンドにはケーブルホルダーがあるので、電源ケーブルもUSB-Cケーブルもここでまとめてしまえます。

しかもこのケーブルホルダー、斜め方向に穴が開いているので、自然と下に落ちるようになっているのです。

小さな工夫ですが、よく考えられています。

U3223QEの前面にはアレがない

さて、こちらがU3223QEの前面なんですが、何か気づきませんか?

そう、Dellのロゴがないんです。Dell製品に限らず、各社のディスプレイは前面下部にメーカーロゴがあるのが常です。ところが、このU3223QEはロゴを排し、ユーザーの没入感を上げてくれるのです。

U3223QEは背面も美しい

U3223QEがシンプルなのは前面だけではありません。背面を見てみると、滑らかでスッキリとしたデザインに、清潔感のあるシルバーカラーで統一されています。美しすぎる。

各種ポート類はすべて下を向いているので、ケーブルが多くなっても、見た目にごちゃつかないようになっています。

前面から消えたDELLロゴは、背面でしっかり存在感を示しています。

まだまだ見所はあります。

U3223QEのエッジは極細仕上げ!

U3223QEのフレームは極細仕上げです。測ってみたところ、液晶のフレームは7.2mm、ディスプレイのフレームまで含めても7.7mmしかありません。

左の写真はASUSの32インチディスプレイProArt PA32CVです。こちらもフレームは細く、液晶の黒フレームは7.2mm、ディスプレイの枠までで8.1mmでした。右の写真のU3223QEは、ディスプレイのフレームをさらにギリギリまで絞り込んだようです。

目視で見ると、どちらも変わりないくらい細いんですけどね。

限界まで“ゼロ”を目指した意欲的なハイエンドディスプレイ

ここまで読んでもらうと分かる通り、U3223QEは前面からメーカーロゴを消し、フレームをギリギリまで絞り込み、極限まで没入感を追求しています。

その執念は、電源LEDまで及んでいて、ディスプレイのON/OFFを示すLEDでさえ、わずかに見えるほど。

実際に画面を見ていると、このくらい(写真中央)しか見えないので、視認できるギリギリでありながら、ほとんど存在を感じさせないレベルまで小さくしています。

OSDを操作するためのジョイスティックと電源ボタンは背面に隠しています。正面からは見えませんが、手探りでも全然見つけられるし、操作も簡単なので、全く問題はないですね。

ハイエンドのUシリーズの名にふさわしい、最高の出来栄えだと言えます。

U3223QEのPIPとPBPの扱いは同じ

U3223QEの各種設定を行う、OSD設定画面はシンプルで操作しやすくなっています。

設定画面の中には、PIPやPBPがあります。U3223QEにも搭載されていますが、PIPもPBPも同じものとして扱っていて、レイアウトを選択するようになっていました。デフォルトではオフです。

PBP(ピクチャ・バイ・ピクチャ)とPIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)の説明は次のとおり。

ながら見したくなったら、PIPでGoogle TVでも挿してみようと思います。

U3223QEは、31.5インチなのに軽すぎる??

さて、外観も性能も満足いくU3223QEですが、巨大なディスプレイということもあって、スタンドのベースがかなり大きいんです。私は広めのデスクマットを置いていることもあり、デスクの奥行きがいっぱいいっぱいになってしまうんです。

ディスプレイの足元にスペースを確保するには、やはりモニターアームです。所有しているCBS Floモニターアームを継続して使います。

実は、Webカメラ内蔵のU3223QZを躊躇した理由の一つに重さもありました。

30インチを超えるディスプレイはそれなりに重く、スタンド無し(パネルのみ)で7kg程度はあります。私が使っているFloモニターアームの耐荷重9kgなので、スペック的には使えるんですが、持ち上がりにくくなる(しっかり締めても下がってしまう)という体験をしています。

以前に使っていたEIZOの31.5インチディスプレイ FlexScan EV3285は、スタンド無しで7.6kg(カタログ値)なんですが、Floモニターアームでは持ち上がるものの、辛そうでした。

もしWebカメラ内蔵のU3223QZを買うことになれば、Floモニターアームを諦めて、エルゴトロンのMXVモニターアームかLXモニターアームを買うつもりでいました。

その点、U3223QEは31.5インチなのにスタンド無しで5.65kgと、めちゃくちゃ軽いのです。当然、Floモニターアームでも余裕で支えられる重量です。

前置きが長くなりましたが、U3223QEにFloモニターアームを取り付けます。U3223QEのVESAマウントに、Floモニターアームのホルダーを取り付けます。

U3223QEを持ち上げて、ホルダーをモニターアームにセットして設置完了。ケーブルもモニターアーム内に隠してしまいます。

U3223QEの足元にも余裕ができました。スッキリ!

モニターアームなしの状態(左写真)と、モニターアームありの状態(右写真)です。その差は歴然ですね。

大画面ディスプレイを使うなら、モニターアームを検討しましょう。

U3223QEと組み合わせるWebカメラはどうする?

U3223QEの設置が完了し、快適に使えています。次に考えなければいけないのはWebカメラです。

まず、Webカメラ内蔵のU3223QZに搭載されているカメラのスペックを調べてみました。スペックとしては、Dellから発売されているWB7022相当のようです。デザイン的にもそのまま使われているような印象を受けました。

ただ、私の使い道ではオーバースペックな気もするし、単体で購入するにもちょっと高い気がします。デザインはシンプルで好みなんですけど。似たようなデザインでHP 950 4Kカメラもあります。こちらはシルバーデザインなので、U3223QEのデザインに合いそうな気がしています。

とりあえず、当面のWebカメラは、主張が少ない小型のeMeetのC950を使っています。軽いし小さいし、使わないときは折りたたんでおけるので便利なんです。

本命はOpal C1を狙っているんですが、こちらは招待制なのでインビテーション待ちです。今年の1月に登録して早半年……いつ届くんだろう。

買うかどうかはわかりませんが、小型で見た目もよかったのが、Poly(旧Plantronics)のStudio P5です。プライバシーシャッターの閉じ方が、カメラのシャッター機構のようでした。

Webカメラの分野は堀りがいがあるので、引き続き追っていきたいと思います。

Dell U3223QEのまとめ

外観はシンプルな上、洗練された最上級の美しさがあり、機能的にも考えうる最多のものが詰め込まれ、パネル自体も明るく綺麗で、あらゆる点で満足度が高いです。Webカメラ内蔵のU3223QZは諦めましたが、外付けのWebカメラを選ぶ自由度が

シンプルな見た目で、機能満載のU3223QEは、最高のUSB-Cディスプレイを探しているあなたにオススメの逸品です!

Dell U3223QE 31.5インチ USB-C HUB モニター
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 最大90WのUSB PD対応
  • USB-Cケーブル1本で映像も電源もハブも対応する
  • キーボードとマウスを共用できるKVM機能
  • USBハブはUSB-Cも合わせて全6ポートと抜群の多さ
  • イーサネットポートも内蔵する
  • 電源内蔵の31.5インチディスプレイとしては最軽量級
  • DisplayPort出力対応でデイジーチェーン接続にも対応
  • ギリギリまでフレームを薄くした狭額縁
デメリット
  • スピーカーが内蔵されていない
  • Webカメラが内蔵されていない

↓タイミングによるかもしれませんが、Amazon.co.jpの価格設定が最安のように思えます。Dell公式の楽天市場店と、Dell公式ストアはセールタイミングやクーポンの適用状況によりけりですね。

↓こちらは当初検討していたWebカメラ・スピーカー・マイク内蔵のU3223QZです。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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