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猛暑必携!これが“着るエアコン”、SONY REON POCKET 3 レビュー/ウェアラブルサーモデバイスの実力とは?

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異例の6月梅雨明け、前倒しで猛暑がスタート!

2022年夏、大して降らなかった梅雨は早々に退場し、6月末なのに気温35度を超える猛暑日が続く東京……。入手したばかりのDCサーキュレーターは、早くもフル稼働中です。

家の中にいる分にはいいんですが、問題は外出です。日傘を導入しているので、直射日光から頭は守れているものの、下がらない気温、不快さを増す湿度には抗えません……。モバイルファンも風量が強くて頼もしいけど、湿度が上がると熱風をかき混ぜるだけになる……。

そこで、昨年購入したモバイルネッククーラーはあるものの、別途モバイルバッテリーが必要だったり、ケーブルがあったりするので、ちょっとした外出や、犬の散歩等で出歩くには、もう少し手軽なデバイスが欲しいところ。

そこで思い出しました、第3世代に進化したSONYのウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 3」を。

ソニーの着るクーラー REON POCKET(レオンポケット)。特長・仕様、サポート情報や販売店舗についてをお知らせします。

REON POCKET(レオンポケット)|ソニー [公式] 冷温対応ウェアラブルデバイス

いつか買おうと買い物カゴに入れていましたが、猛暑の今買わなくていつ買うよ?!と(やや熱にやられた感はありますが)ついに購入してみました。

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REON POCKET 3をレビュー

こちらがREON POCKET 3のパッケージ。エコの観点からでしょうか、紙パッケージということもあって、小さくて軽いです。

現在は、2023年版のREON POCKET 4が発売中です。これまで別売りだったネックバンドがセットになっています。※Yahoo!ショッピングのFirst Flight Yahoo!店は、ソニーグループの公式販売店です。

REON POCKET 4のレビュー記事はこちらから。

内容物は、REON POCKET 3本体に、USBケーブル、シリコンコーティングシート、スタートガイド、保証書となっています。

REON POCKET 3はスリムでコンパクトですが、精密機器が詰まってる感じ、あります。形状はどことなく折りたたんだガラケーのよう。

重量は91.3g。

前面はハニカムメッシュの吸気口になっています。

上部は排気口になっています。REON POCKET 3の内部を冷やすために、下から空気を吸って、上から吐く構造になっています。

背面(身体に密着するほう)に金属部分があります。この金属が冷温部で、ステンレススティール(SUS316L)製になっています。

REON POCKET 3のステンレススティール(SUS316L)は、サビに強いステンレスの中でもハイグレードな耐腐食性を持ちます。一般的なステンレス(SUS304)より、さらに耐腐食性を上げたステンレス(SUS316)があり、さらにローカーボン素材で仕上げたのが、このステンレス(SUS316L)になります。

側面には充電用のUSB-Cポート、ボタン兼LEDがあります。

付属しているUSBケーブルのうち、本体に挿すUSB-CコネクタはL字型のため、REON POCKET 3を装着した状態でも、ケーブルをぶら下げやすくなっています。

まずは充電しましょう。USBコネクタをACアダプター(別売)に接続し、コンセントに挿したら充電が始まります。LEDが消灯すれば充電完了です。

充電する際は、一般的なUSB-ACアダプターで(昔のiPhoneに付属していたようなコンパクトなものでも)構いません。私はこのコンパクトなUSB-ACアダプターを使用しています。

REON POCKETアプリで設定開始

REON POCKET 3の設定は専用アプリ「REON POCKET」から行います。(iOS用 →App Store/Android用 →Google Play

余談ですが、この手のウェアラブルデバイスのコンパニオンアプリの評価が低いと「何かトラブルを抱えているのでは……?」と疑ってかかるようになってしまいました。

※REON POCKETアプリは評価が高くてホッとしたという話です。(2022年6月末の評価は★4.0)

REON POCKETアプリを開くとアンケートが表示されます。性別・年齢のほか、身長や体重や居住地も聞かれます。任意なのでスキップしてもいいですが、今後の製品開発のために役立ててほしいので、しっかり入力します。

次は、REON POCKETアプリに、REON POCKET 3本体を登録します。

REON POCKET 3のボタン(LED)を軽く押すと、LEDが青に点滅します。

アプリ上で「次へ」を押すと、すぐ認識されて登録されます。画面を進めると、AUTO START/STOPが有効になったと表示されます。

AUTO START/STOP機能は、首元に装着すると自動でONになり、首元から取り外すと自動でOFFになる機能です。実際に使ってみると、非常に便利で、いちいちボタンを押したりするのって手間だったんだな、って感じられます。もう戻れない。

REON POCKET 3には「SMART COOL MODE」が搭載されていて、これをONにしておくと衣類の中の温度や行動に応じて、冷温部(ステンレススティール)の温度を自動で調整してくれます。

つまり、AUTO START/STOPとSMART COOL MODEがあれば、人間は何も操作しなくていい、あとはREON POCKET 3にお任せ、という状態になるのです。

動作時のアプリの画面は次のようになります。目標とする温度があり、そこまで下げると、あとは体温を維持するように動きます。これがSMART COOL MODEの基本動作です。

とはいえ、使っていると「もう少し冷たくてもいいのに……」とか「ちょっと冷たすぎるな……」と思うこともあります。そんなときは「OPTION」から、好みの温度感をREON POCKET 3に教えましょう。

SMART COOL MODEを使わずに、MANUALで設定することもできますが、初めての方にはSMART COOL MODEをオススメします(つまり何もせずそのまま使い続けてください)。

REON POCKET 3を“着る”方法は?

さて、「着るエアコン」ことREON POCKET 3ですが、なぜ「着る」なのかというと、専用のポケットを備えたインナーウェアやビジネスシャツを使うから。首の後ろにREON POCKET3が入るポケットがあり、そこに入れておけば、ズレることもなくフィットするようになっているのです。

……ただ、これらのシャツ類は、洗わなくてはいけません。毎日使うなら複数枚必要です。そもそも単価が高いので、それなりにコストがかかります。

そこで、SONYから登場したのが、REON POCKET専用のネックバンドです。このネックバンドがあれば、着るシャツに縛られずにREON POCKET 3を使えます。

REON POCKET 3が発売された直後は、こちらのネックバンドの方が先に売り切れるほど人気だったようです。(在庫が残少になってるのを見て、私もネックバンドだけ先に買いました)

ネックバンド以外に、取扱説明書とエアフローシート(写真左)が付属しています。エアフローシートは、REON POCKET 3本体の吸気口からの排熱が気になった際に使います。

REON POCKET 3をネックバンドに取り付けてみます。冷温部が露出する方向に合わせます。

ネックバンドにフックがあるので、そこにREON POCKET 3の上部を押し込んでカチッと音がすれば完了です。

ネックバンドに装着していても、USB-Cポートにアクセスできるようになっています。

首にかけてみましょう。Tシャツを着た状態だと、REON POCKET 3が少しだけ頭を出しています。

襟のあるシャツであれば、全く見えなくなります。REON POCKET 3自体が薄型なので、そこまで盛り上がって見えることもないはずです。

前方から見ると、REON POCKET 3は全く見えませんし、ネックバンド自体もほとんどわかりません。

ネックバンドの付け心地に違和感がある場合は、バンドの根元に可動部があるので、そこを動かしながらベストポジションを探してみてください。

ネックバンドは首回りにフィットするように緩やかな曲線を描いているので、意外なほどすんなりとかけていられます。

REON POCKET 3に標準で付属していてもいいんじゃない??って思うほど、いい感じにフィットします。専用のインナーウェアやビジネスシャツはちょっと……という方は、絶対にネックバンドがオススメです!

REON POCKET 3の付け心地は??気持ち悪くない??

REON POCKET 3を実際に装着してみると、ステンレススティールがペタッとくっついて、ステンレスの冷たさがまず気持ちいいです。最初は違和感があるんじゃないかと思いましたが、馴染みますね。気持ち悪い感じは一切ないです。

もし、肌に触れる感触が気になる方は、REON POCKET 3に付属しているシリコンコーティングシートを貼りましょう。

REON POCKET 3は本当に涼しい??炎天下で試すと……?

さて、炎天下の中、REON POCKET 3を装着したまま、外出してみました。気温35℃超えの猛暑日の昼間です。

REON POCKET 3もガンガンに冷やしにかかりますが、体は暑いです。ただ、首の後ろ、背中が冷たさを感じるので、気分的には少しマシになります。

さらに日傘をさして、日陰を作り、その中で使っていると冷却効果は増します。

過信は禁物ですが、メインとして考えるのではなく、暑さ対策の中の一つとして使うなら効果アリですね。もちろん、部屋の中で使うのなら、効果てきめんです。すっごく冷えます。

ちなみに私が使っているのは、innovatorの日傘です。折りたたみとしてはやや大きめですが、ワンタッチで開閉する(閉じるときもワンタッチ)ので、手がふさがっている時でもわずらわしくなく、便利です。

朝、犬の散歩のときにも使ってみました。いつもなら帰ると汗だくで、Tシャツがビシャビシャに濡れていて早く着替えたくなります。

REON POCKET 3を装着して帰ると、汗はたくさんかいているものの、汗拭きシートで軽く拭いて、後で着替えようと思えるくらいになりました。

感覚的には、自動販売機で買った冷たい缶ジュースを背中にずっと当ててくれているような感じです(しかもぬるくならない)。

ちなみに、外に出ているときは気づかなかったんですが、室内や静かな場所にいると、「サー」という風切り音が聞こえます。これはREON POCKET 3が本体内の熱を排熱しているファンの音でした。排熱するといっても、意外と静かなんだな、という印象です。

REON POCKET 3を他人に貸すことはできる??アプリ不要??

一人で使う分にはめちゃくちゃ便利なREON POCKET 3なんですが、自分のスマホのアプリで使うことが前提になっています。例えば、家族や友人に貸しても使えるのでしょうか?答えは「使える」です。REON POCKET 3の近くに自分のスマホがなくても稼働します。

AUTO START/STOP機能が有効になっていれば、首に当てるだけで動作しますし、その他にもREON POCKET 3には「クイック起動」モードがあります。本体のボタンを約2秒間押すと、LEDが緑に点灯し、動作します。止めるときは同じように約2秒間押すだけです(LEDが緑に点滅する)。

お好みの温度感に調整したり、マニュアルで調整するためにはアプリでの操作が必要ですが、ただ動作させるだけならば、そのまま使うだけなので、楽で便利です!

2023年、REON POCKET 4を購入しました

2023年夏、REON POCKETシリーズの最新版となるREON POCKET 4を購入しました。ネックバンドが標準装備になり、バッテリーの持続時間が2倍になりました。このほかにウェアラブルサーモデバイスとしてREON POCKET TAGという新たな周辺機器も登場しています。詳しいレビュー記事はこちらから。

REON POCKET 3のまとめ

あまりに炎天下すぎると、さすがに焼石に水のような感じですが、そこは日傘を併用してみたりすることで、効果を感じることができます。日本の夏がちょっと暑すぎるんですよね。(レビューで厳しいことを書いている方は、ちょっと考えた方がいいと思います)

動作もスムーズで、冷却効果もそこそこあり、着るエアコンの名に恥じないいいデバイスです。高機能でありながら、ほとんど操作が不要なところもいいですね、いい感じに調整してくれているのが分かります。

世の中にはモバイルネッククーラー製品が山のように溢れていますが、その中でもREON POCKET 3は頭ひとつ抜けた存在として、オススメしたいです!(お値段もそれなりですが!)

なお、初代REON POCKETや、前機種のREON POCKET 2もまだ販売されています。安いからと言って、間違って購入しないようにしましょう。今回紹介したのは、REON POCKET 3です。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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