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正しい加湿器選びの基準とは?Dainichi Plus HD-RXT722 レビュー!メンテしやすい静音加湿器!3年保証が嬉しい!

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加湿器選びを間違えていたかも……

秋から冬へ季節が移り、気になってくるのが「空気の乾燥」です。お肌はカサカサ、くちびるは荒れ荒れになってしまいます。

11月にもなると、そろそろ加湿器の準備を進めなければ……と考えます。

当サイトでは、かつてcadoやバルミューダの加湿器をレビューしてきました。それぞれ、いいデザイン、いい性能を発揮してくれていましたが、実際に使ってみると、気になる点も出てきました。

その最たるものは「加湿性能、足りなくない……?」というそもそもの疑問です。

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加湿器選びは「正しい加湿量」を知ること

家電量販店の加湿器売り場に並ぶ製品には、決まってこの指標が書かれています。「プレハブ○○畳、木造○○畳」。マンションと戸建てでどの広さで選べばいいのか、という指標です。

しかし、この指標を信じて選んだcado製品も、バルミューダ製品も、冬場は最大能力で加湿していました。つまり、加湿性能と部屋の広さが合ってなかったのかも……?という懸念が沸いてきます。

そこでいろいろ調べた結果、Dainichi(ダイニチ工業株式会社/新潟)が公開している必要加湿量計算フォームにたどり着きました。

このフォームでは、加湿する部屋の広さと、天井の高さを入力することで、必要な加湿量を算出することができるのです。

そこで算出した加湿量によれば、わが家のリビングに必要な1時間あたりの加湿量(mL/h)は、682mL/hで、バルミューダ Rain(600mL/h)やcado(600mL/h)では微妙に足りていなかったのです。

どうりで常に最大パワーで加湿していたわけだし、アイドルタイムがなくずっと加湿していたわけです。そこで、今年は700mL/hクラスの加湿器を探すことにしました。

選ぶなら気化式?超音波式?主流はハイブリッド?加湿方式で選ぶ

加湿器売り場には、主に4種類の方式の加湿器が並んでいます。それぞれに特徴があるため、どれが正解というものはありません。初期投資を安くするならスチーム式、ランニングコストを考えるなら気化式や超音波式、いいとこ取りをしたハイブリッド式など、目的に応じて選びます。

詳しい解説は下記のまとめ記事にて。

わが家ではこれまで、超音波式、気化式を使ってきましたが、超音波式に関しては、白い粉が発生しやすいということもあり、避けようと思いました。

また、いずれの方式を選んでも直面するのが「メンテナンス」です。毎週のフィルターのお手入れ、シーズンごとの機器のお手入れ、意外とやらなければならないことがあります。これを怠ると、雑菌やニオイをばら撒く加湿器になってしまいます。

つまり、今シーズンの加湿器は、

  • 正しい加湿量で選ぶ
  • お手入れがしやすい
  • できればデザインがいい

という3点で選んでみました。

Dainichi Plus HD-RXT722をレビュー

今回購入したのはダイニチ工業株式会社(本社・新潟)のハイブリッド式の加湿器です。

Dainichiの加湿器は多くの製品がリリースされていますが、今回購入したHD-RXT722は、最上位のLXシリーズの一つ下のモデル。最上位のLXシリーズとの違いは、スマートリモコン対応とデザインの違いのみ。スマートリモコンは、以前のcadoやバルミューダで使用しなかったので、不要と判断しました。

ダイニチ工業株式会社は本社が新潟にある企業ということで、楽天ふるさと納税の新潟県新潟市の返礼品としても用意されているそうです。10万円で入手できるそうなので、ふるさと納税したいけど、返礼品で迷っている方は検討してみてはいかがでしょう。

というわけで、こちらがHD-RXT722。シンプルなスクエア状のデザインで、省スペース性に優れています。

上部には収納式のハンドルが付いているので、家の中での持ち運びもしやすいです。(ただ、満水時はタンクの方に重心が寄ってしまうので、バランスは悪いです)

操作系は上面に集中しています。基本的にはおまかせで大丈夫ですが、ターボ・おやすみ(静音)や、動作モードの設定も可能です。

ウォータータンクは右の半透明のボックスです。

指をひっかけられるようになっているため、楽に持ち上がります。なお、タンクの容量は6.3Lと、2Lペットボトル3本分以上の容量があります。水を満タンにするとそれなりの重さになるので、持ち運びには気をつけてください。

ウォータータンクは底面から給水するようになっています。上から注ぐ方式でないのは残念……。6.3Lの容量を持つタンクは、満水にするとかなり重いです。取り付け時に落とさないよう気をつけてください。タンクのフタの内側にはAg+抗菌アタッチメントEXが取り付けられています。

タンクを取り外して、下段のトレイを引き出します。

ブルーのギザギザのパーツは、抗菌気化フィルター。使っていくうちに水アカが付着します。放置すると固まって取れにくくなるので、クエン酸での洗浄が必要です。2週間に1回くらいの水洗い(1ヶ月に1回くらいはクエン酸使用)をしておけば、5シーズンは使えるようです。

今回選ぶ決め手になったのは、このカンタン取替えトレイカバーです。加湿器において重要な「メンテナンス性」に大きく関わります。なんと、このトレイカバーは1シーズンで捨てる交換式。水垢やぬめりが発生しやすいトレイは、トレイカバーをして、そのまま捨ててしまおうという分かりやすさです。

3枚入り1,650円なので、1シーズン500円ですね。これで清潔さが保てると考えれば安いもの。楽天市場にはダイニチの直営ショップがあります(リンクしています)。下記のH011509は、HD-RXT722と922で使えます。

HD-RXT722のスクエアなデザインは部屋になじむ

HD-RXT722で気に入ったのは、全体が直線で構成されたスクエアなデザインです。

出っ張りもカーブもないので、余計なスペースを取りません。(というのも、バルミューダのRainが場所を取っていたので……)

なお、いくらコンパクトだからと言っても、壁に密着させてはいけません。前後左右に30cm以上のスペースが必要です。

HD-RXT722の操作系は、ほぼおまかせ。

HD-RXT722の操作はシンプルながら分かりやすくできています。基本は、運転ボタンを押してONにして、加湿量(50%・60%・70%)を決めるだけ。

運転モードは標準のままでも事足りるはずですが、音が気になるときは「静音」、消費電力を抑えたい場合は「eco」、室温に応じて喉・肌を潤わせる「のど・肌」が選べます。

急速に加湿したい場合は「ターボ」を使いましょう。風量強めで、早く加湿します。

HD-RXT722の静粛性をチェック

加湿器で気になるのは動作音です。HD-RXT722がどの程度静かなのか、あるいはうるさいのか、計測してみます。

まず、この日のリビングの音は、だいたい35〜39デシベルあたり。

HD-RXT722をONにします。通常時の動作音は低い音で「ボーーーー」と空気を出しているような感じで、うるさくはないけど、部屋の隅で音を出しているのは分かる程度。機器の近くで測ると45デシベル前後の数字が出ます。

急速加湿のターボモードに設定すると、通常時よりも明らかに音は大きくなるものの、50デシベル前後とそれほど大きくはなりません。

逆におやすみモードに設定すると、ほぼ動作音が消えて、「本当に動いてる?」という状態にまで落ちます。40デシベル前後といったところ。寝るときに付けるには全く気にしなくていいレベル。

加湿性能は十分なので、それでいて、この静粛性を実現しているのは素晴らしいです。

吹き出し口は熱くならない

HD-RXT722の加湿方式はハイブリッド式で、急速加湿のときに温風気化式で動きますが、通常運転時は気化式で動きます。このため、吹き出し口から出てくるのはやや冷たい風です。お子さんがいる家庭でも安心です。

肝心の加湿性能に触れていませんでしたが、電源をオンにしてから、湿度はぐんぐん上がっていきました。最初にシミュレーションした加湿量がちゃんと合っていたのでしょう。余裕のある加湿性能を発揮しています。満足満足。

加湿器はメンテが命、どのくらいの頻度でお手入れが必要?

最初に書いたように、加湿器はこまめなお手入れが欠かせません。HD-RXT722では下記のようなお手入れが必要です。

頻度清掃部交換コスト(税込)
週に1回程度本体のゴミやホコリを拭き取る
吸気グリル(背面)のホコリを掃除機などで吸い取る
なし
お手入れサインが点滅したら抗菌気化フィルターの水洗い(重曹やクエン酸を使用することも)
トレイ仕切板の水洗い
なし
1シーズン(1年)ごとAg+抗菌アタッチメントEXの交換
カンタン取替えトレイカバーの交換
1,320円
1,650円(3枚)
5シーズン(5年)ごと抗菌気化フィルターの交換1,870円
汚れが落ちにくくなったら抗菌エアフィルターの交換880円

ホコリを取ったり、フィルターを洗ったりといった作業は、どの加湿器も同じですが、HD-RXT722の利点は1シーズンごとのトレイカバーの交換でしょう。取り替えて、古いカバーは捨てるだけなので、次のシーズンも安心して使い続けられます。

サプライ品は下記から買えます。楽天市場のリンクは、メーカー直営のダイニチWebShopです。

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ダイニチの3年保証は安心材料

家電品の多くが保証期間1年の設定になっていますが、ダイニチの加湿器は3年間の保証が付いています。

追加料金による延長保証に入らなくていいのは嬉しいポイントです。納品書やレシートなど購入を証明できるモノは一緒に取っておきましょう。

マニュアルはサイトからダウンロードできる、なんと2003年度分から

製品マニュアルをサイトで公開している企業は多いですが、過去のマニュアルをどこまで遡るかは、企業によってマチマチでした。そんな中、ダイニチでは2003年度に発売した製品のマニュアルまで公開してくれています。

こうした取り組み一つとっても、ダイニチが自社製品を使ってくれるユーザーを大切にしていることが分かります。

Dainichi Plus HD-RXT722のまとめ

部屋に必要な「加湿量」を把握し、加湿方式を選び、手入れしやすく、デザインのいいものを選ぶ。今シーズンの加湿器選びは大成功を確信しています。

Dainichi Plus HD-RXT722
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ターボモードでも50dBほどの静粛性
  • 1シーズンごとに取り替えるトレイカバーで清潔&安心
  • 1時間あたり700mLの豊富な加湿量
  • ターボ、静音、eco、のど・肌、と豊富な加湿モード
  • 6.3リットル入る、余裕あるタンク
  • 持ちやすいハンドル
  • シンプルでコンパクト、主張しすぎないスクエアなデザイン
デメリット
  • ハンドルを持ったときの重量バランスが良くない……
  • 水を入れる際のタンクが重くて手間
  • たまにタンク内の水が「ポチャッ」と音がする

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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