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Clubhouseユーザー必見!完全ワイヤレスイヤホン12機種のマイクはどこまで使えるか検証!モデレーターやスピーカーに推奨です。

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Clubhouseやってますか……?

招待制SNSで実名制、かつiOSアプリのみという状況にも関わらず、日本でも爆速で普及し始めた音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。

サービス自体は2020年に始まっていましたが、2021年1月末に日本の電話番号(国番号81)が登録可能になってから、日本でも広まり始めました。

Clubhouseの公式サイトは下記になります。

Clubhouse is a new type of social network based on voice—where people around the world come together to talk, listen and learn from each other in real-time.
Clubhouse: Drop-in audio chat

Clubhouseは、コメント不可を含むテキストコミュニケーション無し、という割り切った仕様で、音声に特化したSNSです。芸能人やYouTuberのみならず、企業の中の人や、漫画家、これまでYouTubeやインスタで表に出てこなかった方々までも次々と参加して、これまでになかったコミュニケーションが進んでいます。

これを書いている時点では、日本で始まって10日ほどですが、すでに無数のルームが活発に音声コミュニケーションを行なっており、各々のClubhouse方法論を確立しつつあります。これほどのスピードで進化するSNSは見たことがありません。

INDEX

Clubhouseで使える完全ワイヤレスイヤホンを探す

Clubhouseのルームの中で、ユーザーは次のいずれかの役割を担うことになります。

  1. オーディエンス(ルームで聴くだけの人)
  2. スピーカー(ルームの中で喋れる人)
  3. モデレーター(ルームの進行役・管理者)

今回の記事でターゲットにしているのは、このうち「スピーカー」と「モデレーター」、つまり、しゃべる役割のある方です。

Clubhouseでマイク品質が悪いと、聴いてる人はストレス?

Clubhouseで活動して気づいたのは、マイク品質の悪い人は意外といる、ということ。めったに喋らない人ならともかく、スピーカーやモデレーターの音質が悪いと、聴いている方も負担です。

これを解消する最善の手段は「マイク付きの有線イヤホン」を使うことです。テレワークをされている方はご存知でしょうが、安いものでもマイク付き有線イヤホンの品質はそこそこいいです。

とはいえ……今はワイヤレスイヤホンの時代。手持ちの完全ワイヤレスイヤホンが使えるなら、そのまま使いたいものです。そこで、完全ワイヤレスイヤホンのマイクはClubhouseで問題なく使えるのか検証してみます。

完全ワイヤレスイヤホン12機種のマイク品質をチェック

今回用意したのは、手持ちの完全ワイヤレスイヤホン12機種です。5,000円台で買えるものから、3万円台後半で買えるものまでさまざまです。

写真に写っているものは、以下の12種類です。(順不同)

  • EarFun Air Pro
  • Technics EAH-AZ70
  • Bose QuietComfort Earbuds
  • YAMAHA TW-E7A
  • B&O Beoplay E8 3rd Generation
  • NUARL N10 Pro
  • Apple AirPods Pro
  • Jabra Elite 85t
  • SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 2
  • Noble Audio Falcon Pro
  • SONY WF-1000XM3
  • Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

これらの完全ワイヤレスイヤホンを使って、実際のClubhouseのルームで参加者のみなさんに聞いてもらいました。上記では10機種と書いているんですが、最終的には12機種になりました。

まずは、自分でテストしてみる

Clubhouseのルームで聴いてもらう前に、自分でも事前にテストしてみました。

方法としては、iPhone標準の「ボイスメモ」アプリで録音して確認する、というシンプルなもの。評価は5段階(とても良い・良い・ふつう・悪い・とても悪い)、ポイントは「ノイズの有無」「音声がこもっていないか」という点です。
ボイスメモで録音→聴いてみたところ、下記のような結果になりました。

スクロールできます
製品評価内容
EarFun Air Pro良いノイズ少なめ、音声クリア、音はやや小さい
Technics EAH-AZ70W悪いノイズが入る、音声がこもる
Bose QuietComfort Earbuds悪いノイズが入る、音声ややこもり気味
YAMAHA TW-E7Aとても悪いノイズが多い、音声がひどくこもる
B&O E8 3rd Gen良いノイズ少なめ、音声クリア、音はやや小さい
NUARL N10 Pro悪いノイズが多い、音声がこもる
Apple AirPods Proとても良いノイズ少なめ、音声クリア
Jabra Elite 85tふつう音声にややこもりがある
SENNHEISER MTW 2ふつうノイズはあるものの、気になるほどではない
Noble Audio Falcon Proふつうノイズはあるものの、気になるほどではない
SONY WF-1000XM3ふつうややこもる
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro良いノイズ少なめ、音声クリア、音はやや小さい

YAMAHA TW-E7AとNUARL N10 Proの結果が明らかに悪かったのですが、Clubhouseのルームではどう聞こえるのでしょうか。

Clubhouseのルームで、みんなに聴いてもらった

進行の手順は下記のようにしました。

  1. 完全ワイヤレスイヤホンを接続する
  2. 製品名を明かさず、喋ってみて、感想を聞く
  3. 製品名を明かして、次の完全ワイヤレスイヤホンへ

聞いている皆さんは、メーカーも製品名も分からない状態で感想を言ってもらっています。

1機種目:EarFun Air Pro

今回紹介した製品の中では、唯一、1万円を切るリーズナブルな完全ワイヤレスイヤホンです。しかし、その価格に似合わず高性能なアクティブノイズキャンセリング性能と、高音質を誇る製品です。

このリーズナブルな製品をベンチマークとして聞いてもらっています。音質について聞いてみると「ふつうに聞こえます」「特にこもったようには聞こえません」という感想でした。これが5段階評価の「ふつう」です。

2機種目:Technics EAH-AZ70

テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン。美しい音を奏でる、完全ワイヤレスイヤホンの中でも、上位に位置する高音質のイヤホンです。

ただしマイクに関しては、のっけから「音が悪い!」という声。「サーっという音(ホワイトノイズ)がする」という意見もあり、全体的に評価は低めで「悪い」でした。

3機種目:BOSE QuietComfort EarBuds

BOSEが満を辞して投入したアクティブノイズキャンセリング対応の製品。完全ワイヤレスイヤホンの中でも随一のノイズキャンセリング性能を誇りますが、本体サイズ・充電ケースとも巨大でこのカテゴリの中で最大サイズでもあります。

マイクの音質について感想を聞いてみると、「シューっという音が聞こえる」「(音質は)悪い」ということでした。
テクニクス、BOSEと立て続けに「悪い」評価で先行きが不安になってきます。

4機種目:YAMAHA TW-E7A

延期に延期を重ねてようやく発売されたYAMAHAの最上位完全ワイヤレスイヤホンです。音が良いのはもちろんのこと、聴き疲れの少ないチューニングが施されています。ノイズキャンセリングやワイヤレス充電も備えています。

マイクの音質を聴いてもらうと「すごく悪い」「こもってる」「こもっててモゴモゴしてる」「トイレ(個室)で喋ってるよう」という散々な感想でした。

5機種目:B&O Beoplay E8 3rd Generation

続いては、B&OのBeoPlay E8 3rd Genです。発売当初から日本への入荷数が少ないという話を直営店で伺いました。(詳しくはレビュー記事から)

こちらは、第一声から「音いい」「今までで音が一番いい」「雑音もなくて違和感もない」「こもり感もない」と最もいい評価でした。

6機種目:NUARL N10 Pro

NUARLもアクティブノイズキャンセリングに対応した最上位機種を発売しています。

先ほどのBeoPlayから一転、「これはダメだ」「音がうるさい」「音が大きい」「急に太った人がきた感じ」「雑音もうるさい」「ボリュームが、ディスコでしゃべっているよう」と、YAMAHA TW-E7Aに匹敵する散々な感想でした。

7機種目:Apple AirPods Pro

発売から1年以上経ってもまだまだ売れ続けている、Apple純正の完全ワイヤレスイヤホンAirPods Pro。音質はいいと思っているのですが、果たして……

AirPods Proは「良いかな」「ふつうに聞こえている」「距離が近い」「聞きやすい」「電話っぽい」と好評価。BeoPlay E8 3rd Genほどではなかったようですが、問題なく使えるレベルにあるようです。

8機種目:Jabra Elite 85t

ソフトウェアで進化するJabraの完全ワイヤレスイヤホンです。ヘッドセットでも有名な企業なので、マイク品質も問題ないと思っていたのですが……

Jabra Elite 85tの感想は、「ふつう」「機械っぽい、金属っぽい」「聞きやすいけど、好きじゃない」「ずーとしゃべっていると、嫌いになりそう」「オペレーターとしゃべっているようで、冷たく聞こえる」という、音質はいいのに、音の方向性について感想が出るというまさかの展開に。

9機種目:SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 2

ゼンハイザーのハイエンド完全ワイヤレスイヤホン。Jabra同様、高品質なヘッドセットを作っている企業なので、マイクにも期待がかかりましたが……

ゼンハイザー MTW2の感想は、「雑音が甲高い(これはトランスペアレントモードを切ると消えたそうです)」「声がくぐもっている」「悪くない」「声の良さが出ている」「丸みがある」と、人によって評価が分かれるようでした。

10機種目:Noble Audio Falcon Pro

Falconシリーズのフラッグシップモデル。

音質はとても良いイヤホンなのですが、マイク性能は相反するようで、Falcon Proの感想は「(音質は)好きじゃない」「ラップされたような聞こえ方」「ソーシャルディスタンス取られてるみたい」「お店の厨房から聞こえてくるよう」「声が遠い」「悪い」「広いところから聞こえてる」と、みんなが口を揃えて「声が遠い」ということを言っていました。

11機種目:SONY WF-1000XM3

今回揃えた製品の中では最も古参になる完全ワイヤレスイヤホン。最近は、THE FIRST TAKEコラボのLiSA × UruのCMでも宣伝されています。

感想は、「音はいいけど、個人的には好きじゃない」「エフェクト感がある」「リバーブを感じる」「ラジオの加工感がある」のほか、「THE FIRST TAKE(ブース)で聴いてるような」という意見も飛び出しました。ある意味、正解です。

12機種目:Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

先日発売されたばかりのSoundcoreの新製品です。Soundcore製品としては初めてのアクティブノイズキャンセリングを搭載してます。

感想は、「雑音がない」「音がきれい」「無菌室でしゃべっているみたい」と、音の良さというよりもバックグラウンドノイズの無さに驚かれていました。

おまけ:AirPods Max

ついでに、Apple初のヘッドホンであるAirPods Maxでも聞いてもらいました。

感想を聞くと「音自体は良くもなく、悪くない」「聞きやすい」「ふつうに聞こえる」と、AirPods Proと似たような意見が聞かれました。

まとめ

今回Clubhouseのルームで聞いてもらったところ、下記の完全ワイヤレスイヤホンの評価が高かったようです。

  • EarFun Air Pro
  • B&O Beoplay E8 3rd Generation
  • Apple AirPods Pro
  • Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

意外なことに、マイク性能は価格を反映していませんでした。そもそも完全ワイヤレスイヤホンは音楽観賞用として作られているので、マイク性能向上への取り組みは各社でスタンスが異なるのでしょう。

Clubhouseでトーク中に書き留めた内容と、事前テストの結果と照らし合わせてみると、印象は大きくは変わらないようでした。もし、お使いの完全ワイヤレスイヤホンでClubhouseのトークに参加する場合は、一度ボイスメモで録音して確認してみるといいでしょう。

本記事で紹介した製品のほか、50種類以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしています。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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