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Jabra Elite 85t レビュー/AirPods Proの対抗馬はコレだ!前機種の75tとも比較してみます

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2020年の完全ワイヤレスイヤホンはJabraに驚かされた

2020年は完全ワイヤレスイヤホンの競争が激しかった一年でした。アクティブノイズキャンセリング機能の搭載ががそれを促進させたと言っても過言じゃないです。

そんな一年の中で、最も印象に残ったメーカーといえば……Jabraです。

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Jabraが完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップを更新

2020年、JabraはElite 75tのQiワイヤレス充電版をリリースしました。その後、10月にはソフトウェアアップデートでアクティブノイズキャンセリングにも対応するという、Jabraの技術力を見せつけられた一年でした。

そんなJabraが年の瀬に投入してきたのが、フラッグシップの「Jabra Elite 85t」です。

それでは早速見ていきましょう。

Jabra Elite 85tをレビュー

Jabra Elite 85tのパッケージを手に取って感じたのは「(75tより)コンパクトになった!」ということ。

手に持つとこれくらいのサイズ感です。

前機種のJabra Elite 75t(写真左)と比較してもこの通り。デザインコンセプトも変わっているようで、主張は控えめ、高級感があります。

パッケージ背面には特徴が並んでいますが、最大の特徴はアクティブノイズキャンセリングとヒアスルー機能でしょう。

パッケージを開ける際には、側面のシールを剥がして、内箱を引き出します。

このパッケージングは、ワイヤレスヘッドセットのJabra Evolve2 65と同じ手法ですね。

内箱の見開きには、Jabraからのメッセージが書かれています。

左側に書かれたメッセージは下記の通り。Jabraブランドを持つGNオーディオは北欧・デンマークの企業です。環境保護先進国の取り組みがよく分かります。

OUR COMMITMENT TO SUSTAINABILITY.
THIS SUSTAINABLE PACKAGING IS 100% RECYCLEABLE.
THOUGHTFULLY CRAFTED FROM FSC CERTIFIED MATERIALS WITH THE USE OF SOY-BASED INKS.
(訳文:持続可能性への私たちのコミットメント。この持続可能な包装は100%リサイクル可能です。ソイベースのインクの使用とFSCの認証を受けた材料から熟考して作られた。)

※上記の訳文はDeeL翻訳を使用しています。

Jabra Elite 85tのレビューに戻りましょう。

内容物としては、Jabra Elite 85tと充電ケース、イヤーピース、USBケーブル、保証・サポート規定と、最低限の付属品です。

ユーザーマニュアルは冊子ではなく、内箱にシートとして挟まっていました。

といっても初期設定のみ。極めて簡素化されています。

Jabra Elite 85tは、前機種75t譲りのコンパクトさ

充電ケースを取り出してみました。Jabra Elite 75tを使っていたので、ほとんど変わりがないようなコンパクトさです。(実際には75tより少し大きいです)

底面には、Qiのロゴがあり、ワイヤレス充電可能なケースであることが示されています。

背面にはUSB-Cポートがあり、有線での充電も可能です。

Jabra Elite 75tのワイヤレス充電対応ケースと違うのは、充電状況を示すLEDが前面にあること。充電中であることが一目で分かるようになっています。

充電ケースを開けると、75tとデザイン的には変わらないながら、厚みを増した85tが見えます。

取り出してみたときの第一印象は「75tに比べて厚くなった」ということ。アクティブノイズキャンセリングとヒアスルーに対応したので、内部構造も大きく変わったのでしょう。

それでは、イヤホンを詳しく見ていきましょう。

他社製イヤーピース不可?Jabra Elite 85tの独自形状ノズル

Elite 85tは、75tが分厚くなったようなサイズ感です。

Elite 75tと似た85tですが、決定的に異なるのがノズルの形状です。正円ではなく楕円形状になっていました。

イヤーピースを取り外してみました。完全ワイヤレスイヤホン向けの他社製イヤーピースは使えそうにありません。

この楕円形状は、Bose QuietComfort Earbudsでも採用されていました。

今後、楕円形状のノズルが流行るのでしょうか?

Jabra Elite 85t専用のCOMPLYイヤーピースが登場!

Jabra Elite 85tは楕円形のノズルのため、他社製イヤーピースが使えない状態でしたが、COMPLYから専用のイヤーピースが登場しました。

レビュー記事はこちらからどうぞ。

Jabra Elite 85tを実際に装着してみた

Jabra Elite 85tを装着してみました。前機種の75tは、耳の中に埋め込まれたかのような装着感でしたが、85tは厚みがある分、ほどよい装着感になります。

Elite 75tに比べると厚みは出たものの、一般的な完全ワイヤレスイヤホンとしては十分にコンパクトです。

Elite 75tとの比較ばかり語ってしまったので、ここで実際に75tと比較してみましょう。

Jabra Elite 85tと75tを比較してみる……どっちがいい?

Jabra Elite 75t(写真左)と、Elite 85t(写真右)を比較してみましょう。充電ケースは、85tがやや大きめ。

Jabra Elite 75tのレビューは下記からどうぞ。

上から見たところ、Elite 85t(写真右)は、やや厚みが増しています。

Jabra Elite 75tの充電ケース込みの重さは、48.0g。

Jabra Elite 85tは約10g増えて、57.8gとなります。

それでは、イヤホン本体も比較してみましょう。

Jabra Elite 75t(写真左)は耳に埋没してしまいそうな小ささですが、85tはハウジングのブラックパーツに厚みが増していることが分かります。

それぞれ片側の重さを計ってみると、Jabra Elite 75tは5.9g。

一方、Jabra Elite 85tは7.1gと、その差はわずかに1.2gです。85tは大型化した印象があったものの、重さで比較すると見た目ほどの差は無いようです。

Jabra Elite 75tはソフトウェアアップデートでアクティブノイズキャンセリングに対応しました。アプリで見ると、アクティブノイズキャンセリングとヒアスルーとオフを切り替えるようになっています。

一方、85tはアクティブノイズキャンセリングのレベルを5段階で調整できるようになっています。

実際にJabra Elite 75tと85tのアクティブノイズキャンセリングを比較してみましたが、75tの効きはよかったものの、85tのレベルでいうと上記画像で左から1番目か2番目といったところでした。

音楽を気持ちよく聞く程度にノイズキャンセリングしたいなら75tでも良さそうですが、AirPods ProやBOSE QC Budsなみのアクティブノイズキャンセリングが欲しいなら間違いなく85tを選ぶべきです。

iPhoneとペアリングして聴いてみた

Jabra Elite 85tをiPhone 12 Pro MaxとペアリングしてApple Musicの音源を聴いてみました。ファーストインプレッションは「うわっ!迫力がある!」です。

これはもうJabraの音と言えるのが、低音域の押し出しの強さ。ノーマル状態でバスブーストされているような、低音の圧がすごいです。75tでも同様の印象はありましたが、85tはハウジングが大きくなった分、より安定感が出たのかもしれません。

音の情報量が多いのもJabra Elite 85tの特徴でしょう。音に良質な厚みがあり、音質は、完全ワイヤレスイヤホンとしても間違いなく上位機種です。低音に好みが分かれるところでしょうか。

ノイズキャンセリングとヒアスルーの実力は?

先ほどJabra Elite 75tとの比較にあったように、85tには5段階のアクティブノイズキャンセリング設定が可能です。85tの設定を最大にして電車に乗ってみたところ、AirPods ProやBOSE QC Budsに匹敵する性能が出ていると感じました。

外の音を聴けるヒアスルー機能も、イヤホンをつけていないかのようにスムーズに聴こえて、ハイエンドとして遜色のない機能に仕上がっていました。

ソフトウェアアップデートで進化するJabraの完全ワイヤレス

Jabraの完全ワイヤレスイヤホンは、ソフトウェアアップデートで機能追加が行われます。

通常の完全ワイヤレスイヤホンと違うのは、ケースに入れた状態でアップデートしてくれること。

イヤホンを出したままアップデートを促される他社イヤホンに比べると、圧倒的に楽です。

イヤーピースがフィットしてない?アプリでチェックできる「MyFit」

ノイズキャンセリングと、ヒアスルーの効きが微妙に甘いな、と思ったらアプリ側でイヤーピースのフィット具合をチェックしてくれます。(ソフトウェアアップデートで追加されます)

耳に装着したまま、チェックが進みます。すぐ終わるのでじっとしておきましょう。

そうすると、イヤホンの調整か、イヤーピースのサイズを変えるよう促されました。(このときは微妙に合っていないなと感じていました)

イヤーピースのサイズを1つ上に変更したところ、バッチリでした。

Apple Watch用のアプリもあるよ

これは85tに限らないのですが、Apple Watch用のアプリが用意されていて、サウンドモードの切り替えが可能になっています。

電車に座っている時など、イヤホンを触りづらいシチュエーションではApple Watchでの操作が楽です。

買いどきが難しい?Jabraの完全ワイヤレスイヤホン販売戦略

Jabraの完全ワイヤレスイヤホンにはハズレがありませんが、問題なのは買いどきです。新モデルが出ても、しばらく前モデルも併売されるのです。

現在はElite 85tが最上位機種で、中位に75t、(店頭在庫のみのようですが)エントリーモデルに65tがあります。ただ、以前は75tや65tも最上位機種でした。つまり、iPhoneのように、かつてのハイエンドモデルがローエンドまで落ちていくのです。

Elite 85tは高性能ですが、アクティブノイズキャンセリングとヒアスルーを重視しないなら75tも十分な性能があります。Elite 95t(仮)まで待って、安くなった85tを買うのもアリではないでしょうか。

まとめ

AirPods ProやBOSE QC Budsに比肩する性能を持つJabra Elite 85tですが、最大の魅力は、音質でもアクティブノイズキャンセリングでもなく、ソフトウェアで進化していくことにあります。

AirPods Proとはまた違う進化を辿るJabraの完全ワイヤレスイヤホン、オススメです!
Jabra Elite 85tは、チタニウムブラック、ブラック、グレー、コッパーブラック、ゴールドベージュの5色が販売されています。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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