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ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 レビュー/2世代目の完全ワイヤレスも抜群!変える必要のない完成度!

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完全ワイヤレスイヤホンの名機・MOMENTUM True Wireless

これまで完全ワイヤレスイヤホンを数々購入・レビューしてきましたが、その中で「あのイヤホンは良かった」と言えるものがいくつかあります。その一つがゼンハイザーのMOMENTUM True Wirelessです。

デザイン、音質、アプリ、いずれをとっても一級品で、価格以上の価値を感じさせてくれた一品でした。そして、そのMOMENTUM True Wirelessに後継機が登場しました。

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ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2登場!

MOMENTUM True Wirelessの後継機はそのまま「2」として登場しました。これはもう買うしかないでしょう。

先代は1色のみでしたが、今回からブラックとホワイトの2カラーが登場しています。今回はブラックを購入してみました。

ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2をレビュー

パッケージデザインは先代を踏襲しつつ、レイアウトやアイコンが変わっています。

側面には、生活防水であることを表す「IPX4」や、コーデックのAACやaptXの表示があります。ただ、前機種にあって、今機種にはない表示が1つだけあります。それは「aptX Low Latency」。ゼンハイザーでは定番だった低遅延コーデックは対応しないようです。

蓋身式のパッケージを開封すると、中からMOMENTUM True Wireless 2と充電ケースが現れます。マニュアルも合わせてロゴの向きが揃いまくっています。

内容物としては、マニュアル類、充電ケース、MOMENTUM True Wireless 2本体、交換用イヤーピース、USBケーブルとなっています。

交換式のイヤーピースは、もともとイヤホンに取り付けてあるものを含め、全4セット。クリアなパッケージに収められています。(先代は1セットずつビニールに入っていました)

まずは、充電ケースから見ていきましょう。

MOMENTUM True Wireless 2の充電ケースをチェック

今回購入したのはブラックですが、ケース全体のカラーリングはダークグレーといったところ。ファブリック素材は先代譲りです。

背面には、給電用のUSB Type-Cポート(以下USB-C)があります。この作りもほぼ先代を踏襲しています。

付属のUSBケーブルはもちろんUSB-Cです。ケーブルのコネクタにはゼンハイザーのロゴが入っています。

続いてイヤホン本体をチェックしていきましょう。

MOMENTUM True Wireless 2のイヤホンをチェック

MOMENTUM True Wireless 2の左右ユニットは、先代と同様にタッチセンサーによるコントロールが可能になっています。

タッチセンサー部のヘアライン加工は、まさに高級品の証。左ユニットにはマイク穴がなく、美しいデザインを堪能できます。

イヤホンの重量を測ってみると、左右合わせて12.4g。先代は片耳だけで7.1gあったので、10%以上軽量化されていることになります。

今回のMOMENTUM True Wireless 2から搭載された新機能が、アクティブノイズキャンセリング(ANC)です。左右のユニットには、ANCのためのマイク穴が開いています。

左右ユニットの内側には、先代同様の充電端子に加え、装着検知のためのセンサーもあります。

先代に比べて、細かく改善が行われていることが分かりました。実際に装着してみましょう。

MOMENTUM True Wireless 2を実際に装着してみた

装着感はよく、頭を振っても落ちないどころか、緩んだりすることもありません。抜群の装着感です。

耳からの出っ張りはやや大きめ。目立つほどではありません。

先代よりも薄型化、軽量化されているためか、長時間リスニングしていても疲れることが少なく、よりフィットするようになりました。

充電ケースとイヤホンは、相変わらず高い完成度

触っていても、撮っていても、先代との違いがカラーリング程度しかわかりません。もちろん、細かく改善はされているのですが、見た目の差はわずかです。

左右のユニットを充電ケースに収める際のスムーズさ、そして、カチャッと音を立てて充電が始まる確実さ、「変える必要がない」完成度の高さを示しています。

そして、イヤホンを収納した際の充電ケースの重さは70.2g。前機種は72.0gだったので、わずかに軽量化されています。

ただし、バッテリー持ちを考えると、大幅に改善されています。
先代は合計12時間(イヤホン4時間+ケース8時間)、MOMENTUM True Wireless 2は合計28時間(イヤホン7時間+ケース21時間)と2倍以上のバッテリー持ちを実現しています。1日2時間使用でも、2週間以上持つ計算です。

Smart Controlアプリも変わらずの完成度

MOMENTUM True Wireless 2のカスタマイズは、スマホアプリの「Smart Control」を使用します。

外音取り込みのトランスペアレント ヒアリングやノイズキャンセリングもここから設定可能です。
イコライザーも直感的な操作で調整が可能、この使いやすさは変わらずです。

左右ユニットのタッチコントロールの内容は、アプリ内でも確認できます。Smart Controlアプリでは、これをさらにカスタマイズも可能です。初期状態では、左ユニットに音楽操作、右ユニットに機能系の操作が割り当てられています。

タッチセンサーのカスタマイズもアイコンを多用した分かりやすいもの。最初からカスタマイズするよりも、しばらく純正のプリセットを使ってみて、操作しにくいと感じる部分を変更するのがオススメです。

ところで、完全ワイヤレスイヤホンでタッチセンサーを搭載している機種は多いですが、タッチコントロールは「何回押したか」の判定がシビアで、「2回押したはずが1回しか認識されず、別の操作になってしまう」ことがあります。

MOMENTUM True Wireless 2は、タッチセンサーを押すごとに音程が上がっていくので「何回押したか」が直感的に分かりやすくなっています。音による判定は分かりやすくて、ついつい使ってしまうほどに、よく出来ています。

iPhoneとMOMENTUM True Wireless 2をペアリングして聴いてみた

それでは、iPhoneとペアリングして、Apple MusicやAmazon Music HDの音源を聴いてみましょう。

音質の第一印象は「豊か」。ゼンハイザーらしい解像感の高さ、音場の広さに加え、低音域から高音域まで厚みある音を放ちます。ジャズや映画サントラから、ボーカル中心の楽曲まで、先代では弱かった音楽も受け止められるポテンシャルの高さがMOMENTUM True Wireless 2の醍醐味でしょう。

一方で、高音域の天井を感じることもあり、楽曲によってはイコライザーでの調整が必要に感じるシーンもあります。私はふだん、トレブルを高めにして聴いています。(前述のSmart Controlアプリのイコライザー画面の位置です)

MOMENTUM True Wireless 2のいいところと惜しいところ

MOMENTUM True Wireless 2は先代に続いて、素晴らしい完全ワイヤレスイヤホンです。
ただ、先代が登場した当時(2018年12月)に比べると、ライバル各社からも優秀な完全ワイヤレスイヤホンが登場しており、それらを通して、優れているところ、足りないところが見えてきました。3ヶ月ほど使ってみての感想を書いてみます。

MOMENTUM True Wireless 2のいいところ

  • 装着検知が優秀で、外してオフ、付けてオン、が遅滞なく動く。
  • 装着感がよく、耳になじむ。
  • とにかく音質が素晴らしい。
  • ノイズキャンセリングが優秀、音楽を聴く分にはなんの問題もなし。
  • バッテリーの持ちが優秀。先代は頻繁に充電していた印象があるが、全く心配いらない。
  • 接続性が優秀で、電車でも途切れたりすることがほとんどない。

MOMENTUM True Wireless 2の惜しいところ

  • この価格でQiワイヤレス充電が付いていないのは……。
  • 装着感がいい反面、耳から取り出しにくく、滑って落としそう。
  • トランペアレントヒアリング(外音取り込み)が弱く、AirPods Proに及ばない。

 
いいところのほうが圧倒的に多いですね。

イヤーピースを他社製品に交換してみた

さて、音質のアップや装着感のアップを目的として、各社からさまざまな交換用イヤーピースが登場しています。手持ちのイヤーピースが装着できるのか・充電ケースにそのまま収まるのか、検証してみます。

まずは定番の「COMPLY TRUEGRIP TG-200」。こちらは装着・収納ともに問題なし。

続いて、COMPLYよりも低価格な「Dekoni Audio BULLETZ TWS」。こちらも装着・収納ともに問題なし。

さらに「AZLA SednaEarfit Short」も装着・収納ともに問題なし。

最後に、医療用シリコンを使用した「SpinFit CP360」も装着・収納ともに問題なし。

というわけで、完全ワイヤレスイヤホン用として発売されている4種類はいずれも問題なく使用することができました。

まとめ

見た目の変化はわずか、しかし内部は着実な進化を遂げています。先代の完成度も高かったですが、その弱点を確実に潰し、満足度の高い完全ワイヤレスイヤホンとして仕上がっていました。3ヶ月ほど使っても、欠点らしい欠点は見えてきません。

音質だけで評価すると、audio-technicaのATH-ANC300TWやTechnicsのEAH-AZ70など強敵がいますが、使いやすいデザイン・日常的な使い勝手・アプリの完成度といったトータルバランスまで考慮すると、MOMENTUM True Wireless 2のライバルはほとんどいないように思えます。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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