EarFun Air Pro レビュー/ANC搭載のリーズナブルな完全ワイヤレスイヤホン……このノイキャン、スゴいかも……

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EarFunの完全ワイヤレスイヤホン、三たび。

EarFun製品といえば、当サイトでも過去に2製品紹介してきましたが、その価格からは考えられないほど高音質な完全ワイヤレスイヤホンでした。
https://www.makkyon.com/2020/01/06/earfun-free/
https://www.makkyon.com/2020/09/30/earfun-air-tw200/
そして今回、またお声がけいただいてレビューしてみたのですが……

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EarFunにANC搭載完全ワイヤレスイヤホン、現る

今回レビューするEarFun Air Proは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。この価格で……?さて、その実力はどんなものでしょうか……

※本レビューにあたって、製品サンプルをご提供いただきました。

EarFun Air Proをレビュー

こちらがEarFun Air Proのパッケージ。イエローのキーカラーは、これまでの製品と共通ですね。

剥がす前のビニールにはこのような注意喚起のシールが貼ってありました。「初めての利用には、充電ケースで30秒以上の充電が必要」なのだそうです。

パッケージ左下にはEarFun Air Proの特徴がアイコン化されています。32時間以上の再生時間、アクティブノイズキャンセリング、4つのマイク、IPX5の防水性能、となっています。注目はやはりアクティブノイズキャンセリングでしょう。
パッケージを開くと、見開きにペアリング方法について図解があります。

内容物は、ユーザーマニュアル、EarFun Air Pro本体と充電ケース、USB充電ケーブルに交換用イヤーピースとなっています。

こちらがEarFun Air Proの充電ケース。磨かれた石のような、角の取れた形状をしています。不思議と手のひらでホールドしやすいデザインです。

充電ケースの背面には充電用のUSB-Cポートがあります。なお、今回はQiワイヤレス充電には対応していません。(前機種のEarFun Air TW200では対応していたんですが……)

充電ケースのフタを開けて、EarFun Air Proとご対面です。充電ケースとイヤホンはマグネットで吸着するので、適当に入れてもカチャッと音を立てて収まってくれます。

EarFun Air Pro込みの充電ケースの重量は53.4g。AirPods Proよりやや軽量です。

EarFun Air Proのイヤフォン単体での重さは左右で12.4gと重すぎず軽すぎず、といったところ。

こちらがEarFun Air Proの本体になります。形状としてはスティック型ですが、イヤホン部分もそれなりに大きくできています。

EarFun Air Pro本体の内側には、充電用の端子が見えます。

外側のスティック型の部分には、大きめに開いたマイクが2つ仕込まれています。このプレート部分は、操作用のセンサーも兼ねています。

このマイク性能がアクティブノイズキャンセリングの効果に関わるわけですが、このマイクの大きさは期待できそうです。

EarFun Air Proを実際に装着してみた

EarFun Air Proを装着してみました。丸いイヤホン部分が耳の中にすっぽり収まるので、装着性はよく、安定しています。

耳からの出っ張りは少なく、スティック部分だけが見えている形です。

装着感は問題ありません。それでは、いよいよiPhoneとペアリングして聴いてみることにします。

iPhone 12 Pro Maxとペアリングして聴いてみた

iPhone 12 Pro Maxとペアリングします。EarFun Air ProはSBCとAACコーデックに対応しており、iPhoneとはAACで接続されます。
充電ケースを開けるとペアリングを始めるので、イヤホンを耳に入れるとすぐに再生が始まります。この反応の良さは、気持ちよさすら感じるレベルです。装着検知も優秀で、イヤホンを外すとすぐに音楽が止まります。
Apple Musicのダウンロード音源で聴いてみたところ、音質はクリアで、音の分離感があり、高音から低音までフラットに鳴ってくれます。10mmもの大口径ドライバーの性能をしっかりと活かしており、これまでのEarFun製品同様に、高音質を実現しています。
しかし、音質の良さはある程度想定内でした。すさまじいのはアクティブノイズキャンセリングの性能です。

抜群の性能を誇る、EarFun Air Proのアクティブノイズキャンセリング

EarFun Air Proを装着した瞬間に、周囲の音が消えました。想像していたよりもノイズキャンセリングが効いたため、慌ててAirPods Proを装着して、比較したほど。
AirPods Proと聴き比べてみれば、明らかな差はあるものの、価格ほどの差ではありません。1万円未満の完全ワイヤレスイヤホンとしては、抜群のANC性能と言えるでしょう。
外音取り込みはいかにもマイクで取り込んだようなノイズがあるものの、その目的を考えれば十分な性能です(AirPods Proが異常すぎるのです)。
なお、EarFun Air Proはコンパニオンアプリがないので、ノイズキャンセリングの切り替えは左耳のイヤホンを3回タップすることで「ノイズリダクションオン(ANC)→アンビエントサウンド(外音取り込み)→ノーマルモード」と切り替わります。

EarFun Air Proを使うメリットは「動作の確実さ・機敏さ」

高音質で、ノイズキャンセリングの効きも抜群なEarFun Air Proですが、しばらく使ってみて感じるのは「使い続けて心地よい」ということ。これは、EarFun Air Proがキビキビ動いてくれることに由来します。
充電ケースを開けるとペアリングされ、イヤホンを耳に入れると音楽が始まり、ANCがオンになります。イヤホンを外すと音楽は止まり、再度装着すると再生が始まります。
プレートを素早くタップしてもしっかり反応しますし、一つ一つの動作が、確実に、機敏に行われるのです。タッチセンサーだけでなく、加速度センサーも使って誤動作を防止するようで、この確実さの正体が分かって納得しました。
こちらの期待した動作を確実に実施してくれる、ユーザービリティとして最高です。

まとめ

価格以上の性能を持ちながら、使い勝手の良さまで備える完全ワイヤレスイヤホンEarFun Air Pro。1万円未満の完全ワイヤレスイヤホンは玉石混交ですが、その中でも至極の出来だと言えます。完全ワイヤレスイヤホンにコスパを求める人なら間違いなくオススメです。

個人的にはQiワイヤレス充電があれば完璧だったと思うのですが、この価格では望みすぎでしょうか……。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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