Prime感謝祭は10/14(土)0:00〜10/15(日)23:59まで

AUKEY PowerStudio PS-RE03 レビュー/ポータブル電源でテレワークしたら何時間もつ?気になって検証したところ……?

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

当ページのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています。

私たちの生活には、様々なリスクが潜んでいますよね……

私たちが生活をしていく上で、様々なリスクが潜んでいます。例えば健康に関するリスク。病気や事故で身体を壊して、働けなくなったり金銭的に困ったりします。他にも災害に対するリスク。家に浸水したり、火事や地震で倒壊したりすると住む場所に困ります。
そして、私が恐れるリスクがもう一つあります。それは電源に関するリスクです。2011年の東日本大震災で計画停電を経験しましたが、私たちは電気なしでは生活が成り立たないことを実感しました。

INDEX

ポータブル電源について考える

計画停電のような事態はなかなか遭遇しませんが、大きな台風や地震が発生すると、乾電池を使った充電器やモバイルバッテリーなどの需要が上がりますが、考えることは皆同じ。欲しいときに商品は売り切れていたりします。
私たちは、ふだんからこういった事態に備えておく必要があります。そして、最近注目を浴びているのが「ポータブル電源」です。モバイルバッテリーよりもはるかに大容量のバッテリーを備え、コンセントが使える、まさに「電源」です。
今回紹介するのは、Makuakeに登場したポータブル電源「PowerStudio」。モバイルバッテリーやUSB充電器を多くリリースしているAUKEY製です。本製品は、とある点で他社製のポータブル電源にない、画期的な特徴を持っているのですが……

AUKEY PowerStudioをレビュー

今回お貸出しいただいたのは、メディア用のサンプル品なので、実際の製品とは異なりますが、パッケージの大きさを実感していただくために、iPhone 11 Pro Max(写真右)と並べています。

内容物は、ガジェットポーチ、AC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、そしてPowerStudio本体です。

ガジェットポーチは2方向が開くため、大きいものも入れやすくなっています。付属品のAC充電ケーブルもシガーソケット充電ケーブルもまとめて入れることができます。

そして、こちらがPowerStudio 300 Portable Power Station本体です。丸っこいボディは可愛げを感じさせます。今回レビューしたのは「クラシック・グレー」というカラーですが、もっとポップな「レトロ・ブルー」というカラーバリエーションも存在します。

持ち運びの際には、このレザーベルトで持ち上げることができます。

背面を見ると、まるでオーディオアンプのようなデザインになっています。

このフォルムがいかに画期的かというと、他社製品を見ていただければ一目瞭然です。
こちらは、世界初のリチウムポータブル電源を開発したJackery社(JVCと提携)のポータブル電源。

そして、こちらがAnker製のポータブル電源です。

いずれも質実剛健な見た目ですが、いかにも工業製品という見た目なので、インテリアとして置くには、目立ちすぎる風貌です。この点において、PowerStudioは抜群のデザイン性を誇っていると言えます。

AUKEY PowerStudioの豊富なポート群+α

PowerStudioはポータブル電源を名乗るだけあって、ポート類は豊富に揃っています。まず、日本で一般的な2pinのコンセントが2口あります。これを使うには、左側のボタンを押すだけ。

そして、USBポートも豊富です。100W入出力対応のUSB-Cポートが1基、5V 2.4Aの急速充電が可能なUSB-Aポートが2基、QuickCharge 3.0に対応したUSB-Aポートが2基あります。別途USB充電器を用意する必要はないでしょう。

それから、シガーソケットを使うようなDC出力にも対応しています。(右側には付属のシガーソケット充電ケーブルを入力するための、DC入力ポートが見えます)

それから、非常時やキャンプのときに便利なLEDライトも備えています。こちらはLightボタンを押すだけ。

日中でもまばゆい光を放つので、夜間や停電時にも十分に役立ってくれるでしょう。
それから正面左上にあるのがステータスパネルです。バッテリーの残容量を確認したり、入出力の状況をリアルタイムに知ることができます。

また、現在の出力状況もここに表示されます。このときは、AC出力とUSB出力がONになっていました。

操作方法は各出力ポートと一緒に備えられているボタンを押すだけ。必要な出力だけをONにできるので、余計な待機電力は発生しません。

何かに似ているなと思ったら、あのスピーカーに似ていた

ところで、ここで少しだけ脱線しますと、このPowerStudioのシルエットを見たときに、家にあるあのスピーカーと似ていると思って引っ張り出して、並べてみました。

こちら、Lofree Poison ワイヤレススピーカーで、クラウドファンディングで入手したものです。(日本ではフリーウェイ株式会社の取り扱いです)
https://www.makkyon.com/2017/11/26/lofree-poison-speaker/
横から見ても、ベルトの使い方がよく似ています。

このLofree Poison ワイヤレススピーカーもインテリアになじむものでしたから、PowerStudioがインテリアとして馴染まないはずがありません。

PowerStudioのようなスピーカーがあっても良さそう。

Aukey PowerStationは、ACアダプターで充電する

さて、サンプル品をお借りした直後は、バッテリーが55%の状態でした。このあとの検証のために一旦満充電にしておく必要があります。付属のAC充電ケーブルで充電を開始しました。

ポータブル電源であるPowerStudioは297Whという容量を持つので、100Wの充電でもそこそこ時間がかかります。55%から100%に至るまでの経過時間は3時間25分でした。

経過時間 残量
0:00 55%
1:00 69%
2:00 84%
3:00 99%
3:25 100%

今回は55%からスタートしたので、もし0%からスタートするなら、単純計算で6時間以上かかることになります。バッテリーの容量が多いぶん、時間がかかりますね。

ポータブル電源でテレワークできるか?AUKEY PowerStationで検証!

さて、ポータブル電源としてのPowerStudioをレビューするわけですが、たくさんのデバイスを繋いで全部充電できちゃうよ、なんていう様子は他のレビュアーさんにお任せして、私は私の気になるところをレビューしていきます。
それは、このPowerStudioでいつもの在宅ワーク(テレワーク)をこなせるのか?ということ。例えば不意の停電や局地的な災害で、電源が断たれた場合、何時間くらいPowerStudioで仕事できるのか検証します。

今回の検証にあたっての接続図は下の通りです。PowerStudioに電源タップを繋ぎ、そこにバッテリー充電済みのMacBook ProをACアダプタで接続、ディスプレイはUSB PDを使わず電源だけを供給してもらいます。

使用したディスプレイと電源タップは下記のものです。ディスプレイはEIZOの31.5インチ4KディスプレイEV3285、電源タップはMerossのスマートタップです。
https://www.makkyon.com/2020/09/20/eizo-flexscan-ev3285/
https://www.makkyon.com/2020/10/05/smart-surge-protector/

家庭用コンセントに繋ぐことを前提にしたPC用ディスプレイを使うには、ポータブル電源のAC出力が「正弦波」に対応している必要があります。PowerStudioは「完全正弦波出力」を保証していますので大丈夫ですが、他社製品では対応していないものがあります。気をつけてください。

検証した日は2時間程度のウェブ会議があり、カメラで映しつつ画面共有していたので、かなり負荷が高かったようです。実際の結果は下記の通り。

経過時間 残量 直前の作業
0:00 100% (テレワーク開始)
0:15 90% ウェブ会議
0:30 84% ウェブ会議
0:45 75% ウェブ会議
1:00 69% ウェブ会議
1:15 64% ドキュメント作成
1:30 59% ウェブ会議
1:45 52% ウェブ会議
2:00 49% ウェブ会議
2:15 45% ドキュメント作成
2:30 38% 調べもの中心
2:45 26% 調べもの中心
3:00 20% 休憩多め
3:15 14% ドキュメント作成
3:30 10% ドキュメント作成
3:41 0% ドキュメント作成

使い始めはどんな挙動になるのか不安もありましたが、使い始めてみると、日常的にコンセントに繋いでいるときと変わらず、ポータブル電源を使っていることを忘れるほど。
ときおりPowerStudioのステータス画面を見ていましたが、ウェブ会議中は70-90Wで推移、それ以外は50-70Wで推移していました。
PowerStudioの動作音は静かなもので、存在を忘れていましたが、20%を切るときに長めの警告音が鳴り、10%を切るとうるさめのファンが回り始め、10%から5%へは見る見る減って、3%から0%はあっというまでした。
半日は持ちませんでしたが、3時間以上あれば緊急時の用途でも、十分すぎる時間が確保できるでしょう。

最大160Wのデュアル充電で、超速充電!

さて、PowerStudioのバッテリーが空になってしまったので、改めて充電しなおすことになりました。先ほどの充電結果から分かるように、0%からフル充電するには6時間以上の時間がかかりそうです。

しかし、PowerStudioにはデュアル同時入力による急速充電が可能です。

今回使用したのは、Makuakeのプロジェクトでも購入できる100W PD充電器のPA-B5と、100W対応のUSB-CケーブルCB-CD23です。
https://www.makkyon.com/2020/10/11/aukey-100w-pd-wall-charger/
AC充電器と、PD充電器を合わせて入力します。

このときの供給電力はなんと155W!さすがにPowerStudioのファンも回り始めます。

この状態で充電を始めたところ、みるみる充電され、数値もぐんぐん上がっていきます。

デュアル充電による、経過時間と充電された容量の結果は下記の通り。

経過時間 残量
0:00 0%
1:00 50%
1:30 62%
2:00 80%
2:18 87%
2:22 91%
2:30 96%
2:57 100%

おそよ1時間で50%の充電が終わり、そこからは少し緩やかになります。90%超えると、ファンが止まり、90W前後での充電に変わりました。99%から先がなかなか上がらずしばらく放置していたところ、いつのまにか100%に達していました(なので実際は表示時間よりもっと早く100%になっていたはず)。

まとめ

PowerStudioをレビューしていると、妻が興味津々で近づいてきました。このフォルムが気になったようです。そこで、避難時とか緊急時に便利だよね、という説明をすると、機能的にもとても気に入ったようでした。

今回はMakuakeによる応援購入ですが、一般販売でも人気が出そうな一品です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

INDEX