ガジェット好きとしては気になる超小型スマホ「Rakuten Mini」。メルカリで新品未開封品を格安でゲットしてみました。
今回はホワイトを購入してみました。楽天モバイルでRakuten UN-LIMIT 2.0に加入しているので、eSIMを発行して使ってみます。
なぜ、Rakuten miniを購入したのかと言うと……
Rakuten miniをレビュー
パッケージは製品名だけのシンプルなボックス。
内容物は、充電用のUSBケーブル、イヤホン変換ケーブル、Rakuten Mini本体、USB-ACアダプター、説明書となっています。
Rakuten Mini(写真左)とiPhone 11 Pro Max(写真右)の大きさ比較です。iPhoneがデカすぎるのか?Rakuten Miniが小さすぎるのか?
Rakuten Miniの重量はわずか79.4g。100gを切るどころか、AirPods Proに迫る軽さです。
二本指で余裕で持てる小型・軽量スマホ。これでFelicaが使えておサイフケータイになるんだから、人気が出るのも分かります。iPhoneでは設定できない、楽天Edyとかnanacoが使えるのもいいです。
アプリは軽快に動くし、文字入力もスイスイ打てるので、サブのスマホとしては十分な性能ですね。画面が小さいので電子書籍を読もうとか、ゲームをプレイしようとか、そういう気はおきません。割り切って使えます。
ケースは楽天モバイル純正のTPUケースが安くてオススメ
発売から半年以上経っているので、ケースは様々な製品が登場していますが、オススメは楽天ブックスで買える格安の純正TPUケースです。パッケージもオシャレ。
なんと純正ケースにも関わらず、価格は880円。税込だし送料無料だし、買わない理由がないです。
パッケージの裏面を見ると、販売元は楽天モバイル株式会社ですが、製造元はiPhone/Macのケース・フィルムでおなじみ、株式会社パワーサポートです。品質に間違いはないでしょう。
Rakuten Miniに装着してみました。サイズもぴったり、持った感じも適度な厚みになり、滑りにくく、落としにくくなりました。
さて、Rakuten Mini自体は超小型・超軽量、回線は(しばらく)無料、(エリア限定で)使い放題のRakuten UN-LIMIT 2.0です。なにか使いどころがありそうですが……。
超小型USB DACで、Rakuten Miniをハイレゾストリーミングプレーヤーに変える
Rakuten Miniのコンパクトさを活かして、ストリーミング専用のミュージックプレイヤー化しようと考えました。Androidを搭載したDAP(Digital Audio Player)は多数ありますが、データ回線が使えるものは一握りの端末だけ。
そうであれば、スマホをDAPとして転用する方が早いです。ただし、スマホそのままでは音質が悪いため、続々と製品が登場している超小型USB DACを組み合わせます。どのUSB DACがRakuten Miniと相性がいいのか検証してみます。
まずは、標準付属の変換ケーブルで聴いてみます。低音が粗い。高音に伸びがない。まあ、コネクタを変換しているだけなので、こんなものでしょう。
最初に組み合わせたのは、moshi USB-C Digital Audio Adapter。音が引き締まり、低音に迫力が出ます。ケーブルが硬いので、ぶら下げていても安心感があります。標準の変換ケーブルと似たような見た目でも、性能は全く違います。
次は、moshi USB-C Digital Audio Adapter with Charging。同じmoshi製のアダプターですが、USB-Cで充電しながら聞けるのが利点です。音質も傾向が異なり、低音は抑えめで音はまろやかに聴こえます。
moshiのデジタルオーディオアダプター2種のレビューはこちらから。
続いて、超小型・超軽量ながらケーブル交換が可能な、エントリークラスのUSB DACであるHIDIZS S8です。迫力はもうちょっと欲しいところだけど、綺麗なメロディーラインを奏でてくれる、小さくても凄いやつです。
ケーブル交換でiPhoneやMacでも使えます。
次は、CozoyのTAKT C。このあたりのUSB DACになると、音場が豊かで、音に厚みが出てきます。キラキラした音に、迫力のある低音が、音楽を聴く楽しさを味合わせてくれます。
次は、少しお高くなって、CreativeのSuper X-Fiヘッドフォンアンプです。音場が広く、とにかく元気な音が鳴る。もともとゲーミング向けの製品で、解像感も高く、アプリと連携して音をパーソナライズできる仕組みもあります。
それから、Radsone EarStudio HUD100。こちらもケーブル交換式です。複雑に絡み合う音を、緩やかに解いていくような解像感の高さと、スマホの音とは思えないほどの迫力ある低音を叩き出す、コスパの高いUSB DACです。
最後は、今回紹介した中では最高峰のUSB DACであるLatoo PAW S1です。音に華やかさが増し、ミドルクラスのDAPと比べても遜色のないレベルの音に変わります。もちろん、お値段もそれなりですが……
Rakuten Miniと相性がいいUSB DACはどれ?
7機種の超小型USB DACと比較してみましたが、Rakuten Miniとの相性が良かったのは、Radsone EarStudio HUD100でした。なぜかというと、Rakuten Miniのケースとの組み合わせが抜群だから。
実は、EarStudio HUD100 MK2から付属ケースが変更になり、スマホケースと組み合わせることができるようになったのです。
Rakuten MiniとHUD100の組み合わせを横から見たところ。この状態で固定されています。
正面から見ると、HUD100は隠れます。
スマホとUSB DACを組み合わせると、どうしても垂れたケーブルが邪魔になることが多いのですが、HUD100のケースならRakuten Miniと一体化させて使うことができます。
まとめ
Rakuten MiniとHUD100の組み合わせで、Amazon Music HDのUltra HD音源を、高音質で、常時ストリーミングで聴くことができるようになりました。これ、けっこう楽しいかも。(メインのスマホはiPhoneですが、契約データ量が足りないときもあるので、音楽プレイヤーが独立してデータ通信できるのは助かります)
……ただし、いいことばかりではなく、Rakuten Miniはその小ささゆえバッテリーが小容量で電池持ちがよくありません。調子に乗ってストリーミングで聴きまくっていると、すぐにバッテリーを消費してしまうので、ちょっと悩んでしまいます。