Lotoo PAW S1 レビュー/最高の超小型USB DACがついに来たぞ!超迫力の爆音駆動で音楽が生まれ変わる!

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スマホで聴く音楽の音を良くしたい。たどり着いた結論は「DAC(Digital Analog Converter)」を使うこと。スマホそのものに備わっているDACでは限界があります。外付けのDACでエンコードすることで、最高の音を創りだすのです。
これまでに様々なポータブルUSB DACを使ってきましたが、ついに最高の製品にたどり着いたかもしれません……

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超小型USB DACの選択肢がまた、広がる

数々の小型USB DACを買ってきましたが、今回はその中でも(価格的にも)最高峰に位置するモデルです。プロ向けのオーディオ機材を提供するINFOMEDIAが、コンシューマー向けに展開するブランド「Lotoo」。そのLotooからUSB DAC「Lotoo PAW S1」が登場しました。

PAW S1は販売が終了して、現在は後継機種のPAW S2になっているため、リンクをS2に差し替えています。

購入して1ヶ月弱使ってみたので、レビューします!(結論から言うと、すごくすごく良かった!)

※本製品以外のUSB DACまとめもぜひ!

Lotoo PAW S1をレビュー

Lotoo PAW S1には、USB-Cケーブル同梱版と、USB-Cケーブル&Lightningケーブル同梱版があります。今回購入したのは、iPhoneで使用するためのLightningケーブル同梱版です。

てっきり一緒のパッケージに収まっているものという先入観があったのですが、ふつうにLightningケーブルだけ別箱で付属していました。必要な方は別売で買ってもいいのかも。
こちらが、Lotoo PAW S1のパッケージ。「S1」の文字が力強いですね。

パッケージ側面には使用が記載されています。見てお分かりのように、Lotoo PAW S1は4.4mmバランス接続が可能です。

パッケージの蓋を外すと、Lotoo PAW S1が鎮座しています。

この佇まいだけでもう高級品であることがよく分かります。

Lotoo PAW S1本体以外に付属しているのは、USB-C to Lightningケーブル、USB-C to USB-Cケーブル、クイックガイド類となっています。マニュアルは日本語化されているので安心してください。

Lotoo PAW S1の側面には、操作系として3つだけボタンが並びます。一番上がFn(ファンクション)ボタン、下の2つが+−ボタン(音量調節とモード選択)です。

イヤホンジャックは、4.4mmバランス接続と、3.5mmシングルエンド接続です。

反対側には、USB-Cポートを備えています。

重さは27.0g。大きさを考えると、やや重く感じます。

それでは、iPhoneに接続して使ってみましょう。

iPhoneでLotoo PAW S1を使ってみる

Lotoo PAW S1に付属しているUSB-C to Lightningケーブルで、iPhoneと接続してみました。

イヤホンは、SIMGOT EK3を使用しています。

参考までに、私が使っている4.4mmのバランス接続ケーブルはこちらです。
2pin用のケーブルは、NICEHCKのC16-4。高純度銀メッキ銅を使用した16芯のケーブルです。

MMCX用のケーブルは、onsoの05シリーズを使っています。細くてしなやかで、しかも美しいケーブルです。

電源はUSB経由で供給されるので、Lotoo PAW S1自体にバッテリーはありません。このため、iPhoneに接続すると即電源が入り、液晶画面にインフォメーションが表示されます。

Fnボタンを押すごとにモードが切り替わります。デフォルトでは音量調節モード。この状態で+−ボタンを押すと音量が増減します。

最もテンションが上がるのはエフェクト(EFX)モードでしょう。デフォルトではNoneですが、+−ボタンを押すことでエフェクトが切り替わります。

今回は、スター・ウォーズのサントラを聴くために「Movie」エフェクトを選択しました。

3つ目のモードはゲイン選択です。高インピーダンスのヘッドホンで使う場合は、ハイゲインが選択できます。イヤホンで使う場合はローゲインで大丈夫です。

それでは、Amazon Music HDのUltra HD音源を思う存分楽しんでみます。

それで、Lotoo PAW S1の実力は……?

Amazon Musicアプリで表示させた際の性能は下記の通り。しかし、Lotoo PAW S1の真の能力は数値では表せるものではありませんでした……。

結論から言うと、音楽が生まれ変わります。今まで知ったつもりでいたお気に入りの曲たちが、真の姿を表します。楽器の細かな余韻、ボーカルの空気感、手持ちのイヤホンやDAPでは表現しきれなかったポテンシャルが、Lotoo PAW S1によって開花します

ハイレゾ音源だけではありません、Apple Musicで配信されているようなストリーミング音源であっても、目が覚めるような変化を遂げます。

もしかしたら、これまでいいなと思っていた曲も、実はボンヤリ聴いていたのかもしれません……そう思うくらい、Lotoo PAW S1を通して聴く音楽は驚異的な解像能と音圧を持って迫ってきます。

USB-CならiPad ProやMacBook Airでも使える

今回、iPhoneで聴くためにLightningケーブル同梱モデルを購入しましたが、MacやiPad Proで聴くなら、同梱のUSB-Cケーブルだけで事足ります。USBオーディオとして認識されるので、特別な操作は必要なし。挿せば使える簡単仕様です。

大画面のiPad ProでAmazon Music HDを聴くのはたまらないですね。iPhoneと同じような超高音質を味わいながら、大画面で数多くのジャケットを表示しながら選ぶのは楽しいです。

まとめ

購入前は「けっこう高いかな?」なんて思って躊躇しましたが、1ヶ月近く使ってみて、そんな懸念は吹き飛びました。
Lotoo PAW S1、最高です。ポータブルタイプのUSB DACでこれを超えるものは無い、と言い切れるくらい、現時点では最強のUSB DACです。間違いなく、強く、オススメです!

iPhoneを使わないなら、Lightningケーブルなしの方が安いです。

Lotoo PAW S1以外にも注目のDAPがたくさん登場しています。

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