HIDIZS S8 DAC&AMP レビュー/ハイレゾ対応・超小型USB-DAC!USB-CもLightningも交換可!

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イヤホンのリモコンサイズ、超小型DACの性能は……?

スマホやタブレットの音質を手軽にアップしてくれるデバイスといえば、小型DACです。HIDIZSから小型USB-DACが発売されていたので、ものは試しと購入してみました。

HIDIZS S8はブラックとシルバーの2カラーがリリースされていたので、今回はシルバーを選びました。

※本製品以外のUSB DACは下記の記事にまとめています。

HIDIZS S8 DAC&AMPをレビュー

中身の形状を表すかのように、細長いパッケージです。左下にはハイレゾ対応製品であることを示すロゴマークが印刷されています。

これがまた、パッケージ自体も小さいのです。

パッケージ背面には、仕様が英語と中国語で明記してあります。DACチップとしてはCS43131が搭載されています。

付属品は、HIDIZS S8本体とUSBショートケーブル3本、USBロングケーブル1本です。

こちらが、HIDIZS S8本体です。金属製の上質な仕上げで、高級感があります。操作系は、音量調整の「+」「−」だけ。

背面にはHIDIZSロゴとDSDのマークのみ。シンプルな本体です。

HIDIZS S8の重量はなんと、わずかに8.5g。10gを切ってしまう超軽量です。

HIDIZS S8の上面には、3.5mmイヤホンジャックがあります。

そして、底面にはMicroUSBポートがあります。

今どきの製品ならUSB Type-C(以下USB-C)になっててほしいところですが……

付属USBケーブルは、あらゆるデバイスに対応できる4本

USBケーブルは4本付属していて、下記の仕様になっています。

  • 長いケーブル:MicroUSB to USB
  • 短いケーブル:MicroUSB to Lightning
  • 短いケーブル:MicroUSB to USB-C
  • 短いケーブル:MicroUSB to MicroUSB

中でも、短いUSBケーブル3本は、あらゆるスマホ・タブレットに対応できる3つのコネクタ(Lightning、MicroUSB、USB-C)が付属しています。

また、この手の短いUSBケーブルにありがちなのが「断線」ですが、3本の線を編み込んだものになっており、断線しにくい作りになっています。

この作りだと折り曲げやすく、スマホやイヤホンと一緒に持ち運んでも邪魔になりにくいです。

iPhoneに接続して聴いてみる

多くのiPhoneユーザーが、好みの有線イヤホンを使おうと思うと、このLightning – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを使うことになります。しかし、ケーブルは細く断線も怖い作りですよね……。

これをHIDIZS S8に置き換えます。音質は上がり、ケーブルは断線しにくくなります。

HIDIZS S8を使うことで、Apple Musicのような通常音源も迫力がアップします。そして、ハイレゾの音源ならさらに音圧と密度が上がり、より迫力のあるサウンドが再生されます。ハイレゾのポテンシャルを活かすには、USB-DACの採用は必須と言えます。

アプリもプロファイルも何も必要なく、ただ挿せば使える手軽さは最高ですね。

なお、今回のレビューで使用したイヤホンは、SIMGOTのEK3です。

汎用性高く、iPadもAndroidもだいたいOK

iPad ProはUSB-Cを採用しているので、USB-Cケーブルに変えることで、HIDIZS S8が使えます。

もちろんUSB-Cを採用しているAndroidでもこのUSB-Cケーブルのまま使えます。

iPhoneと同様に、イヤホンを変換するアダプターとほぼ同じなので、別途アダプターを買うくらいならHIDIZS S8を選択するのはアリでしょう。

まとめ

スマホで使うUSB-DACとしては安価で、かつ、ケーブル交換式という汎用性の高さが特徴のHIDIZS S8。USB-DACの入門編としては十分な性能です。オススメ!

HIDIZS S8はブラックとシルバーの2カラーで販売されています。ケーブルの色を合わせるならブラックの方がいいかも?

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