時代はふたたび音楽専用端末へ
ポータブルオーディオプレイヤーといえば、80年代はカセット、90年代はCDかMD、2000年代はiPodがよく使われていました。しかし、2010年代はスマホの普及とともに、オーディオプレイヤーはアプリになり、単体のプレイヤーはマイナーなものになっていきました。(Appleも、iPod touchを残してiPodシリーズを終了させました)
しかし、これだけスマホが普及した現状でも、ここ数年、デジタル・オーディオ・プレイヤー(以下、DAP)の人気が高まりつつあります。それはなぜでしょうか?
スマホではなく、なぜ DAP?
スマホで十分なのに、なぜ別に音楽プレイヤーが必要なのか不思議に思っている方も多いと思いますが、こんな利点があります。
有線でもワイヤレスでも“イイ”音で聴きたい
高音質なハイレゾ音源が人気になり、それを再生できる機器として“ハイレゾ対応のDAP”が脚光を浴びるようになってきました。
スマホとDAPの大きな違いはDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)というチップにあります。これはデジタルデータを、人間の耳で聴ける波形(アナログ)に変換するものですが、このチップに音楽再生専用の高性能なものを用いることで、スマホとは明らかに異なる高音質を実現するのです。
有線イヤホンでの音質がいいのはもちろん、ワイヤレスでもaptXやaptX HDなどのコーデックに対応したDAPが多く、ワイヤレスでも音質のいい環境が整っています。(イヤホン・ヘッドホンもこれらのコーデックに対応している必要があります)
スマホとDAPの関係性
音楽におけるスマホとDAPの関係は、写真におけるスマホとデジタル一眼カメラの関係に似ています。かつて一斉を風靡したコンパクトデジカメはスマホに取って変わられたものの、高画質を求めるユーザーにはデジタル一眼カメラがあるように、高音質を求めるユーザーにはDAPがあるのです。
2019年版ネットワーク対応DAPの条件
さて、DAPを持つ理由について書きましたが、“2019年のDAP”と呼ぶにふさわしいスペックはどんなものがあるのでしょうか。
Wi-Fiネットワークへの対応
必須と言ってもいいのが、Wi-Fiへの対応です。ネットワークに繋がることで、これまで有線で行なっていた楽曲データの転送もできますし、インターネットから音楽データをダウンロードすることもできます。
中には、DLNAやAirPlayといったホームネットワークサービスに対応したDAPもあり、屋外だけでなく、屋内でも存分に活躍できるようになっています。
聴き放題ストリーミングサービス対応
そして最も魅力的なのが、各種クラウドサービスへの対応です。従来のポータブルプレイヤーのようにパソコンから楽曲データを転送するのもいいですが、最近はクラウドでの音楽データ保管や、聴き放題の音楽ストリーミングサービスが主流です。
DAP単体でこれらのサービスに対応していれば、本当にスマホ要らずになるでしょう。主要な下記サービスに対応しているかどうかをチェックしていきましょう。
- Spotify
- LINE MUSIC
- YouTube Music/Google Play Music
- Apple Music
- AWA
などなど。
ハイレゾワイヤレスコーデック対応
そして、DAP単体でもBluetoothイヤホン・ヘッドホンに対応するのはもはや当たり前。高音質コーデックとしてのaptXやAACだけでなく、aptX HDやLDACといったハイレゾ相当のコーデックに対応しているものが増えてきました。
これら3つの特徴を満たすために、ネットワーク対応のDAPでは、AndroidをカスタマイズしたOSを採用してることが多いです。ただし、予期しないアプリのインストールでCPUパワーを取られたり、ノイズが入ったりすることを避けるため、他社製アプリのインストールが不可だったり、制限されていることがあります。スマホのように使いたいと考えている場合は、よく検討しましょう。
メーカー別・ネットワーク対応ハイレゾDAP
上記の3つの条件を満たす、ハイレゾ対応DAPを見ていきましょう。
HiBy Music
輸入代理店は、有限会社飯田ピアノです。
Hiby R8AL / R8SS
Hibyのフラッグシップ・ポータブルDAP R8AL / R8SSが登場しました。特に注目なのはLTE通信に対応したR8SSです。R8SSに通話機能はありませんが、問題ないでしょう。なお、docomoとauは主力のプラチナバンドが対応していないので、エリアによっては厳しい場所があるかもしれません。
OS | Android 9 ベース(GMS認証済み) |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497 ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
LTE対応バンド (R8SSのみ) |
Band 1/3/5/8/11/21/28(FDD-LTE) Band 41(TD-LTE) |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、UAT |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 4.4mm出力端子(ライン/ヘッドフォン) 3.5mm出力端子(ライン/ヘッドフォン) |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 420g(R8AL)/520g(R8SS) |
製品ページ | R8AL(Wi-Fi)https://www.hiby.jp/detail.php?id=1602700966 R8SS(LTE)https://www.hiby.jp/detail.php?id=1603432297 |
↓こちらはWi-Fi対応のR8ALです。
↓こちらはLTE対応のR8SSです。
HiBy R5
バランス端子には4.4mm端子を使用、DACチップはCS43198をデュアルで搭載しています。ベースとなるOSはAndroid8.1なので、しばらくは安泰です。2019年9月発売です。
OS | Android 8.1ベース |
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DACチップ | Cirrus Logic CS43198 ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB/microSD・最大512GB |
外部出力端子 | 4.4mmバランス出力端子 3.5mmヘッドホン出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 表記なし |
製品ページ | https://www.hiby.jp/detail.php?id=1566239511 |
HiBy R6 Pro
Android 8.1(Oreo)に対応したDAP。Proと名がつくだけあって、他のDAPにはない4.4mm端子に対応しています。2019年3月1日発売です。(前機種のR6シリーズは生産完了)
OS | Android 8.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9028Q2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 4.4mmヘッドホン出力端子 3.5mmヘッドホン出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約285g |
製品ページ | https://www.hiby.jp/detail.php?id=1545132589 |
SHANLING
中国の深圳に本社を持つオーディオメーカー。1988年の設立で30年以上の歴史を持ちます。日本での代理店は、株式会社MUSINです。
M6 Pro
M6の上位機種にあたります。Shanlingが開発したAGLO(Android Global Lossless Output)で、Android SRCを回避しロスレス出力を可能にしました。最大768kHzまでのサンプリングレートをロスレス聴くことができます。フジヤエービック限定で先行販売されました。一般販売は2020年6月5日です。
OS | Android 7.1ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497EQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC) |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmシングルエンド出力端子/ 2.5mmバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現(APKPure経由) |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約244g |
製品ページ | http://musinltd.com/M6PRO.html |
M6
SHANLING初のAndroidOS採用となるDAPです。独自のOSカスタマイズにより、Androidのサンプリングレートコンバータを回避し、各アプリからビットパーフェクトな再生を行うことができます。メモリは4GBを採用しています。接続中のオーディオコーデックが判別できるLEDインジケータは便利そうです。2019年12月6日発売です。
OS | Android 7.1ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4495SEQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC) |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmシングルエンド出力端子/ 2.5mmバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現(APKPure経由) |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約228g |
製品ページ | http://musinltd.com/M6.html |
iBasso Audio
輸入代理店は株式会社MUSINです。iBassoのDAPはアンプモジュールの交換機構を採用しているため、アンプモジュールを交換すれば、ネイティブで4.4mmバランス端子を備えることも可能です。
iBasso Audio DX160 ver.2020
ディスプレイがシャープ製からJDI製に変更になった「Ver.2020」にリファインされ、2020年5月22日に再発売です。ディスプレイ以外の変更点として、新しくなったバッファチップ、CTIA規格ジャックの採用といった違いがあります。
上位機種のDX220よりも50g以上も軽く、1080Pの全面フルHDディスプレイも備えています。QuickCharge3.0やUSB PD 2.0にも対応しており、急速充電が行えます。Androidのサンプリングレートコンバータ(SRC)の制限を回避したAndroid8.1が搭載されており、外部アプリでも高解像度で聴けるようになっています。なお、外部アプリケーションの利用については、MUSINのサイト上で動作確認表が載っており、SpotifyやAppleMusicはOKながら、Googleモバイルサービス(GMS)が必要なYouTube MusicやGoogle Play MusicはNGとなっています。
実際に購入してレビューしてみました。(レビューした製品はVer.2020以前のものです)

OS | Android 8.1ベース |
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DACチップ | Cirrus Logic CS43198QFN ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz/5GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、AAC、aptX、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmステレオ出力端子 4.4mmバランス出力端子 3.5mmライン出力端子 3.5mm同軸出力端子 |
ストリーミングサービス | 動作確認表に記載あり |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 178g |
製品ページ | http://musinltd.com/DX1602020.html(Ver.2020) http://musinltd.com/DX160.html |
(生産終了)iBasso Audio DX220
独自のアンプモジュール交換機構を取り入れたiBassoのDAP。性能面でも据置機の置き換えも狙える、妥協のないスペックとなっています。さらに、SHARP製のフルHDディスプレイを搭載し、充電環境はUSB PD 2.0とQuick Charge 3.0にも対応、通信スペックは5GHz帯のWi-FiやBluetooth 5にも対応し、Android端末として見てもスキのないスペックに仕上がっています。標準搭載されているアンプモジュールはAMP1 MKIIです。
OS | Android 8.1(Mango OSとのデュアルOS) |
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DACチップ | ESS Technology ES9028PRO ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz帯対応(詳細記載なし) |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、aptX、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 3.5mmライン出力端子 デジタル同軸出力端子(SPDIF) |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 240g |
製品ページ | http://musinltd.com/DX220.html |
(生産終了)iBasso Audio DX200
iBasso 10周年記念のリファレンスモデルです。独自のアンプモジュール交換機構を備え、モジュールを交換することで、4.4mmバランス接続端子ほか各種出力端子を使うことが可能になります。ファームウェアのアップデートにより、Android 8.1 Oreoになります。
OS | Android 8.1アップデート可(Mango OSとのデュアルOS) |
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DACチップ | ESS Technology ES9028PRO ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz帯対応(詳細記載なし) |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 3.5mmライン出力端子 デジタル同軸出力端子(SPDIF) |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 240g |
製品ページ | http://musinltd.com/DX200.html |
(生産終了)iBasso Audio DX150
DX200の廉価版に位置付けられるモデルながら、アンプモジュール交換機構はそのまま継承しています。アンプモジュールはAMP 6を搭載しています。USB PD 2.0とQuick Charge 2.0といった高速充電規格に対応しているのも特徴です。なお、Android OSは、8.1へアップデート可能です(ユーザー側でのファームウェアアップデートの操作が必要です)
OS | Android 8.1アップデート可(Mango OSとのデュアルOS) |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4490EQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz帯対応(詳細記載なし) |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 3.5mmライン出力端子 デジタル同軸出力端子(SPDIF) |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 245g |
製品ページ | http://musinltd.com/DX150.html |
FiiO
ポータブルオーディオ業界において、いま最も勢いのあるメーカーといえばFiiO。輸入代理店は株式会社エミライです。
FiiOのAndroid DAPは許可されたアプリのみが使える「ホワイトリスト方式」でしたが、一部製品は最新ファームウェアで(自己責任ながら)自由にアプリがインストールできるようになりました。
M15
FiiOのフラッグシップDAP。2.5mm/3.5mm/4.4mmの各接続に対応し、DACはAK4499EQをデュアルで搭載、各種ストリーミングサービスには、Google Playストア経由のアプリインストールで対応します。さらに、7490mAhという大容量のバッテリーを搭載したことで連続再生15時間・待機時間1800時間という並外れたロングタイムライフを実現しています。USB PDによる急速充電に対応し、約3.5時間でフル充電可能です。
OS | Android 7.0ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4499EQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、AAC、aptX Low Latency、aptX HD、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 52GB/microSD・最大2TB(2TB×1) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay、Wi-Fiトランスファー |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約307g |
製品ページ | https://www.fiio.jp/products/m15/ |
M11 Pro
X7 Mark IIの後継となる機種が登場しました。M11という名称ではあるものの、内部仕様はかなり変わっているようです。2019年12月20日発売です。
※Google Playが使用できるアップデートが配布されています。→Google Playのインストール方法ならびにデバイスの登録方法
OS | Android 7.0ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497EQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC) |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大2TB(2TB×1) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子/ 2.5mmバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | FiiO独自のホワイトリストに従って、ユーザーが個別にインストールする。また、オープンAPKサービスにより任意のアプリをインストールすることが可能(ただし、Google Play Storeとの紐付けが必要なアプリは動作しない) →アップデートにより、Google Playが利用可能になっています。 https://www.fiio.jp/faq/google-play-install/ |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約232g |
製品ページ | https://www.fiio.jp/products/m11pro/ |
M11
FiiOのハイパフォーマンスDACがついに日本上陸しました。3.5mm出力だけでなく、2.5mm&4.4mmの2系統のバランス出力を搭載し、DACチップには左右独立したAK4493EQを2基搭載しています。
CPUはSnapdragon 625に匹敵する、Samsung製のExynos 7872を搭載、さらに画面にはスマホクラスの5.15インチスクリーン(アスペクト比18:9)を搭載し、もちろんBluetoothコーデックはハイレゾ相当のLDAC・aptX HDにも対応しています。外部メモリは最大で4TBに対応し、こうして紹介しているだけでもお腹いっぱいのスペックにも関わらず、リーズナブルな価格を実現しており、DAP界を席巻するFiiOを象徴するDAPに仕上がっています。2019年6月21日発売です。
※Google Playが使用できるアップデートが配布されています。→Google Playのインストール方法ならびにデバイスの登録方法
OS | Android 7.0ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4493EQ ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC) |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大4TB(2TB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子/ 2.5mmバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | FiiO独自のホワイトリストに従って、ユーザーが個別にインストールする。また、オープンAPKサービスにより任意のアプリをインストールすることが可能(ただし、Google Play Storeとの紐付けが必要なアプリは動作しない) →アップデートにより、Google Playが利用可能になっています。 https://www.fiio.jp/faq/google-play-install/ |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約211g |
製品ページ | https://www.fiio.jp/products/m11/ |
(販売終了)M9
内蔵メモリを2GBに抑えて、ユーザーがmicroSDで拡張することを前提にしたモデル。OSにAndroidを採用しつつも、X7やX5と異なりユーザーが自由にインストールすることはできません(FiiOが許可したアプリのみインストールできる)でした。しかし、ファームウェア1.0.6以降でホワイトリスト制限解除が可能になり、任意のアプリを入れることができるようになりました。TPU製防水ケース、強化ガラス製スクリーンプロテクターが付属します。
OS | Androidベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4490EN ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC) ※レシーバーとして使用する際はSBCのみ |
内蔵メモリ/外部メモリ | 2GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | Spotifyほか、FiiO独自のホワイトリストに従って、ユーザーが個別にインストールする(ファームウェアバージョン1.0.6以降、ホワイトリスト制限を解除することができます) |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約133g |
製品ページ | https://www.fiio.jp/products/m9/ |
M6
Mシリーズのエントリーモデル。エントリーと言いつつ、AirPlayやDLNAにも対応します。さらにハイレゾコーデックにも対応しながら、83gという驚異の軽さ。FiiO Linkを使えば、スマホからM6をリモートで操作できるようになります。サードパーティ製のアプリはM9同様にホワイトリスト形式でしたが、こちらもファームウェア1.0.3以降でホワイトリスト制限を解除することが可能になりました。M9同様に、TPU製防水ケース、強化ガラス製スクリーンプロテクターが付属します。
OS | Androidベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9018Q2C |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、aptX、aptX HD、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 2GB/microSD・最大2TB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 |
ストリーミングサービス | Tidal、KKBOXなどがプリインストール済み。Spotifyほか一部のアプリは、FiiO独自のホワイトリストに従って、ユーザーが個別にインストールする(ファームウェアバージョン1.0.3以降、ホワイトリスト制限を解除することができます) |
ホームネットワーク | DLNA、AirPlay |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約83g |
製品ページ | https://www.fiio.jp/products/m6/ |
SONY
IFA2019で、SONYは約4年ぶりとなるAndroidウォークマンを発表しました。ポートも独自規格のWMポートを廃止し、USB Type-Cに刷新しています。
NW-ZX500シリーズ
ハイエンドシリーズのZXとして、NW-ZX500シリーズが登場しました。3.5mmアンバランス接続だけでなく、4.4mmバランス接続にも対応しています。Bluetoothの対応コーデックは、LDACだけでなくaptX HDにも対応しています。アプリも公式にSpotifyやApple Music、YouTubeなどの対応をアナウンスしており、何も問題はありません。2019年11月2日発売。
OS | Android 9.0 |
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DACチップ | |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、aptX、aptX HD、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSDXC |
外部出力端子 | 3.5mmアンバランス出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約164g |
製品ページ | https://www.sony.jp/walkman/products/NW-ZX500_series/ |
NW-A100シリーズ
エントリーモデルのAシリーズにも、Android 9.0・Wi-Fi・USB Type-C搭載モデルがやってきました。ブラック/ブルー/アッシュグリーン/オレンジ/レッドの全5色のバリエーションがあり、内蔵メモリも16GB(NW-A105)、32GB(NW-A106)、64GB(NW-A107)と各モデルが揃っています(イヤホン付属モデルもあり)。重量は約103gと軽量級です。もちろん、上位機種のNW-ZX500シリーズと同様、SpotifyやApple Music等のアプリに対応しています。
NW-A105を購入してレビューしてみました。

OS | Android 9.0 |
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DACチップ | |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 5.0/SBC、aptX、aptX HD、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB・32GB・64GB各モデルあり/microSDXC |
外部出力端子 | 3.5mmアンバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 記載なし |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約103g |
製品ページ | https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A100_series/ |
ONKYO
DP-CMX1 GRANBEAT
このカテゴリの中で、唯一のLTE対応スマートフォン。DAPであることがウリではあるものの、カメラはHDR撮影・4K動画撮影し、画面は5インチのフルHD IPS液晶で、傷がつきにくいゴリラガラス3と、他社のスマホと比べても遜色がありません。それどころか、LTEに対応したデュアルSIM仕様になっているなど、当時にしてはオーバースペック感すらあります。ただ、Androidのバージョンは6.0のため、今後サポートされないアプリも出てきそう。ほとんど在庫処分価格になっており、お買い得感は高いです。
ONKYOのアウトレット品で、お得な価格で販売されていることがあります。下記記事でアウトレット品のレビューを行なっています。

OS | Android 6.0 |
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DACチップ | ESS Technology ES9018C2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.1/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 128GB/microSD・最大256GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約205g |
製品ページ | https://www.jp.onkyo.com/audiovisual/smartphone/granbeat/ |
rubato DP-S1A
発売以来、順調にアップデートを重ね、2018年9月のアップデートではハイレゾワイヤレスコーデックのaptX HDや、CD取り込み機能を実装した。
OS | Linux(オリジナル) |
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DACチップ | ESS Technology ES9018C2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB/microSD・最大512GB(256GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | radiko.jp、tunein、DEEZER HiFi |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約135g |
製品ページ | https://www.jp.onkyo.com/audiovisual/portable/dps1a/ |
DP-X1A
2016年の製品のため、aptX HDには対応していないものの、Androidを採用したことにより各種アプリが使える。
OS | Android 5.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9018K2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大400GB(200GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約205g |
製品ページ | https://www.jp.onkyo.com/audiovisual/portable/dpx1a/ |
Cayin
輸入代理店は株式会社コペックジャパン。
N6ii DAP/A01
DAPの音質をアップグレードさせるための仕組みとして、ハイエンド製品でよく使われるのがアンプ・モジュール方式。FiiOのX7 Mark IIやiBassoのDX220などがこの形式ですが、N6iiはマザーボードそのものを交換できるようにする……という驚きの手段を取っています。初期搭載マザーボードはA01です。また、OSにはAndroid 8.1を搭載し、メモリは4GB、ストレージは64GB。スマホのようなスペックを持っています。
OS | Android 8.1ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497EQ |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz/5GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.2/SBC、AAC、aptX、LDAC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大512GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 4.4mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約290g |
製品ページ | https://kopek.jp/products/cayin-n6ii-dap/ |
N5iiS
N5iiの2倍のメインメモリと2倍のストレージを搭載し、スキのないスペックで出てきたDAP。ただし、Androidのバージョンが5.1ベースなので、インストールできないアプリが出てくるかも。
OS | Android 5.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ESS9018K2M |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0 |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大800GB(400GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約248g |
製品ページ | http://www.kopek.jp/n5iis.html |
N5ii
メインメモリが1GB、内蔵メモリも32GBとN5iiSの半分だが、N5iiSはステンレススティール製、N5iiはアルミニウム製で、同じ形状でもかなり軽量になっている。
OS | Android 5.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ESS9018K2M |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0 |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大800GB(400GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約150g |
製品ページ | http://www.kopek.jp/n5ii.html |
Cayin i5
2016年に登場した製品。Android 4.4ベースのため、使えないアプリは結構あるかも。当時としては珍しいUSB Type-Cコネクタを採用している。
OS | Android 4.4ベース |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4490 |
Wi-Fiバージョン | 対応(詳細不明) |
Bluetoothバージョン/コーデック | 対応(詳細不明) |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約196g |
製品ページ | http://www.kopek.jp/i5.html |
春のヘッドフォン祭2016で実機を触ってました。

audio-opus
輸入代理店は、株式会社エムエムシー企画。
OPUS#3
Androidベースではあるものの、Google Playに非対応のためアプリを簡単にインストールすることは難しいよう。ただ、apkでインストールすることは可能なので、ちょっとだけ手間がかかりそう。
OS | Android 5.1.1ベース |
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DACチップ | Burr-Brown(TI) PCM1792A |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0 |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | Google Playには非対応だが、ユーザー自身がapkで各種アプリをインストールすることは可能(ただし、Bluetooth経由やUSB出力には対応しない) |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約220g |
製品ページ | http://divinfo.mmccorp.jp/opus3/index.html |
OPUS#2
OPUS#3同様に、Google Playには非対応。他社製アプリはapkによるインストールが必要。高級本革ケースが付属している。
OS | Android 5.1.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9018K2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0 |
内蔵メモリ/外部メモリ | 128GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | Google Playには非対応だが、ユーザー自身がapkで各種アプリをインストールすることは可能(ただし、Bluetooth経由やUSB出力には対応しない) |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約252g |
製品ページ | http://divinfo.mmccorp.jp/opus2/index.html |
パイオニア
オンキヨーにより買収されているため、ポータブルオーディオ製品は両ブランドの兄弟機が多いです。
XDP-20
価格的にはエントリークラスの製品ではあるものの、デュアルDACや2.5mmバランス端子を備えていたり、aptX HDに対応していたり、スペック的には抜かりない。軽く小さいのが利点。ただし、OSがAndroidではなくオリジナルのLinuxなので、対応サービスが少ない。
OS | Linux(オリジナル) |
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DACチップ | ESS Technology ES9018C2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB/microSD・最大512GB(256GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | radiko.jp、tunein、DEEZER HiFi |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約125g |
製品ページ | https://pioneer-headphones.com/japanese/dap/xdp-20/ |
XDP-30R
現在は単体での販売はほとんどなく、ハイレゾスターターセット HRP-305(B)として、XDP-30Rやハイレゾ対応イヤホンSE-CH5BL-Kとのセット販売が行われています。
OS | Linux(オリジナル) |
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DACチップ | ESS Technology ES9018C2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB/microSD・最大400GB(200GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | radiko.jp、tunein |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約120g |
製品ページ | https://pioneer-headphones.com/japanese/dap/xdp-30r/ |
XDP-300R
XDP-30R以前の製品のため、OSにはAndroidが採用されている。
OS | Android 5.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9018K2M ×2 |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大512GB(256GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約200g |
製品ページ | https://pioneer-headphones.com/japanese/dap/xdp-300r/ |
XDP-100R
2015年の製品ではあるものの、古さを感じさせないバランスのいいスペックを誇る。
OS | Android 5.1ベース |
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DACチップ | ESS Technology ES9018K2M |
Wi-Fiバージョン | 5GHz/2.4GHz IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX |
内蔵メモリ/外部メモリ | 32GB/microSD・最大400GB(200GB×2) |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | 各種Google Playアプリで実現 |
ホームネットワーク | 表記なし |
USB接続端子 | MicroUSB |
重量 | 約198g |
製品ページ | https://jp.pioneer-audiovisual.com/components/dap/xdp-100r/ |
Astell&Kern
輸入代理店は株式会社アユートです。
A&ultima SP1000
Astell&Kernの第四世代となるフラッグシップモデルで、“世界最高峰のハイエンドポータブルプレイヤー”をコンセプトにした「A&ultima」のプロダクト。Open APP Service機能により、特定のアプリをインストール可能。スウェーデンの「TARNSJO」製プレミアムレザーケースが付属しています。
OS | 表記なし |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497EQ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.1/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 256GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | ファームウェアアップデートでOpen APP Service機能が追加され、Amazon musicやSpotify、AWAといった特定のアプリを追加できる。 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | Stainless Steel : 約386.6g/Copper : 約387.9g |
製品ページ | https://www.iriver.jp/products/product_151.php |
A&ultima SP1000M
最上位モデルのA&ultima SP1000を踏襲しつつ、小型軽量化と低価格化をコンセプトにしたモデル。こちらはイタリアの「La Perla Azura」製プレミアムレザーケースが付属しています。
OS | 表記なし |
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DACチップ | 旭化成エレクトロニクス AK4497EQ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.1/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 128GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | ファームウェアアップデートでOpen APP Service機能が追加され、Amazon musicやSpotify、AWAといった特定のアプリを追加できる。 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約203g |
製品ページ | https://www.iriver.jp/products/product_176.php |
A&futura SE100
プレミアムライン「A&futura」の最初のモデル。内蔵メモリは128GBと大容量。Open APP Serviceにより特定アプリのインストールが可能です。
OS | 表記なし |
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DACチップ | ESS Technology ES9038PRO 8channel |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.1/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 128GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | ファームウェアアップデートでOpen APP Service機能が追加され、Amazon musicやSpotify、AWAといった特定のアプリを追加できる。 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | USB Type-C |
重量 | 約241g |
製品ページ | https://www.iriver.jp/products/product_169.php |
AK70 MKII
DLNAネットワークや、単体でのCDリッピングが可能になっており、ポータブルでありながら、ホームでの核となるPC不要の音楽デバイスとして仕上がっています。一方で、ストリーミングサービスはTIDALのみで物足りなさを感じます。Fateとのコラボモデルもあります。
OS | 表記なし |
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DACチップ | Cirrus Logic CS4398 ×2 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.0/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 64GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 2.5mmバランス出力端子 |
ストリーミングサービス | TIDAL |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | Micro USB |
重量 | 約150g |
製品ページ | https://www.iriver.jp/products/product_152.php |
groovers Japan
輸入代理店は株式会社アユートです。
ACTIVO CT10
グループ会社にAstell&Kernがあり、同社の一体型モジュールが導入されています。スペック的にはAK70 MKIIのエントリー版と言えそう。ハイレゾ音楽配信サイトgroovers Japanから購入・ダウンロードが可能になっています。
ビッカメ娘や、セガサターンコラボモデルもあります。
OS | 表記なし |
---|---|
DACチップ | Cirrus Logic CS4398 |
Wi-Fiバージョン | 2.4GHz IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetoothバージョン/コーデック | Bluetooth 4.1/SBC、aptX、aptX HD |
内蔵メモリ/外部メモリ | 16GB/microSD・最大400GB |
外部出力端子 | 3.5mmヘッドホン出力端子 |
ストリーミングサービス | ファームウェアアップデートでOpen APP Service機能が追加され、Amazon musicやSpotify、AWAといった特定のアプリを追加できる。 |
ホームネットワーク | DLNA |
USB接続端子 | Micro USB |
重量 | 約112g |
製品ページ | https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2157.php |
まとめ
そんなわけで、ネットワーク(ストリーミング)に対応したハイレゾDAPの一覧はどうだったでしょうか。ストリーミングサービスを追加できることで、これまでのDAPとしての使い方から、もう一段上に進化します。
ただ、Androidアプリを制限する流れになっているようで、おそらく再生能力が落ちたり、ノイズが増えたりと、音質に悪影響が出ているのだと考えられます。Spotifyなど世界的に有名なサービスには対応している製品が多いものの、それ以外は対応状況がまちまちのようで、自分が使うサービスを見極めて購入する必要があるようです。
ちなみに、このまとめを作成した理由は、自分が購入を検討していたからなのですが、結論として、ONKYO DP-CMX1 GRANBEATを購入しました。めちゃくちゃ満足してます。
