テンキー付きMagic Keyboardをレビュー!iMacの歴史とともに振り返る、14年ぶりのワイヤレス!

先日行われたWWDC2017では、iOS11やmacOS High Sierraといった最新OSのプレビューとともに、数々の新製品が発表されました。
前々から噂のあったiPad Pro 10.5やHomePodから、誰も予想していなかったiMac Proまで翌日のニュースはAppleの新製品情報でもちきり。
特にiMac Proは前情報ゼロということもあり、興味津々でWebサイトを見ていたら、キーボードがテンキー付きフルキーボード……あれ?これワイヤレスでは……?
そう、長らくテンキー無しだったApple純正ワイヤレスキーボードに、ついにテンキー付きモデルが登場したのです。
いつぶりだろうなと、Apple公式サイトのNewsRoomを探していたら、キーボードのリニューアルとiMacには関係があることが分かりました。

Appleワイヤレスキーボードの歴史はiMac進化の歴史

2003年、Appleは初めてのワイヤレスキーボード(Bluetooth)を発表しました。このときはテンキー付きのフルキーボード。この発表の8日前には新型iMacが発表されています。このときのiMacの最上位モデルは、17インチディスプレイ/1.25GHz PowerPC G4プロセッサ/256MBメモリ/80GB HDD/219,800円(税別)
プリインストールOSは、Mac OS X 10.2でした。

アップル、ワイヤレスキーボードおよびマウスを発表 – Apple (JP)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2003/09/16Apple-Introduces-Wireless-Keyboard-Mouse/

それから4年後の2007年、またしてもiMacとともに新キーボードが発表されます。が、このときはテンキーレス。2015年のMagic Keyboardの登場まで、途中マイナーチェンジを重ねつつ、実に8年にわたってこのデザインが踏襲されるわけです。
このときのiMacの最上位モデルは、24インチディスプレイ/2.4GHz Core 2 Duoプロセッサ/1GB メモリ/320GB HDD/239,800円(税別)でした。

アップル、新しいiMacを発表 – Apple (JP)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2007/08/07Apple-Unveils-New-iMac/

そして、2017年。すでにMagic Keyboardはありましたが、今回はテンキー付きMagic Keyboardとして登場。
今回のiMac最上位モデルは、27インチ Retina 5Kディスプレイ/3.8GHzクアッドコア Core i5プロセッサ/8GB メモリ/2TB Fusion Drive/253,800円(税別)※iMac Proは未発売なのでノーマルiMacで。

Apple、iMacのグラフィックス、プロセッサ、ディスプレイをアップデート – Apple (JP)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2017/06/imac-receives-major-update-featuring-more-powerful-graphics-faster-processors-thunderbolt-3-brighter-displays/

未発売のスペースグレイ版Magic Keyboardが存在する

ところで、iMac ProにはスペースグレイのMagic Keyboardが付属しているようなんですが、単体発売されないんでしょうかね……?

以前にレビューしたMatiasのキーボードにも似てます。

まるでMacBook……!Mac用Bluetoothフルキーボード!Matias Wireless Aluminum Keyboardをレビュー!

2016.08.27
というか、MacBookのキーボードに似てるんですね。

テンキー付きMagic Keyboardのレビュー

見つけた瞬間、すぐカートに放り込んでましたね。もちろんオンラインのApple Storeにて購入しました。

税込で14,904円(税抜で13,800円)と、キーボードの中では高価な部類ですが、それだけの価値があると見ているので、即買いでした。
中1営業日で到着。テンキー付きフルキーボードだけあって、パッケージはひたすら長い。

ダンボールほどは長くないMagic Keyboardのパッケージが登場。

製品の正式な名称は、Magic Keyboard with Numeric Keypadですが、パッケージ上はブランド名としての「Magic Keyboard」のみ。

このパッケージがホントに薄い。Apple製品のギリギリまで攻めてるパッケージは嫌いじゃないです。

内容物は、テンキー付きMagicKeyboard本体と、Lightningケーブル、紙類です。LightningケーブルをMacに挿せば自動でペアリングします。

ついに、テンキーを手にいれたMagic Keyboard。

日本語配列なので、リターンキーがキー2段分確保されていて、ッターンしやすいです。

日本語キーボードの地味に便利な機能は、スペースキー両脇の「英数」キーと「かな」キー。これがあるのとないのとでは、効率が雲泥の差です。

さて、テンキーレスのMagicKeyboardと並べると、従来のMagic Keyboardにテンキー部分を付け足したということが一目瞭然。もはや地続きにさえ見える。

テンキーレスなMagic Keyboardのレビューはこちら。

8年ぶりのモデルチェンジ!Appleの新ワイヤレスキーボード、Magic Keyboardをレビュー。

2015.10.18

裏面を見ると、テンキー付きMagic Keyboardの方が長い分、滑り止めも長めに貼られています。

さて、USB版のテンキー付きApple Keyboard(上)との比較。こうして上から見ると、意匠的な観点ではほとんど変わってないことが分かります。実際に打ってみるとだいぶストロークが浅くなっているのだけど……。

対応機種にご注意

なお、気をつけていただきたいのが、システム条件。macOS 10.12.4以降、つまりSierraじゃないとダメ。

でも、Bluetoothキーボードなんだから使えるでしょ?と思ったあなた、それが使えないんです。OS X El Capitan(10.11.6)なMacに繋いだところ、Lightningケーブルを繋いだ状態なら使えるものの、US配列で認識され、キーボード設定でも変更できず。ケーブルを抜くと使用不可、という最新OS縛りでした。おとなしくSierraで使いましょう。

他社製のBluetoothフルキーボードと比較

現在所有している、他社製のBluetoothフルキーボードと比較してみます。Bluetoothを内蔵したワイヤレスフルキーボードは市場に種類がないので、ここにあるだけでも結構網羅している気がします。
左から、

  1. Logicool K780 マルチデバイス(レビュー記事
  2. Apple Magic Keyboard with Numeric Keypad(本製品)
  3. Matias Wireless Aluminum Keyboard(レビュー記事
  4. Apple Keyboard with Numeric Keypad(USB版)
  5. Microsoft Surface Keyboard(レビュー記事
  6. Logicool K370s マルチデバイス(レビュー記事
  7. Microsoft Designer Bluetooth Desktop(レビュー記事

Magic Keyboardは左から2番目で、フルキーボードのパッケージとしてはコンパクトな方です。

現在、仕事用に使っているのが、MatiasのWireless Aluminum Keyboard。こちらはMacBookのキーボードとデザインが似ているので、2つ並べても、Appleぽいです。Matiasの方がやや幅があり、打鍵感もあります(USB版のApple Keyboardに近い)。

Matias Wireless Aluminum Keyboardは全4色で、JIS配列とUS配列が用意されています。色もApple製品を意識したものばかりなので、Apple純正にこだわらないのであれば、結構オススメ。

まるでMacBook……!Mac用Bluetoothフルキーボード!Matias Wireless Aluminum Keyboardをレビュー!

2016.08.27

そして、Microsoftのフラッグシップキーボードとも言えるのが、Surface Keyboard。こちらはなんとMagic Keyboardとほぼ同一の大きさ。怖いくらいぴったりでした。

Macで使うにはキーアサインを変えたりしないといけないので、それはそれで手間なんですが、使いごこちはかなりいいです。Windowsの方には激しくオススメ。

SurfaceワイヤレスキーボードをMacで使う!Microsoft Surface Keyboardをレビュー!

2016.12.04

まとめ

makkyon
ついに登場したテンキー付きMagic Keyboard。Touch Barが付くことよりも、テンキーが付くことを待ち望んでいました。打鍵感は従来のMagic Keyboardと同じなので、違和感なく使うことができます。お値段は張りますが、それだけの価値がある逸品です。