2016年はいろいろなキーボードを使ってきましたが、今年はこれが最後になりそうです。Microsoftが発表したデスクトップ版Surfaceこと「Surface Studio」のキーボードが単体で発売されたので、早速買ってみました。
今回紹介したのは日本語配列ですが、英語配列も発売されています。
これまでMicrosoftのPC周辺機器は赤をアクセントカラーにしていましたが、本製品はApple製かと見紛うようなパッケージ!
パッケージを比較してみましょうか。真ん中が本製品。上はMicrosoft Designer Bluetooth Desktop。下はApple Keyboard。やっぱりAppleっぽい。
しかし、このシンプルなパッケージに、Microsoftの4色ロゴは不釣り合いですね……。
今回購入したのは、日本語キーボード配列です。
製品ページでは、Mac OS 10.10.5/ 10.11.1/10.11.4対応を謳っていますが(2016年12月現在)、パッケージ裏面には「Windows 10」の表記のみ。Bluetooth SMARTに対応しています。
ワイヤレスキーボードなので、本体の他にはマニュアルのみです。
Designers Bluetooth Desktopもそうでしたが、底面がすっきりしていてとても綺麗。美しいです。
美しついでに、Appleのキーボードと背面を比較して見ましょうか。上から、Apple Keyboard(ワイヤード)、Apple Wireless Keyboard、Apple Magic Keyboard、Surfaceキーボード、Microsoft Designer Bluetooth Desktopです。どれもこれもシンプルに仕上がっています。
さて、電池ボックスもDesigner Bluetooth Desktop同様にマグネットを採用しているため、簡単に着脱できます。使用しているのは単四乾電池2本。
キーボードはアイソレーション型。ストロークはやや深めです。
スタンド兼電池ボックスの端に、Bluetoothボタンがあります。ここを3秒以上押しっぱなしにすることで、ペアリングが可能になります。
ここで、ワイヤードなApple Keyboardと比較してみましょう。まるでカラーバリエーションのようにそっくりです。
Magic Keyboardもデザインテイストが似ています。
一番似ていたのは、1世代前のApple Wireless Keyboard。素材の違いこそあれ、スタンド部分の丸みがよく似ています。
キーボードのR処理とか。ボードの厚みとかキーの深さとか、微妙に異なりますが、こちらもよく似ています。
同じMicrosoftのDesigner Bluetooth Desktopとの比較です。Designer Keyboardの方がレイアウトが詰まっているので、幅は短めです。
Surfaceキーボードは、キーの幅に余裕があります。
Surfaceキーボードは、方向キーが独立したスペースを確保しているので、操作しやすかったです。Designer Keyboardは方向キーのミスタイプが多いですね。
キートップの幅は15.1mm。Apple Keyboardは15.5mm。
キーピッチは34.0mm。Apple Keyboardは34.3mmです。
続いて、キーボードを見ていきましょう。テンキーの上には独自キーが備えられています。今回はMacで使用したので、これらを使う機会はありませんでした。
こちらも独自機能が割り当てられるキーですが、ファンクションキーなのでKarabiner-Elementsを使うことで、カスタマイズが可能です。
ハードの見た目ばかり見ていましたが、macOS Sierraでも問題なくペアリング可能です。キーのカスタマイズにはKarabiner-Elementsを使います。
Karabiner-Elements
https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements
キータッチは、アイソレーション型の中ではやや深めながら、デスクトップで使う分にはこれくら深い方が打った感じがあって良いかも。Magic Keyboardは浅すぎるんですよね。キーの配置にも余裕があるので、Designer Keyboardよりも打ちやすいと感じました。
Microsoft渾身の製品であるSurfaceシリーズのフラッグシップにあるであろうSurface Studio用に作られた(と思われる)Surface ワイヤレスキーボード、その価格に負けないいい製品です!(Mac配列があればいいのに)