面白そうなワイヤレスマウスが発売されたとのことで、思わず購入してしまいました。
ブリスターパックでやってきました。
EGG MOUSEの名の通り、パッケージも卵型です。エレコム30周年記念ということで気合が入っているようです。
中身は、マニュアルと、充電用のMicroUSBケーブル、EGG MOUSE本体です。
上から見ると綺麗な卵型。特徴的なのが、中央のユニットを囲むように成型された外殻。
穴が開きまくりで、かなり軽くなっていることが分かります。ただ穴を開けたわけではなく「トラス構造」を採用しているそうです。
トラス構造は、東京ゲートブリッジや東京スカイツリーでも採用されているとか。
トラスは、三角形を単位として組まれた部材の構造形式をいい、構造部にかかる力を圧縮力と引張力という軸力のみに単純化して負担します。このため、軽量でかつ変形に強い構造体が実現できます。
建築物の信頼を高める – トラス構造|JWTC 日本木質トラス協議会
側面もこの通り。
後面を見ると、底すら抜いていることが分かります。
さながら『寄生獣』で新一の夢の中に出てきたミギーのような姿です(イメージです)。
強度は大丈夫かと心配になりますが、ちょっと力を込めた程度ではたわむ様子もありません。普段使う分には何の支障もないでしょう。
パッケージに記載のある通り、重量はわずかに30.0g。測定してもぴったりの数値。この数値が出たとき、ある種の執念を感じました。この重量を実現するために、乾電池ではなく内蔵バッテリーを採用しています。
底面には、電源ON/OFFスイッチと、ペアリングボタン。記載されているQRコードは、製品Q&Aページにリンクしていました。
色の似ているトライアスロンマウスM720との比較。一回り小さいですね。
実際に握ってみると小さいため、指先で持つような形になります。とはいえ、軽すぎるので、気にならないですね。
実際に使ってみたんですが、クリック感やスクロールホイールは安いマウスのよう。これはもう軽さのために犠牲にしたといっても過言ではないでしょう。潔い割り切りといえます。
デスクトップでメインのマウスとして使うには、心もとないサイズ&使用感ですが、モバイルマウスとしては圧倒的に軽いし、見た目に反して意外と頑丈だし、それでいてマウスとしての機能性は落としていないので、「小さくて軽くてそこそこ使えるマウス」を探している人にはオススメです。
Bluetooth版は、他にホワイトとブルーのカラーバリエーションがあります。USBのマイクロレシーバー付きのモデルもあります。