SHURE RMCE-BT1 レビュー/ついに本命が登場、SHURE純正のMMCX対応Bluetoothケーブルを購入!

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SHUREでワイヤレスへの道のり

今年、人生で初めてSHUREのイヤホン SE425を購入しまして、その音の美しさと迫力に驚いたわけです。ただ、iPhone7以降でイヤホン端子が廃止されたため、Lightningアダプタを経由するか、Bluetoothで聴かなければなりません。幸い、SHUREから純正のMMCX-Lightningケーブルが発売されたため、前者はクリアされました。当時のレビューはこちら。

LAM搭載の恩恵もあり、洗練された非常に素晴らしい音を鳴らしてくれるのですが、やはりBluetoothワイヤレスを諦められず、いろいろ購入して試してみました。

MMCXで対応するBluetooth

SHUREをはじめとして様々なメーカーで対応しているMMCXコネクタ。これを採用することで、イヤホンとケーブルを付け替えることができます(リケーブル)。つまり、Bluetooth対応のケーブルにすることで、ワイヤレスに対応できるわけです。

2000円台で買えるリケーブル用のBluetoothケーブルを買って、SHUREのイヤホンをワイヤレスで聴ける嬉しさに気づいたり。

他社製のMMCX搭載イヤホンを購入して換装してみたところ、そのメーカーのイヤホンも気に入ってしまったり。

最高のワイヤレス音楽を楽しむために複数のアダプタを併用してaptX HDでハイレゾ・ワイヤレスに対応したり(この組み合わせは、ワイヤレスの中では最高にいいです)

いろいろやってきて、一応満足はしているのですが、やはり「SHURE純正のワイヤレスイヤホン」をどこかで心待ちにしていたのです。

ついに登場したワイヤレスモデル

2017年秋、SHUREはついにワイヤレスイヤホンの製品ラインナップを発表します。

一体型のエントリーモデル

エントリーモデルのSE112。MMCXコネクタに対応しない一体型モデル。これを買うならもう少しがんばってSE215にしたいところ。


SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE112 Bluetooth カナル型 高遮音性 ブラック SE112-K-BT1-A 【国内正規品】

SE215のワイヤレスモデル

既存のSE215シリーズのケーブルをBluetooth対応にしたもの。トランスルーセントブルーのSpecial Edition。


SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE215 Special Edition Bluetooth カナル型 高遮音性 トランスルーセントブルー SE215SPE-B-BT1-A 【国内正規品】

リケーブル用のRMCE-BT1

そして、既存のSE215/315/425/535/846を所有しているユーザー向けに、リケーブル用のRMCE-BT1が発売されました。嬉しいことに価格は1万円台前半。他社のリケーブル用モデルよりも安い価格設定です。


SHURE ワイヤレス リケーブル BT1シリーズ Bluetooth SEシリーズ用 交換ケーブル MMCXコネクター搭載 RMCE-BT1 【国内正規品】

RMCE-BT1をレビュー、SE425を組み合わせてみた

コンパクトなパッケージです。型番はRMCE-BT1ですが、正式な名称はBluetooth REMOTE+MIC CABLEとなるようです。

側面には対応機種が明記されています。MMCX端子に対応した、SE215、SE315、SE425、SE535、SE846です。おなじみのラインナップですね。

対応距離は10メートル、バッテリーは最大8時間、Bluetoothのバージョンは4.1です。

RMCE-BT1本体の他には、マニュアル類、充電用のMicroUSBケーブル、クリップとなっています。

センターユニットには、ステータス確認用のLEDと充電池が内蔵されています。SHUREのロゴが彫られていますが、ひっくり返しても同じSHUREが見えます。どの面が見えても安心です。先ほどのクリップはこのユニットにはめ込みます。

このクリップで首の後ろ、シャツの襟に固定します。このクリップのおかげで、ケーブル自体の安定度が増し、ケーブル擦れの音が軽減されます。

右耳側にあるのがリモコンユニット。中央ボタンで電源ON/OFFや再生/停止、左右の+-ボタンで音量や曲送りなどを操作します。

充電用のMicroUSBポートはリモコン側にあり、ここにケーブルを挿すとセンターユニットのLEDが点灯します。

MMCX側のケーブルには針金が入っていて、ちゃんとSHURE掛けに対応します。純正だから当たり前ですね。

愛用しているSE425を組み合わせることで、念願のSE425 ワイヤレスエディションが完成です!

iPhone 8 Plusにペアリングして聴いてみることにしましょう。

肝心の音質は……

SHUREの製品ページには「対応コーデック: SBC」とあります。aptXはもちろん、AACにも対応しないようです。Bluetoothである以上、音質の劣化は避けられませんが……しかし、そこはSHUREだけにこだわっていてほしい。

電源を入れ、ペアリングし、AppleMusicの音源を再生してみます。あれ……?低音が弱めだけど、普通に綺麗だし、とてもSBCだけとは思えない高音質。音離れもよく、解像感もそれなりにある感じ。Bluetoothでこれだけ鳴らせたら十分!

音質以外では、電源ON時にバッテリーの残り稼働時間を知らせてくれる便利機能があります。

ただ、欠点としては、iPhone接続時に最低音量が大きいこと。もう少し小さい音量で聴きたいときにできないもどかしさがあります。

ちなみに、もしかして有線やaptX HDとも遜色ないんじゃ……なんて思って、下記の2製品に換装してみたんですが、やはり圧倒的にレベルが違いました。そうだ、SE425の本領はこれだ、と再認識。過剰な期待は禁物です。

※BR1006もBluetoothですが、aptX HDで繋がるのでハイレゾ相当です。

満を辞して登場した純正Bluetoothケーブルだけに、きっちり仕上げてきた感じがあります。それゆえに、ワイヤレスであること以外に目立った特色がないのも、歯がゆいところですが。
とはいえ、SHURE純正のBluetoothリケーブル、待っていた方にはオススメできる一品です!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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