OPPO Reno A レビュー/iPhone 11 Pro Maxとほぼ同じ画面サイズ、重量は4分の3、価格は3分の1!

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初めてのOPPOスマートフォンです

楽天モバイルの無料サポータープログラムに当選しました。そのプログラムに参加するのにiPhoneは対応していなくて、指定機種を見ていたところ、指原莉乃さんをCMキャラクターに起用したことでニュースになったOPPO Reno Aがラインナップにあるじゃないですか。
どうせ買うのならば、話題のOPPOにしてみようと、購入してみました。

INDEX

楽天モバイルで購入したOPPO Reno A

SIMとセット販売されているOPPO Reno Aは通常64GBモデルですが、楽天モバイルで販売されているのは128GBモデルになっています。ちょっとお得な感じがしますね。

顔認証に指紋認証、デュアルカメラにデュアルSIM、メモリ6GB、6.4インチの大画面、防水防塵のIP67対応、おサイフケータイ(Felica)まで付いて3万円台という破格のコスパで、大人気となっているようです。

今回はOPPO Reno Aのブラックモデルを購入してみました。

OPPO Reno Aをレビュー

OPPO Reno Aのパッケージは、縦に細長い真っ白なパッケージ。iPhoneよりも全然長いです。

ぱっと見は真っ白ですが、光の加減によって色みが変わる、貝殻のようなパッケージで美しいです。エントリーモデルの価格帯の製品とは思えません。

パッケージを開けてみます。マニュアル類を除くとOPPO Reno A(写真中央)が現れます。

OPPO Reno Aを取り出すと、底面にはアクセサリ類が入っています。イヤホンやACアダプタにiPhoneぽさがプンプンしますね……。

こちらが内容物すべて。クイックガイドにOPPO Reno A本体、イヤホン、USB-ACアダプター、USBケーブル、SIM取り出しピン、専用ケースとなっています。

OPPO Reno Aのデザイン上の特徴といえば、その美しい背面です。ブルーは言わずもがな、ブラックモデルも3Dグラデーションカラーと呼ばれる美しい波を描きます。

電源を入れてみました。メーカー公称で画面占有率91%ということですから、前面はほぼすべてが画面です。

ここで再び背面を見てみましょう。先ほどとは光の輝きが違うことがわかってもらえるでしょうか。美しいです。

背面のアウトカメラはデュアルレンズです。ただ、画素数は異なり、1600万画素と200万画素という組み合わせになっています。その横にはLEDフラッシュもあります。

背面にはFelicaマークもあり、モバイルSuicaや楽天Edy、スターバックスカードなど各種おサイフケータイサービスを利用することができます。

本体下部の充電用端子には、USB Type-C(以下、USB-C)を採用しています。最近では珍しくなってきたイヤホンジャックも備えています。

OPPO Reno Aの画面占有率を91%にまで高めているのは、この水滴型のノッチです。ギリギリまで画面を確保しつつ、フロントカメラを実現しています。なお、フロントカメラはアウトカメラを上回る2500万画素!自撮り文化を象徴するようなスペックです。

アウトカメラで写真を撮って、まあまあ綺麗に撮れるな〜と、ふとフロントカメラに切り替えたところ、すすすすすすげえ綺麗!って思っちゃったので、フロント側が本命ということでしょう。

SIMは排他式のデュアルSIMトレイ

デュアルSIMと書きましたが、SIMトレイはよくある2枚置きのタイプです。

nano SIMを2枚置くことができます。

注意しないといけないのが、2枚目のnano SIMと、microSDXCカードは排他利用であること。どちらか一方しか使うことができません。

デュアルSIMで運用したい場合は、本体のメモリだけで運用することになるので、楽天モバイルの128GBモデルは嬉しいところです。

iPhone 11 Pro Maxに匹敵する画面サイズ、なのに軽い!

さて、OPPO Reno A(写真左)は画面サイズが6.4インチとスマートフォンの中では最大級の大きさを誇ります。このサイズ、iPhone 11 Pro Max(写真右)の6.5インチに匹敵します。2つの巨大画面スマホを並べてみても遜色ないのがお分かりいただけますよね。

なお、これだけの大きな画面を持ちながら、重量は172.4g。232gのiPhone 11 Pro Maxの74%程度しかありません。

OPPO Reno Aを持った後に、iPhone 11 Pro Maxを持つと、かなりのズッシリ感があります……。

専用ケースが付属しています!これはありがたい!

さて、コスパの良さが際立つOPPO Reno Aですが、なんと専用のクリアケースも付属しています。iPhoneなどと違い、ケースがほとんど市場に出回っていないので、こうした配慮は嬉しいところです。

ケース込みでの重量は191.3g。これでもiPhone 11 Pro Maxより軽いのです……。

とはいえ、いつまでもクリアケースというのも味気ないので、早くさまざまなケースが登場して欲しいところです。(選択肢は欲しい)

顔認証と指紋認証がダブルで使える

OPPO Reno Aは、全画面タイプということもあって、顔認証を採用しています。iPhoneのFace IDに慣れている自分としても、遜色ない速度で認識してくれるのはありがたいところです。

さらに驚きなのは、ディスプレイ指紋認証を搭載していること。液晶画面で指紋が認証できるのは不思議な感じです。画面が暗くなったときでも、指紋の認証位置が分かるようにアニメーションされているのが美しいです、これはぜひ実機で触ってみてください。

一つだけ難点をあげると、iPhoneのFace IDに慣れていると、画面を軽く叩いて画面を点灯させ、顔認証させるのが普通です。OPPO Reno Aはサイドボタンで画面を点灯させるのが、ちょっと面倒だな、と感じました。

ACアダプタはUSB PDでもQC3.0でもない急速充電タイプ

さて、価格に似合わないスペックを誇るOPPO Reno Aですが、ちょっとしたところにコストダウンの跡が見えます。まず、Qiワイヤレス充電を採用していません。

さらに、付属のACアダプタを見てみましょう。ちょっと大きめのACアダプターで、iPhone 11世代のUSB PowerDelivery(以下、USB PD)対応ACアダプターに近いサイズ感です。

ただし、ACアダプタ側のUSB端子はUSB-Aです。QuickChargeかと言えば、そうでもありません。

ACアダプターの性能を見てみると、出力は5V・2Aの10W。

タブレットなどで使われている急速充電のようでした。早いっちゃ早いんですけどね。

音楽は有線イヤホンジャックからハイレゾ・ワイヤレスまで

さて、私がOPPO Reno Aで最も気になっていたのは、オーディオ性能です。Android 9ということで、ハイレゾ・ワイヤレスのコーデックに対応しているだろうと期待していました。製品ページのスペックに載っていなかったので、直接確認します。

開発者向けメニューをONにして確認してみました。ハイレゾ・ワイヤレスコーデックのLDACやaptX HDといった名称が並びます。

両方のハイレゾ・ワイヤレス コーデックに対応したRADSONEのEarStudio ES-100とペアリングしてみます。

LDACで接続されていることが分かります。

ただ、LDACとはいえ、音質は軽め。いくらハイレゾ・ワイヤレス コーデックとはいえ、その音質は出力元の端末の性能に依存してしまいます。

そこで、今度は直接イヤホンジャックに差し込んでみました。有線接続なら、そこそこの音質で聴けるはず。

イヤホンはSIMGOTのEN700 PROなので、役者としては十分……なんですが、ちょっと低音が弱め。これはOPPO Reno Aのオーディオ性能の限界ということでしょう。

ただ、諦めきれなかったので、USB DACを内蔵した変換アダプター、moshi USB-C Digital Audio Adapterを使って、USB-CからUSBオーディオで出力させてみました。

ただ、全然音は出ません。まさか対応していないなんてことはないよな……と、念のため設定を確認したところ「OTG接続」がOFFになっていました……。

OTG接続をONにすることで、moshi USB-C Digital Audio Adapterが機能し、迫力のある音が出力されてきました。Amazon MusicはUltra HDを使っているので、プロパティを確認したところ、24bit/48kHzで再生できていました。

オーディオ性能としては、特筆するところはありませんが、ワイヤレスオーディオのコーデックが豊富に揃っている点はよかったです。

やっぱりゲームが向いているのかも?

さて、OPPO Reno Aを使ってみて、通常の操作では何の不自由もなく快適に使えるのですが、メモリを6GBも載せているのですから、やはりゲームを楽しまないわけにはいきません。
OPPO Reno Aは「ゲームブースト2.0」として、ストレスフリーなゲーム体験を可能にするため、高速化のための「タッチブースト」や「フレームブースト」と呼ばれる機能を搭載しています。

PUBGモバイルを楽しんでみたところ、高画質でもiPhoneでプレイしているときと遜色のないキビキビとした動作をしていました。とてもエントリーレベルのスマホの動きじゃない、と実感します。
そして、何気に便利なのが、サイドからスワイプで出てくるメニュー(写真左側)です。ゲーム利用時に必要なツールがすぐに取り出せるようになっています。

iPhoneでは味わえないゲーム体験だなーと感じました。

最大の難点は……○○の○○かな。

OPPO Reno Aの凄すぎるコスパに感心しっぱなしなんですが、一点だけ気に入らないことがあります。
それは起動時の楽天のRakutenロゴ。せめてレッドとかブラックならよかったのに、よりによって、ピンク。OPPO Reno Aのデザインが台無しな感じです。

なお、楽天モバイルのMNOとしての回線速度はかなり速いです。併用しているiPhoneのau回線と比べても遜色はありません。(とはいえ、都内限定ですけど)
これからエリアを拡充して、しっかりサービスを開始していってほしいところです。

OPPO公式のハイブリッドケースを購入してみました

付属のクリアケースに飽きてしまったので、OPPO公式ストアでハイブリッドケースを購入してみました。

レビュー記事はこちらから。

OPPO Reno Aのまとめ

楽天モバイルの無料サポータープログラムのために買った端末ではあるんですが、思いもよらぬコスパの良さに、しばらくiPhone 11 Pro Maxの出番が少なくなっています。

何といっても「大画面なのに軽い」なんですよ。iPhoneが年々重くなるので、この軽さは何物にも代えがたいなと思う次第です。これだけのコスパで、iPhone 11 Pro Maxの3分の1程度の価格って、スゴイよ!安くて速くて軽くてカメラが綺麗なスマホなら、これがオススメ!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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