ドコモ&ワイモバ使えて1万円以下!小型軽量スマホ「グーのスマホ g06」はコスパ最高!……とある致命的な欠陥を除けば。

サブのAndroid端末を探していて、gooブランドでリリースされているグーのスマホ(g06)を発見。FREETELのPrioriよりも安く、かつコンパクトな感じ。これはいいかもと購入してみました。

パッケージから「グーのスマホ」推し。これでは何を買ったか、家族にバレバレだ。

今回購入したのは、OCNモバイルONEのSIMセット。単体で買うよりこちらのほうが安い。OCNの契約は必須ではないので、どうせならSIMセットで買っておこう。

パッケージをiPhone 6s(左)と比較。こうしてみると、さほど小さいとは感じない。

パッケージも「グーのスマホ」推し。

箱を裏返してみると内箱はグレーで、2色構成になっていることが分かります。そして、ロゴが控えめに入っています。NTTレゾナント。ポータルサイトgooの運営会社で、ECサイトのNTT-X Storeを持つ会社として知られている。

そのNTTレゾナントの属するNTTグループ内には、24万人余の従業員と907の連結子会社がある。巨大!

グループ会社について:NTT HOME
http://www.ntt.co.jp/about/group.html

日本の就業人口は6,497万人なので、日本で働く人の0.3%がNTTグループになる計算だ(海外の話とか持ち出すとややこしいので、ツッコミは勘弁)。

統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)9月分結果
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/

なお、そんなNTTグループも連結従業員数では国内4位で、上にはまだ3社もある。

日本で一番大きい会社が分かる従業員数ランキングTOP10【連結・単独】
https://careerpark.jp/34793

こんな巨大な企業体の中で、活動するNTTレゾナント。株主の出資比率はNTTコミュニケーションズが66.6%、NTTドコモが33.3%となっている。

NTTレゾナント 会社概要
http://www.nttr.co.jp/corporate_profile/

グループ会社の回線を使った、グループ会社のMVNOサービスを、グループ会社のインターネットサービスを組み合わせた格安端末で売る、という企画書的にはよくできたスキームです。(端末の調達はクロスリンクマーケティング社)
ただ、このg06の発表の1ヶ月後、NTTドコモが一括650円(実質)の格安スマホMONO MO-01Jを発表してしまったので、インパクトとしては薄まってしまった。担当者の心中は察して余りある……。

MONO MO-01J|製品|NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/mo01j/

話を戻して、今回は落ち着いたカラーであるインディゴをチョイス。理由は後ほど。

内容物一覧。USB-ACアダプタ、バッテリー(予備ではない)、MicroUSBケーブル、液晶保護フィルム、保証規定、クイックスタートガイド、g06本体、予備カバー(インディゴ)となんだか盛りだくさん!

そう、液晶保護シートが付属しているのです。この安さで太っ腹なサービス。

なぜカバーの色に地味めなインディゴを選んだのかというと、デフォルトのカバーとして派手なレッドが付属しているからなんです。

背面カバーがもう一枚付いてお得!な感じですが、内側はこんな感じ。これなら大量に作っても調整がきくということですね。2017年1月に登場するフリーテルのPriori4はカラーバリエーションのバックカバーが6枚も付属するらしいので、来年は予備カバー付属の端末が増えるかも。

FREETEL Priori 4の特長|FREETEL(フリーテル)
https://www.freetel.jp/product/smartphone/priori4/

バックカバー側面の溝からカバーを開けます。

デュアルSIMスロットですが……

マニュアルに記載があるように、デュアルスタンバイは不可。それぞれ切り替えて使うことになります。挿しておけば、SIMの切り替えは設定画面から可能。なお、micro SIMなので、nano SIM持ちの方は注意!SIMアダプタを使うとかなり取り出しにくくて焦ることになるよ。

DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)、ですね。

2枚挿し 同時待受 同時通信
DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ) × ×
DSDS(同デュアルスタンバイ ×
DSDA(同デュアルアクティブ

もちろんSIMフリーです。APN設定アプリを使うことで、有名なMVNOのSIMはプリセットしてある設定を使うことができます。ドコモ回線を使ったBIGLOBE SIMで問題なく通信できました。なお、ワイモバイルのAPN設定も入っていて、手持ちの500円SIMでも通信できました。

バッテリー込みの重量は128.1g。

電源ONで出てくるスプラッシュスクリーンはもちろん「グーのスマホ」。gooのスマホ、じゃダメだったのかな……。

手に持った感じがとても小さくていい!小さすぎず、薄すぎず、ギリギリ使いやすいサイズに収まっています。

iPhone 7 Plusと比較してみると、ふた回りは小さい感じ。

薄さはそれほどでもなく、完全フラットなXperiaと比べてみると、やや厚みがある感じ。でも、小ささ故にこれくらいの厚みがあったほうが持ちやすかった。

起動直後のホーム画面。一見、素のAndroid 6.0のようですが、よく見ると検索バーのロゴマークがgooになってますよ。

アプリ一覧にも、gooのアプリがたくさん。これらが入っていることが、グーのスマホの証ですね。メモリ開放アプリのmilk cleanerは軽快でよかったです。

では、肝心の性能はどうなのか、Geekbench4でベンチマークしてみます。

結果はこちらのとおり。2016年のスマホとしてはかなり低い。シングルコアで480というのは、Galaxy S III(483)やGalaxy Note(462)あたり。マルチコアの1279は、Nexus 4(1312)やXperia Z(1332)に近いです。2012-2013年のハイエンド端末と同等と考えると、iPhoneでいうところのiPhone 5sに近いですね。

ポケモンGOも一応動きました。iPhoneでポケモンGOをやってると、モタモタしている感じが否めませんが……

いろいろ触ってみた結果、アプリをシングルタスクで動かす分には不自由を感じないのですが、例えばバックグラウンドでアプリをダウンロードさせながらだと極度に遅くなってしまい、操作もままならない状態になりました。
価格なりといえばそのとおりなので、割り切って使う必要がありそうです。

最後に、カメラの性能をチェックしましょう。天気のいい日に池袋駅前で撮影してみました。……が、目を疑うような粗い画像が撮れてしまいました。このあと場所やシチュエーションを変えて撮影しましたが、画質は変わらず。これはひどい……。ガラケーのカメラだってもっと綺麗に撮れるのに。何のためにカメラが付いているのか疑いたくなるレベルです。
goo-g06_23
↑ちなみにこの粗さで2880×1728px(約2.5MB)もありますからね。元ファイルにリンクしているので、興味がある人は画像をタップ(クリック)してみてください。

ちなみに、g06本体に中国の工場で撮ったと思われるテスト用の画像が残っていました。どうして、こんなものを残したまま出荷してしまったのか。

そんなわけで、致命的とも言えるカメラを除けば、概ね満足できるローエンド端末でした。
なんといっても1万円以下で買えてしまうコスパのよさがメリットでしょう。私のように、小型のサブ端末を探している方にもオススメです。本当にカメラ性能だけが悔やまれます……。