小さいものへの探究は尽きません。世界最小の呼び声も高いPOSH Micro X S240b(並行輸入品)がリーズナブルな価格で取り扱われていたので買ってみました。レビューします。
本体の見えるクリアケースに入っていました。iPodシリーズのようですね。
内容物は、マニュアル、POSH Micro X本体、イヤホン、MicroUSBケーブル、バッテリー、ACアダプタとなっています。
指先で軽々つまめるマイクロサイズ!(※画面はシールが貼った状態です。まだ通電していません。)
iPhone 7 Plusと比べるとこの小ささ。おもちゃサイズです。
本体の上には、イヤホンジャック。
左側面には、ボリュームキー。
下面には充電用のMicroUSBポート。
右側面には電源ON/OFFボタンがあります。
背面には一つ目のカメラ。フラッシュはありません。
右側面下にある切り欠きから背面ケースを剥がすと、SIMスロットにアクセスできます。なんと、この小ささなのにMicroSIMなんですよ……。nano SIMを使うならアダプタをかます必要があります。かなり取り出しにくいので、自己責任にてお願いします。
ストレージとして、microSDカードも使用できます。
充電して起動しようと思うのですが、ここで一つの問題に直面します。なんと、市販のMicroUSBケーブルでは充電ができず、付属のケーブルでは充電できる状態。しばらく悩んだのですが、なんとコネクタの長さが違うことが判明(左が付属のケーブル)。一般的なケーブルでは端子に届かないようです……。
ちょっとつまづきましたが、充電が終わったので電源を入れてみます。
なんと、日本語も選択できます。
画面があまりにも小さすぎて、ウェルカム画面が改行しまくり。セットアップ中にWi-FiのパスワードやGoogleアカウントなど文字入力が必要なシチュエーションがあるんですが、キーボードが小さすぎて失敗しまくり。Bluetoothで外付けキーボードを繋がないと、文字入力は無理っぽいです。
こちらが起動画面。独自のホーム画面です。アイコンが3列しか並びません。
シンプルなGoogleのホーム画面を開いてもこの通り。画像検索とか選べないですね。
Dropboxを開いたところ。メニューの文字が途中省略されちゃってます。
このPOSH Micro Xの重量はわずかに52.9g。市販されているスマホはどんなに軽量を謳っても、せいぜい100g程度。全く相手にならない軽さです。
ドコモの電波は掴むし、日本語も使えるし、とにかく小さいスマホを求めている人にはうってつけの端末と言えます。ただ、下記の注意点があるので、ご留意ください。
- Android 4.4である
- LTEではない(4Gと表示されているが、おそらくHSPA+)
- キーボードは実用性ゼロ
あと、ポケモンGOはできません。アカウント入力画面までは行くものの、GPSをつかめずに開始できませんでした……。
世界最小LTEスマホを含む、個性派なAndroidスマホのまとめ記事を作成しました。