AONIC 215のワイヤレスアダプター部分が単体発売!
この記事をご覧になっている方はご存知のことかと思いますが、AONIC215は、イヤホン部のSE215と、完全ワイヤレスイヤホンアダプターのRMCE-TW1を組み合わせた製品です。そのRMCE-TW1が単体で発売されたので、購入してみました。
AONIC215は、完全ワイヤレスイヤホンとしては圧倒的高音質を誇るモデルでしたが、動作や操作性は(完全ワイヤレスイヤホンとして考えると)お世辞にもいいものではありませんでした。さらにリコール問題まで発生したので、出鼻を挫かれた格好になりました。
今回、RMCE-TW1を購入してみたので、AONIC215とどう変わったのか、比較しながらレビューしてみます。なお、音質的には変わらないようだったので、そこは省略しています。
SHURE RMCE-TW1をレビュー
RMCE-TW1も、AONIC215と同様に円筒形のパッケージです。AONIC215と違うのは、付属しないSE215の部分がシルエットになっていることですね。
第2世代となるRMCE-TW2が2021年9月17日に発売されました。
RMCE-TW1(写真左)とAONIC215(写真右)のパッケージを比較してみましょう。どちらも同じデザインですが……
接地するための滑り止めが、RMCE-TW1(写真左)の方が巨大になっています。安定感はありますが、スタイリッシュさは損なわれましたね。
そして、AONIC 215も第2世代にリニューアルされました。(2021年9月24日発売)
RMCE-TW1を開けていきましょう。パッケージの形状に整えられたクイックスタートガイドが入っています。
内容物は、RMCE-TW1の左右ユニットに充電ケース、クイックスタートガイドとマニュアル、USBケーブルとなっています。
RMCE-TW1はアダプターのみなので、イヤホンそのものは付属しません。
一見しただけでは、AONIC215のものと変わらないように見えますが……手元にAONIC215があるので比較してみましょう。
RMCE-TW1とAONIC215(初期型)を比較する
RMCE-TW1(写真左)とAONIC215(写真右)を並べてみました。この状態では違いは分かりません。なお、AONIC215は発売日に購入した初期型(リコール対象品)です。
充電ケースを裏返してみますが、こちらも変更点はなさそうです。(色が違って見えるのは光の加減です)
充電ケースを開けてみます。変更されている箇所があるようです。
充電ケース内には充電状況を示すLEDが仕込まれていますが、それをケースの外から確認するためのクリアパーツが大型化されています。(写真左がRMCE-TW1)
アダプターの充電端子は、シルバーからゴールドに変更されていました。初期型は充電ができたりできなかったりといった現象があったので、ここにも問題点があったのかもしれません。
当然ですが、リコールの対象となった充電できない問題は解消されていて、ストレスもなく快適に使えています。
MMCXで接続できるイヤホンならどれでも使えますが、やはりSHURE製品との相性は抜群にいいですね。ケースへの収まりもいいです。
アプリ上では、AONIC TW1と認識されていました。
音質は特に変わりはないようです。ようやく普通に使えるようになりました。
第2世代となるRMCE-TW2が登場!
RMCE-TW1の第2世代となる、RMCE-TW2が登場しました。TW1との比較レビューも行なっていますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
有線イヤホンを完全ワイヤレスイヤホン化するアダプターは各社から登場していますが、音質的にはRMCE-TW1が随一です。使い勝手の点では課題が多いものの、ケーブルの煩わしさから開放されるメリットは大きいです。
↓こちらは後継機種となるRMCE-TW2です。