エレコム 着脱式ペーパーライクフィルム(上質紙・ケント紙) レビュー/何度でもiPadに貼り直せる、臨機応変なフィルム!

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iPadには、ガラスフィルム?ペーパーライクフィルム?

Apple Pencilの登場以降、iPad用の液晶保護フィルムとして人気を博しているのが、紙のような触感を持つ「ペーパーライクフィルム」です。Apple Pencilで使うと本当に紙に描いているような感覚になります。

ただ、描いている間は最高なんですが、タッチの際にはちょっとザラつきがあるし、非光沢のアンチグレアフィルムなので、透明感はガラスフィルムに劣ります。

ガラスフィルムのような透明感を持ちながら、ペーパーライクフィルムのような描き心地のフィルムがあればいいのに……と思いながら、iPadを買うたびにフィルム選びに迷っています。(現在は、ガラスフィルムを貼っています)

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エレコムから画期的なペーパーライクフィルムが登場!

そして、2021年。エレコムからとある画期的なペーパーライクフィルムが登場しました。なんと「着脱式」だということです。どういうことなんでしょう……?本製品には上質紙タイプとケント紙タイプの2種類があります。

※2021年の新iPad Proに対応し、さらに改良された製品が2021年6月に発売されたため、商品リンクを新しくしています。

今回は、比較も兼ねているので、上質紙タイプとケント紙タイプの両方を購入してみました。

エレコムの着脱できるiPad用ペーパーライクフィルムをレビュー

こちらが、iPad Pro 12.9インチ用のペーパーライクフィルム「TB-A20PLFLNSPLL(ケント紙)」「TB-A20PLFLNSPL(上質紙)」です。

パッケージからして、これまでのiPad用フィルムと違いますよね?大きくイラストを配して、イラスト用に最適であることをアピールしています。これは店頭でも間違わない、いいパッケージです。

こちらは、サラサラな描き心地が特徴の「ケント紙タイプ」です。

パッケージの右下には、紙面やガラス面と比べて本製品がどの程度の描き心地なのかをスケールで示しています。

ペーパーライクフィルムでApple Pencilを使うと気になってしまう、ペン先の「減り」。ケント紙タイプは、エレコム社のペーパーライクフィルム TB-A18RFLAPLと比較して摩耗を50%減らしたそうです。

そして、こちらはしっかりとした描き心地の上質紙タイプです。

右下の比較を見ると、ケント紙タイプと比べて、より紙面に近い位置にあるとされています。

背面に、素材別筆記時の抵抗値比較のグラフがあります。上質紙に鉛筆で書いたときよりも抵抗があるようです。果たして……

パッケージの美しいイラストレーションは、AKI(@a_k_i_511)さんによるもの。リンクはAKIさんのTwitterアカウントなので、イラストが気に入った方はフォローしましょう!

さて、それでは中身を開けてみましょう。

パッケージから取り出してみると、よくある液晶保護フィルムとは明らかに違う見た目です。

液晶保護フィルムなのに「収納ケース」付き?

パッケージの中には、クリアファイルのような「収納ケース」(写真左)と、ペーパーライクフィルム(写真右)が入っていました。

収納ケースは、ペーパーライクフィルムを挟み込むことができます。

着脱式ですから、使わないときはこの状態で保管できるわけです。

それでは、貼っていきましょう。

テキトーに貼っていいペーパーライクフィルム?!

よくある液晶保護フィルムと違って、本製品の剥離シールは両脇の黒い帯の部分だけ。

この黒い帯が接着面になるんですが、ここに秘密があって、何度も着脱が可能な「ナノサクション」という素材が使われているのだそう。

このナノサクション、よくよく調べてみれば、くっつくスマホケースとして話題になった「WAYLLY」(楽天市場店)に使われている素材でした。

これまで気を使っていたフィルム貼り付けも、かなり適当でOKです。着脱式なので。何度でも貼り直せる。フィルム貼り付け苦手な人は、コレでいいと思いますよ!

両脇の黒い帯を、iPadの左右に貼るだけ。ズレたら貼り直しましょう。そんな手軽さが最高ですね。

この黒い帯以外の部分はペーパーライクフィルムになっています。非光沢のフィルムなので、iPadの画面を見ると、透明感がやや失われています。

なお、今回の貼り付けにあたって、従来のガラスフィルムを貼り付けた上から貼っています。二重にフィルムが貼られた状態ということですね。

ペーパーライクフィルムの描き心地は?上質紙とケント紙の違いは?

iPadに貼ったガラスフィルムで描くとツルッツルで、気持ち悪いくらい滑ります。画面上にはApple Pencilと手が映っていて、かなり反射していることが分かります。

そして、本製品を貼ってさらさらっと書いてみたところ、これぞまさしくペーパーライクフィルムの描き心地!まさに鉛筆で書いているような感覚に陥ります。

メモアプリでさらさらっと書いてみましたが、やっぱりペーパーライクフィルムとApple Pencilの組み合わせは最高ですね。楽しいです。

ガラスフィルムとペーパーライクフィルムの二段重ねでしたが、操作に影響はなく快調です。
そして、せっかくケント紙タイプと上質紙タイプの両方を購入したので、両方とも着脱して試してみました。

上質紙タイプは、「しっかりとした描き心地」と書かれていましたが、しっかりしすぎでは??と思うほどにApple Pencilのペン先が食い付きます。筆圧強めの方にはいいかもしれませんが、軽く描きたい私には、ペン先が持っていかれるような重さでした。

その点、ケント紙タイプはスラスラ描けるので、快調そのもの。ペーパーライクフィルムに求める紙質と、Apple Pencilに求める描き心地が抜群にマッチしていると感じました。使うならこっちですね。

上質紙かケント紙か迷っている方は、軽く描きたい(ケント紙)か、強めに描きたい(上質紙)かで選ぶと良いですよ。

各種iPad用のフィルムが発売!

今回レビューした着脱式のペーパーライクフィルムは、4種類のiPad用に、それぞれ2タイプずつ発売されています。

iPad Air 10.9インチ(2020)・iPad Pro 11インチ(2021/2020/2018)用

2021年モデルのiPad Proに対応しています。こちらは上質紙タイプの「TB-A21PMFLNSPL」

こちらはケント紙タイプの「TB-A21PMFLNSPLL」

iPad Pro 12.9(2021/2020/2018)用

2021年モデルのiPad Proに対応しています。こちらは上質紙タイプの「TB-A21PLFLNSPL」

こちらはケント紙タイプの「TB-A21PLFLNSPLL」

iPad 10.2インチ(2021/2020/2019)用

こちらは上質紙タイプの「TB-A19RFLNSPL」

こちらはケント紙タイプの「TB-A19RFLNSPLL」

iPad mini (2021)用

こちらは上質紙タイプの「TB-A21SFLNSPL」

こちらはケント紙タイプの「TB-A21SFLNSPLL」

まとめ

まさか、ペーパーライクフィルムを着脱式にしてしまうとは……思いもつかなかったアイデアです。しかし、こうして形になってみると、なぜ今までどこも出さなかったんだろう、と不思議に思うくらい、理にかなった製品だと感じました。

ガラスフィルムもペーパーライクフィルムも両方使いたい、という贅沢な方には超オススメできる製品ですが、それ以前にフィルム貼り付けが苦手……という方にもオススメしたいです。

Apple Pencilでお絵描きをする方には、こちらのペン先もオススメです。

余談ですが、そもそも、なぜまたペーパーライクフィルムを買ったかというと「iPad&クリスタで描くゆるゆるマンガ道」を買ってマンガらしきものを描き始めたからなんですよね。ガジェットレビューをマンガで描いてみたいなと思って(出せるモノになるかは別問題)。

マンガでとても分かりやすく、親切に解説されているので、iPadでマンガを描いてみたい人にはオススメします。Kindle版もあるんですが、それを読むためのiPadが……というわけで、買うなら書籍版をオススメしておきます。

あと、iPadでイラスト・マンガを描くのにオススメなのが、折りたためるスタンディングデスク「MOFT Z」。角度を変えて描けるので、自分に合った姿勢を見つけられます。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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