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ASUS ROG Phone II レビュー/メモリ12GBのモンスターゲーミングスマホ誕生!ベンチマークもダントツ高性能!

ようこそ、ゲーミングスマホの世界へ

ハイクオリティなゲームを楽しめるのは、高性能なゲーミングPCだけではありません。そう、今回は超高性能な「ゲーミングスマホ」を紹介していきます。

ASUSのモンスター“ゲーミング”スマホの後継機が登場!

ASUSから登場したのは、あの超ハイエンドゲーミングスマホASUS ROG Phoneの後継機、ROG Phone IIです。

本レビュー記事の作成にあたって、製品サンプルをお借りすることができました。

ASUS ROG Phone IIをレビュー

ROG Phoneといえば、他のスマホと一線を画す六角柱のパッケージです。

もう、このパッケージが出てきた時点で、只者じゃない感マシマシですよね。

パッケージはすごいぞ

しかも、このパッケージ、中身はせりだすように出てくるんですよ。このギミックを見たとき、マイクロミサイルを大量搭載したデンドロビウムのウェポン・コンテナを思い出しましたね。重量兵器か。ズバーン。

せり出した中身から、さらに内箱(写真右)を取り出すことができます。パッケージからもうお腹いっぱいになりそうなくらい見どころ満載。

本体および付属品を展開すると次の通り。一つ一つ見ていきましょう。

まずは小さいところから。小袋に入ったこのパーツ、いったい何かというと……

冷却ファンであるAeroActive Cooler IIの下部に取り付けるフットスタンドでした。今回のレビューでは使わなかったんですが、標準付属品だけで立てられるんですよね、プレイシーンへのこだわりすごい。

そして、この小袋に入っているのは、ROG Phone IIの側面にある、USB-Cポートを拡張したサイドマウントコネクターのフタ。無くしがちなパーツのようで予備が2つも入っていました。ありがとうございます(お借りしたものなので、さすがに無くしたりしません)。

それから、USB-ACアダプターですけど、こちらは「ROG」の正式名称である「REPUBLIC OF GAMERS」がロゴとともに刻まれています。ACアダプター一つとってもちゃんとしてますねー。

なお、プラグは収納式ではなく直挿し式。強度などを考えると、折りたたみなどではなく、そのまま使えということですね、質実剛健な仕様!

USBポートは、USB Type-Cです。最近はもうこれですね。

USB-ACアダプターの仕様としては、出力最大30Wという、パソコン用かよ、と言いたくなる大出力仕様でした。なお、通常はスマホ側に内蔵する充電回路を、ACアダプター側に持ってきているそうで、充電時間を大幅に短縮されるそうです。その名も「ROG HyperChargeダイレクト充電技術」。もう、名前からしてスゴイわ!

ちなみに、Quick Charge 4.0とUSB PDにも対応しているそうです。……って、普通こっちがメインになりそうな最新技術なのに、脇役扱いになっちゃうレベルで見どころ多い!

さて、まだまだ本体のレビューには勧めませんよ。ROG Phone IIには専用ケースが付属しています。これが標準付属のAero Case。えっ……骨組みじゃない?

なお、裏側には、情報量多めのテクスチャ。日本語でゲーマーズって見えるな……

このAeroCase、ROG Phone IIに取り付けてみると……
こうなる。なんだか!カッコいいな!

ASUS ROG Phone IIの重量は233.8g。持った感じから想像がついていたけど、スマホとしては最重量級に相当します。

参考までにほぼ同じようなサイズ感のiPhone 11 Pro Maxを測ってみると、こちらは232.4gと1.4gだけ軽いですが、ここまでくるとほぼ誤差です。

ゲーム性能に囚われがちですが、カメラにも最高峰の技術が搭載されています。4,800万画素の超高解像度メインカメラはF値1.79とめちゃくちゃ明るく、さらに1,300万画素のセカンドカメラも搭載しています。

前面カメラも自撮りに便利な125度の超広角、2,400万画素もあります。

SIM取り出しピンもASUS特別製

SIMピンは、ASUSの特別製です。

ASUS ROG Phone IIはデュアルSIMスロットを採用しており、DSDVに対応しています。

ASUS ROG Phone IIが対応する周波数帯は、下記の通り。

FDD-LTE:
Band1(ドコモ・au・ソフトバンク)/Band2/Band3(ドコモ・ソフトバンク)/Band4/Band5/Band7/Band8(ソフトバンク)/Band13/Band18(au)/Band19(ドコモ)/Band20/Band26(au)/Band28(ドコモ・au・ソフトバンク)/Band29/Band32/Band66
TD-LTE:
Band34/Band38/Band39/Band40/Band41/Band46

国内3キャリアは問題なく使えます。(ワイモバイルは実質ソフトバンクなので割愛)

右側面には、スマホらしく電源ボタンや音量スイッチが並びます。

左側面には、ボタンらしきもの(写真左側)が見えますが、実はこれサイドマウントコネクター。

フタを取り外すと(ちょっと見づらいですが)USB Type-Cと専用アクセサリーに対応するカスタムポートにアクセスできます。

このサイドマウントコネクターには、USB-Cポートとしての機能もありますが、やはり外部冷却ファンを装着してこそのROG Phone IIでしょう。

ROG Phone IIは冷却機構もハンパない

外部冷却ファンのAeroActive Cooler IIが付属しているので、サイドマウントコネクターに取り付けます。

ROGシリーズのAuraライトにも対応しています。
外部排気孔は、オレンジのアクセントパーツ。こういった細かい工夫が随所に見られます。抜け目ない。

それでは、起動して中身を見ていきましょう。

いよいよ、ROG Phone II起動!

お待たせしました。それではいよいよ電源を入れてセットアップしていきます。

起動画面から、ROG Phoneワールドですよ。これはテンションが上がります。

セットアップ中、先に進まなくなるトラブルあり

しょっぱなからつまづいてしまったのが、セットアップが進まなくなるトラブル。Wi-Fi設定後、Googleアカウントを入力して進めると「音声でアシスタントにアクセス」から先に進めなくなりました。

とりあえず、最初の画面に戻って、Wi-FiにもLTEにも繋がずセットアップを続けることで、この現象を回避することができました。

ASUS ROG Phone IIは、顔認証と指紋認証のデュアル認証に対応

ASUS ROG Phone IIはあらゆる仕様が盛り盛りなので、認証系も顔認証と指紋認証がデュアルで搭載されています。これは顔認証の設定画面です。
指紋認証もあります。

最近流行の、画面内指紋センサーです。iPhoneのTouch IDに慣れていた身としては、リングを探してしまいがちですが、これが一般的になりつつありますね。不思議な感じ〜。

セットアップが完了すると、ホーム画面が表示されます。これがASUS ROG Phone IIオリジナルのUIとなる「ROG UI」です。

オトコのスマホって感じがして、かっこいいですね!

ハイパフォーマンスでどんなゲームもヌルヌル動く!

さて、この先はゲーム中心の紹介になっていくんですが、ASUS ROG Phone IIのスペックを先に書いておきますね。

  • CPUは7月に発表されたばかりのSnapdragon 855 Plusを先駆けて搭載
  • CPUクロックは最高2.96GHzで世界最速。
  • メモリはスマホ最大容量の12GB(Galaxy Note10+とFoldも同一)
  • ディスプレイは10bit HDR対応、120Hz/1ms駆動のアクティブマトリクス式有機EL
  • ストレージは次世代の最新規格UFS3.0を採用
  • バッテリーはスマホ最大クラスの6,000mAh搭載
  • 4G LTEはCat20対応に対応し、最大2Gbpsの超高速通信が可能(Ultimaten Edition)
  • Wi-FiはWiGig Display Dcokに対応し、最大4.6Gbpsの超高速通信が可能
  • ワイヤレスオーディオは最新のQualcomm aptX Adaptiveに対応

あーもう、お腹いっぱい。ちょっともう意味わかんないくらいにハイスペック!

これだけハイエンドを詰め込んだわけなので、アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージの3DリッチMVなど、余裕も余裕です。

PUBG Mobileも、最高画質でスルスルっと動いちゃいますね。

ROG Phone IIのデモでもフィーチャーされていたAsphalt 9は、ビュンビュン気持ちいいくらいに動くのです。これだけ美麗にサクサク動かしてもまだまだ余裕がありそうでした。

同じAsphalt 9をiPhone 11 Pro Maxでも動かしてみましたが、こちらはこちらで同じくらいサクサク動いていました

同じゲームで、どちらもハイエンドのスマホですが、iPhone 11 Pro Maxはコンシューマー機っぽい安定感で、ROG Phone IIはゲーミングPCっぽい挙動(性能を伸ばせば伸ばすほど快適になる)を感じました。

AnTuTuベンチマークで驚異のトップスコア!

ここまできたら、ベンチマークも実施してみましょう。比較機種として、最近大ヒットしている、さっしースマホことOPPO Reno A(写真左/レビュー記事)、ROG Phone II(写真中央)、iPhone 11 Pro Max(写真右/レビュー記事)です。AnTuTuベンチマークを動かしました。

結果としては、OPPO Reno Aのスコアが「208629」、ROG Phone IIが「499630」、iPhone 11 Pro Maxが「525867」という結果になりました。

ROG Phone IIの結果は、AnTuTuベンチマークのランキングで、堂々の第1位。日本で手に入る端末としては、Samsung Galaxy Note 10+が次に来るので、ダントツで引き離していることになります。

ちなみに、今回ベンチマークした3台はどれも6.5インチクラスの端末ですが、ROG Phone IIは画面内にカメラのないタイプなので、ちょっとだけ上下が長くなっています。

なお、OPPO Reno AでAsphalt 9をプレイしたら、グラフィックの質を落としても、ちょいちょい引っかかる感じでした。価格にして3倍以上の差があるので、これは仕方のないところですね。

システム統合管理アプリ「Armoury Crate」でゲームに没入する

さて、ROG Phone IIをゲーミングスマホたらしめているのは、豊富な周辺機器と圧倒的な性能だけではありません。この真ん中にあるボタンを押すことで、新たなる世界に入るのです。(ちなみに、上にスワイプするとアプリドロワーが出ちゃいます)

これが、ROG Phone IIに搭載されたシステム統合管理アプリ「Armoury Crate」。スマホ内にインストールされたゲームアプリがこの中に表示されます。

ゲーム用のサムネールは、ジャンル的に近いものが選ばれるようで、ゲームの実態とは異なる場合があります。ご愛嬌ということで。

上部にあるタブで「コンソール」を選ぶと、システムの稼働状況にアクセスできるようになります。

CPUの内部温度、動作速度や、メモリ・ストレージの使用状況が分かるほか(写真左)、AeroActive Cooler IIのシステムライトの細かい設定も行うことができます。

ROG Phone IIのゲーミングスマホらしいところは、ゲームごとに細かく設定をいじれること。ゲーム画面の右横にある「シナリオ詳細」から設定できます。

ゲームごとに、ディスプレイのリフレッシュレートの設定ができます。

スライドの感度や安定性といった、ゲームコントロールに必要な要素も、ここから各ゲームごとに設定が可能です。

もちろん、XモードのON・OFF(システムに連動させることも可)や、CPUの動作速度まで変えられます。

そして、ゲーム体験を損なわない(プロデューサー業の邪魔をしない)ように「ネットワークの接続中断を防止」したり「バックグラウンド同期の制限」をしたり、よりゲームに集中できる環境を整えてくれるのです。
こういった細かい設定により、ただでさえハイエンドのスマホが、より洗練されたゲーム機としてのROG Phone IIに進化を遂げていくのです。
ああ、ひさしぶりにスマホでゲームするのが楽しい!!!

まとめ

ROG Phone IIは「ゲーム“も”できるスマホ」ではなく、「ゲーム機“に”なるスマホ」でした。ボタン一つでゲーム用のUIが起動することによる「体験」は、まさにゲーミングスマホと呼ぶにふさわしい没入感をもたらしてくれます。

正直、iPhoneから乗り換えたくなるほどに、ハードウェアの限界までハイエンドを究めたスマホです。ROG Phone II、マジですごい。ASUSさんに返したくない……(返しました)

今回紹介したROG Phone IIはストレージが512GBモデルでしたが、「Ultimate Edition」では、最大2GbpsのLTE通信と1TBのストレージが使えるそうです。ハイエンドすぎィィィ!!!

今回のレビューまとめ
レビューした日
レビューした製品
ASUS ROG Phone II
評価
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ABOUT ME
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makkyon
都内で働いている会社員です。仕事では、スマホと映画のことだけ気にしています。 半年に一回、趣味で山手線一周しています。一緒に歩いてくれる人募集中!
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