ZoomやTeamsの画面に映る自分の顔、暗くありませんか?
企業におけるテレワークも珍しいものではなくなり、ウェブ会議もスタンダードになってきました。そうして、ウェブ会議を繰り返しているうちに、ある日、画面に映った自分の映像を見て気づくんです。「顔、暗くない?」と。
ノートPCに設置するLEDライトが登場
カメラに映る自分の顔が暗いなら、方法は2つです。画像処理で明るさを底上げするか、照明を増やして明るくするか、のどちらかです。今回のアプローチは後者です。
リングライトなどが出回っていますが、あれはあくまで自撮り用。ウェブ会議のように画面を見なければならない場合はリングが邪魔です。そこで、キングジムから登場したのが「スクエアライト」でした。
さっそく購入してみたので、レビューします。
キングジム Web会議用スクエアライト PCL10をレビュー
Web会議用スクエアライト、ということでこのライトの設置場所は、ディスプレイの上です。パッケージに書いてあるようにクリップで挟みこむことになります。
中に入っているのは、Web会議用スクエアライト PCL10本体に、給電用USBケーブル、ユーザーマニュアルとなっています。
Web会議用スクエアライト PCL10を横から見ると、大きな出っ張りがあります。これが、ディスプレイを挟むためのクリップになっています。
こんな感じで開くことができるので、これでディスプレイを挟み込みます。
パッケージの写真を見ると、ノートPCに挟むことが想定されていますが、外付けディスプレイのフレームを挟むこともできます。その際には厚み18mmまでで、フラットであることが条件になるようです。
本体のレビューに戻りましょう。ヒンジに当たる部分には、給電用のUSBポートが備えられています。
右側面には電源ボタンがあります。
背面には、給電にあたっての情報が書かれています。「5.0V 0.6A」ということなので、PC/Macの給電可能なUSBポートであれば、問題なく使えます。
MacBook Airのディスプレイを挟んでみました。PCL10はプラスチック製なので軽く、ディスプレイが傾くようなこともありません。
PCL10に付属のUSBケーブルは、USB-C to USB-Aケーブルなので、MacBook Airに接続するには変換アダプターが必要です。今回はこちらのアダプターを使用しました。
Web会議用スクエアライト PCL10のクリップの前面は二股になっているので、ディスプレイ中央のFaceTimeカメラを邪魔しません。
また、Web会議用スクエアライト PCL10は無段階で曲げることができます。
最大で約90度までお辞儀できます。
電源ボタンを押してライトを点灯させてみると、明るく光ることが分かります。電源ボタンを長押しすることで光量を3段階に調整でき、最も明るくすると眩いほどの光になります。
さらに、電源ボタンを押すごとに色温度も切り替えられます。昼白色→白色→電球色で3色の切り替えができます。
昼白色と白色の違いは分かりにくいですが、電球色は分かりやすくオレンジに点灯します。
色と光量の切り替え操作に関しては、以前にレビューしたSUNEAST SEW10-2K370CLと同じでした。PCL10の方がLEDの面が広いので、光量は上ですね。
なお、PCL10はディスプレイに挟んで使うだけでなく、自立させて使うこともできます。ウェブ会議だけでなく、物撮り等でも使えそうです。
実際にウェブ会議で使用してみたんですが、顔色がよく映えるだけでなく、顔に落ちる影が柔らかくなるので、印象がよくなります。カメラの映像が暗く映っている方は検討しても良いのではないでしょうか。
まとめ
ありそうでなかったスクエアライト。ウェブ会議の映像をよく見せてくれるだけでなく、配信や撮影でも使えそうな汎用性があります。補助的な小さいLEDライトとしても良いのではないでしょうか。オススメです。