ウェブ会議、顔が暗すぎる問題……。
テレワークになって、日々の打ち合わせも、お客さんとの会議もすべてウェブ会議。ただ、映像出しすると、顔の表情が暗いんですよね。リングライトを試したりもしたけど、画面の前にライトが立ちふさがるので、邪魔なんです。さて、これを解決する手段は無いものか……。
SUNEAST WEB CAMERA SEW10-2K370CLをレビュー
ウェブカメラを調べていると出てきたのが、SUNEAST(株式会社旭東エレクトロニクス)の製品。ウェブカメラの周囲に配置されているのは、なんとLEDライト。これは気になる製品です。実際に購入してみました。
パッケージには情報満載。ウェブカメラのサイズが事細かに載っていたり……
仕様表だけでなく、動作確認済みアプリケーションも載っています。ZoomやGoogleハングアウト(Meetに移行)といったテレワークの定番以外にも、YouTubeやツイキャスやOBCといった配信向けのアプリケーションまで言及されています。
パッケージに情報が溢れているので、内容物はカメラのみ。
一般的なウェブカメラ同様に、スタンドは「く」の字に折れ、ディスプレイの上に載せることができます。
もちろん三脚穴もあるので、ミニ三脚などに取り付けるのもアリです。
USBコネクタはUSB-Aになっています。
一般的なウェブカメラと違うのは、天頂部にある電源マークです。ここがタッチセンサーになっています。
USBポートに接続すると、ライトが点灯します。期待したほど明るくは無いので、補助ライトといったところでしょうか。それでもMacBook Air内蔵のFaceTimeカメラよりも明るくなります。
このウェブカメラの最大の特徴は内蔵のLEDライトです。天頂部のタッチセンサーをタッチすることで、色を変えることができます。なお、長押しすると、明るさが変化します。
どんな色になるか、見ていきましょう。(色を分かりやすくするために、写真の明るさを落としています。)
まずは、白色です。オーソドックスな明るさです。
次に暖色。暖かみのある色味になります。
こちらは寒色です。クールな印象を与えたいときにはこれがいいでしょう。
先ほど書いたように、メインの照明にするにはもう少し明るさが欲しいところ。ただ、カメラそのものがLEDライトなので、明るくしすぎると、それはそれで眩しいのかもしれません。
ディスプレイの上に載せた場合、ウェブカメラまで距離があると光量が足りない印象を受けました。ノートPCのディスプレイに載せるなら、問題ないでしょう。
まとめ
ウェブカメラにそのままLEDライトを搭載するという、まさに待ち望まれた機能だと言えます。ただ、明るさに関しては物足りなさが残るので、後継機があればぜひ大光量のモデルも検討して欲しいところです。
LEDライトがリング状になった、SEW11-2K370WLというモデルもあります。