iPhone 12シリーズの保護フィルム選びに新たな流れ?
新しいiPhoneを購入したら、必ず買ってしまうのが「液晶保護フィルム」。最近ではガラスフィルムが一般的になりましたが、その中でもさらに光沢・非光沢・覗き見防止・防指紋など、様々な種類のフィルムが登場しています。
そして、新型コロナウイルスがパンデミックを起こした2020年、液晶保護フィルムにも新たな流れが生まれつつあるのかもしれません……。
“新しい生活様式”に対応したガラスフィルム?
今回紹介するVOWGOの液晶保護フィルム、メーカーはパワーサポートです。同社の液晶保護フィルムといえば、クリスタルフィルムが有名ですが、VOWMOは全く新しいラインの製品のようです。
その最大の特徴ともいえるのが「抗菌・抗ウイルス」です。一日中触ることの多いスマホの画面、いま最も求められている機能と言えます。
VOWGOガラスフィルムは、iPhone 12シリーズの各機種に合わせたものが発売されています。今回はiPhone 12 Pro Max用を購入しています。(画面サイズが違うだけなので、基本は同じです)
パワーサポート VOWGO 抗菌・抗ウィルス Glass Film for iPhone 12 をレビュー
こちらがVOWGOの抗菌・抗ウィルス ガラスフィルムのパッケージです。
パッケージの表記を詳しく見てみましょう。
ガラスフィルムの抗菌・抗ウィルス性能はどう証明する?
VOWGOのガラスフィルムの特徴はやはり「抗菌・抗ウィルス」です。防指紋効果にも期待しています。たとえ抗菌・抗ウィルスをうたっていても、見た目に汚れていると、効果なさそうに見えますしね。
抗菌・抗ウィルス効果については、パッケージ背面に検証結果が示されています。抗菌性能試験はJIS Z 2801に合格しているそうです。
これは、日本発の国際規格(ISO 22196:2007)として承認されているようです。1996年のO157集団食中毒に端を発しているんですね。
さて、抗菌・抗ウィルス以外に気に入った点は、ガラスの厚みが0.2mmだということ。安いガラスフィルムは0.3mmとか0.33mmという厚みが多いのですが、VOWGOは薄く仕上がっています。
パッケージ背面で宣言されているのは、VOWGOは「新しい生活様式」に対応した除菌・抗菌のシリーズだということ。
つまり……VOWGO=防護ということですかね。
VOWGOガラスフィルムをiPhoneに貼り付ける
付属品は、マニュアルと、VOWGOガラスフィルム、大型の出すとリムーバーとクリーニングクロスです。
まずは、表面に付着している埃や手油等を付属のクリーナークロスで丁寧に取り除いてください。
貼り付け作業で頼もしかったのは、ダストリムーバー(ゴミ取り用のステッカー)が画面全体を覆う巨大サイズだったこと。ちまちま取るよりも、気分的にとても楽でした。すべてのゴミが確実に取れるので。
それでは、ガラスフィルムを貼り付けます。上部のタブから剥離フィルムを剥がします。この時点で、すごい透明度です。
カンタンに貼り付けられる仕掛けはないので、慎重に貼り付けましょう……。ちなみに、iPhoneの画面保護フィルムの貼り付けやすさはSpigenのEZ FITシリーズが抜群です。一応、紹介しておきます。
VOWGOガラスフィルムは、ケースに干渉しない絶妙な設計!
VOWGOガラスフィルムを無事に貼り付け終わりました。透明度は抜群、液晶保護フィルムとしての美しさは、同社のクリスタルフィルム譲りと言えるでしょう。
VOWGOガラスフィルムは、薄さが0.2mmとなっていました。実際に横から見ると、ガラスフィルムとしては、かなりスリムに見えます。
それから、正面の上部。iPhoneのノッチ部分が最大限活かせるよう、スペースが確保されています。
今回のレビューでは、memumiの超薄型0.3mmの保護ケースを付けていますが、フィルムとケースは干渉しません。画面ギリギリまで覆うフィルムだと、ケースに干渉してズレたり剥がれたりします。VOWGO ガラスフィルムは絶妙な大きさと言えます。
iPhoneを最低限保護したいという方には、このmemumiの超薄型0.3mmの保護ケースがオススメ。レビューはこちらから。
ところで、このVOWGOガラスフィルム、エッジがやや青みががっているように見えませんか?
実はVOWGOガラスフィルムは、360~495nmの可視光線(ブルーライトは380~530nm)を平均約33%カットするそうです。このため、多少青みがかってみえるのだそうです。
とはいえ、目視ではほとんど気づかない青みなので、特に気にする必要はないでしょう。
まとめ
MacやiPhone用のアクセサリーを作ることには定評のあるパワーサポート社。これまでのクリスタルフィルムから新たな挑戦ということで、時代のニーズに即した「抗菌・抗ウィルス」という方向性を打ち出してきました。
抗菌・抗ウィルスに関しては、その効果が見えづらいところではありますが、JIS Z 2801規格(ISO 22196:2007)に合格することで、その不安を払拭してくれました。
新しい生活様式はまだ始まったばかりですが、もっともよく触るスマホの画面だからこそ、こういった製品のように、多少コストをかけても防護すべきだなと感じます。
↓こちらはiPhone 12 mini用です。
↓こちらはiPhone 12 / 12 Pro用です。
↓こちらはiPhone 12 Pro Max用です。