Kickstarter発のBluetoothスピーカー
2017年の夏ごろに、Kickstarterで出資を募っていたスピーカーがあったので、これに出資してみたんですね。
実はこのLofreeというブランドのキーボードも以前に購入したことがあったので、同じ色で揃えたいなと思ったのです。
まずは開封
海を渡って届いたPOISONスピーカー。パッケージは白ベースの直方体。キーボード同様にシンプルな外装になっています。
内箱には、POISONスピーカー以外に、所狭しと付属品が並べられています。
本体以外の付属品は、持ち運び用の袋に、持ち上げるためのレザーベルト(と固定用のパーツ)、マニュアル、MicroUSBケーブルとなっています。
外観のチェック
POISONスピーカーは全4色(ベネチアンレッド、ピュアホワイト、オリーブグリーン、ターコイズブルー)。以前に購入したタイプライター風キーボードに合わせるため、同じターコイズブルーを選択しました。
まずは正面から外観チェック。デジタル機器らしからぬ色み、極端な丸さと、飛び出たツマミやスタンドが、いい感じのレトロさを醸し出しています。見た目は可愛らしいですが、この中には10W×2基のスピーカーユニットに、省電力化の進んだBluetooth 4.2が搭載されています。
本製品はBluetooth接続が前提ですが、背面には外部入力用のAUXポートがあります。また充電はMicroUSBポートで行います。
上部から見たところ。右側のつまみで音量調節できそうですが、これはFMラジオのチューニング用。
操作ボタン系は、左側に集中しています。光の加減でちょっと見えづらいですが、左上が電源ボタン・モード切替ボタン、右上がBlutoothペアリング・再生停止ボタン、右下と左下が音量ボリュームボタンです。
同じくLofreeのタイプライター風キーボードと並べたところ。同じ色をチョイスしたので、組み合わせはバッチリです。
実際に使ってみた
POISONスピーカーには3種類の機能があります。1つ目はBluetoothワイヤレススピーカー、2つ目はAUX経由の外部スピーカー機能、3つ目はFMラジオです。
空気を震わすバス・ドライバー
まずiPhone XからBluetooth経由で音楽を鳴らしてみたところ、その音圧にビビります。全く想定していなかった音の良さ。なんだこれ。
この迫力の秘密は、背面のバス・ドライバー。音楽再生中は、裏の振動板がビリビリ震えます。指で触れるとその細かい振動がよく伝わってきます。
この音を支えるための仕組みがもう一つ。底面が4箇所のゴムスタンドで支えられています。このスタンドには少し遊びがあるため、置いた瞬間、少しクッションが働くようになっていました。これが振動を抑えていて、床やテーブルを共振させず、音が発散しないよう抑えているようです。
可愛い姿をしながら、恐ろしい実力を持ったスピーカーだ……。
FMラジオも侮れない
電源を入れると標準でBluetoothモードになりますが、モードを切替えることによって、FMラジオを受信することができます。オートスキャニング機能があるので、選局は難しくありません。ただ、88-108MHzでの対応になるため、日本の周波数帯とは若干異なります。
細かい演出なのが、レトロなラジオによくある周波数帯表示。チャンネルスキャンしているときは、ここがLEDで光るのですが、ケバケバしくなく、控えめに光るので、眺めていたくなるほど綺麗です。
まとめ
その見た目に惹かれて出資したのですが、いい意味で期待を裏切るパワフルなスピーカーでした。これはメインのワイヤレススピーカーになりそう。
日本でどこか代理店が入って売り出したら人気が出るだろうなあ……(価格が高くなりそうだけど)。