iPhoneを使い始めてから、コンパクトデジカメの出番が減り続けています。シャッター音がうるさいという問題はあるものの、やはり気軽に撮れて、画像も綺麗となれば、コンデジの利点がありません。しかし、望遠で撮れないとか、広角で撮れないとか、デジカメの利点はカバーしきれないのも事実。そこで、活躍するのが今回紹介するコンバージョンレンズです。
※レビューにあたって、Aukey様より商品サンプルをご提供いただきました。
Aukey スマホ用18mm HD ワイドレンズをレビュー
以前にAukeyの3in1セルカレンズをレビューしましたが、似たような四角いパッケージです。
箱を開けると、専用ケース。
クッションに覆われたレンズが入っています。2000円オーバーでこのレンズのみ。安価なセルカレンズとは出来が違うことがひしひしと伝わってきます。
内容物は、専用ケース、不織布、クリップ、レンズ本体と少ないです。
レンズとクリップは、レンズの○にUを差し込むようになっています。
フタを取ると、大きなレンズが出現。このすべてを見通すような目が、広角レンズであることの何よりの証拠です。
iPhoneのリアカメラに取り付けるときは、レンズを覗きながらだと分かりやすいです。
残念ながら、この手のレンズを取り付ける際にはiPhoneのケースを取り外す必要があります。ケースと一体化できるモデルもあるので、一体運用したい場合はそちらも検討してみてください。
実写レビュー
まずはiPhone 6sの標準カメラで、赤坂のとある高層ビルを撮影。
次は、同じ位置でiPhone 6s+18mm HD ワイドレンズで撮影。先の写真では見えなかったビルの足元まで写りました。ビルの巨大さがより分かるようになりました。
次は小高い丘の上から標準カメラで。これでも十分いい景色で撮れていますが……、
iPhone 6s+18mm HD ワイドレンズで撮影すると、足元の景色まで映るようになりました。(このときちょっとズレてしまったのか、右上が若干ケラれてしまいました)
使ってみた感想
いいところ
iPhone 6sの画質そのままに、綺麗な広角画像を取れるところですね。格安なコンバージョンレンズと違って、周辺が歪んだり、ピンボケしたりしません。
惜しいところ
ケースを付けたまま運用できないことでしょうか。撮ろうと思ったら、ケースを外して、レンズを取り出して、位置合わせをして、ようやく撮影が可能になります。とはいえ、これは専用ケースを買うことで解決することはできそうです(iPhone SEの登場によって、iPhone5/5sユーザー向けにも専用ケースが出るかもしれません……想像ですけど)。
まとめ
格安レンズとは、格の違う画質を生み出してくれるコンバージョンレンズです。それなりの価格ですが、iPhoneのカメラをもう一段階上のレベルに引き上げたいのであれば、アプリでは実現できない写真を撮れるこのレンズはオススメです。未レビューですが、望遠レンズもあります。