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Amazon Fire HD 8 Plus タブレット レビュー/ワイヤレス充電&3GBメモリの新モデル登場!コスパ最高では?

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ワイヤレス充電できるタブレット登場!

スマートフォンだけでなく、完全ワイヤレスイヤホンにも搭載され始めたのが「ワイヤレス充電(Qi充電)」。いちいちケーブル繋がなくていいし、置くだけで充電開始できるので、ケーブルレスってこんなに楽なんだと、もう戻れません。
しかし、そんな中でなかなかワイヤレス充電が採用されないのが「タブレット」です。

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タブレットにワイヤレス充電が搭載されない「理由」は?

現状では「HUAWEI MediaPad Pro」以外にタブレットへのワイヤレス充電搭載機種が見当たりません。理由を考えてみると、

  • そもそもバッテリーが大容量なので頻繁に充電しなくていい
  • バッテリーが大容量だと、充電に時間がかかる
  • 画面が大きいので、ワイヤレス充電器の位置合わせが難しい

といったところでしょうか。
ただし、タブレットの利用スタイルが変化してきたことで、「タブレットにおけるワイヤレス充電」の意味合いが変わってきたようです。

タブレット“兼“スマートスピーカー?Fire HD 8 Plus登場!

Amazonの低価格タブレット「Fire」シリーズの最新版「Fire HD 8 Plus」では、ついにワイヤレス充電を搭載しました。(商品リンクは後継製品を掲載しています)

Fireシリーズは低価格タブレットなだけあって、他社に先駆けて搭載する機能は(コスト面を考えても)ほとんどありませんでした。他社では当たり前になりつつあるUSB-Cポートですら、今回ようやく搭載したくらいです。

あえてワイヤレス充電を先行搭載した理由はなんでしょうか……

Fire HD 8 Plusをレビュー

Fire HD 8 Plusのパッケージは、これまでのFireタブレットシリーズと同様に、目が覚めるようなオレンジのカラーリングです。

前機種のFire HD 8もレビューしています。お時間あれば比較してみてください。

ただし、パッケージがこれまでのFire HD 8と違うのは、楔形になっていないこと。四角いです。何が変わったのでしょうか……。

中身を取り出してみましたが、特にこれといって変わらない配置でした。楔形のパッケージをやめた理由は分からず。

内容物は、Fire HD 8 Plus本体に、USB-Cケーブル、USB-ACアダプター、簡易マニュアルとなっています。

Fire HD 8 PlusがこれまでのFire HD 8と異なるのは、ランドスケープモード(横画面)が標準となったことでしょう。画面を横にした際に、フロントカメラが中心に来るようになっています。

背面も同様です。Amazonのロゴマークも、横向きが標準であることを示しています。

前世代のFire HD 8では最大400GBまでだったmicro SDカードも、今回から1TBのカードまで対応します。写真は256GBのカードです。

使っているのはこちらのカードです。ニンテンドースイッチで動作確認済み、Osmo Pocketの動画撮影にも使える高速性にも関わらず価格のバランスが良く、重宝しています。

ポート類は向かって右側に集中しています。イヤホンジャック、USB-Cポート、スリープスイッチ、音量ボタンと並びます。

中でもやはり嬉しいのはUSB-Cポートです。Androidスマートフォンをはじめ、数々の機器が標準的に採用している規格なので、ケーブルが共用できるメリットがあります。

それでは、電源を入れていきましょう。FireOSの起動画面は、縦位置が基本になるようです。

解説とともに、Fire HD 8 Plusのある風景がイメージムービーとして流れます。

起動後は、いつもの見慣れたホーム画面です。やけに黄色っぽかった前世代のFire HD 8と比べると、液晶の質はよくなったように見受けられます(やっと普通になった?)。

しかし、Fire HD 8 Plusはランドスケープモードが基本となるようなので、今後はこの画面で使っていくようにしましょう。

Fire HD 8 Plusのランドスケープモードがすんなり受け入れられる理由は、やはりこのベゼル幅でしょう。他社のように狭額縁とはいかず、やや厚めのベゼルですが、縦も横も均一のベゼル幅なので、縦にしても横にしても印象が変わりません。

ベゼル幅の均一化によって、印象が変わったものといえばiPadも同じです。USB-Cポートを採用したiPad Proは、ホームボタンを廃し、ベゼル幅を均一にしたため、ランドスケープモードでもポートレートモード(縦画面)でも違和感なく使えるようになりました。

Fire HD 8 Plusは速くなったのか?どうなのか?

Fire HD 8 Plusはメモリを3GB搭載しました。これが速いのか、速くないのか?前世代のFire HD 8から買い替える価値はあるのか、無いのか?答えはKindleアプリにありました。

実は……私のKindleライブラリには1,400冊以上の購入済み書籍と200冊以上のサンプル書籍があるため、ライブラリを高速で一覧しようとすると、iPadクラスの性能がないと、もたついてしまうのです……。

これまでのFire HD 8では、カクついたりアプリが固まったり……とても使えたものではなかったのですが、さすがに3GBメモリを搭載したFire HD 8 Plusは違います。

画像の読み込みこそワンテンポ遅れるものの、最新の書籍から最初期の書籍までほぼストレスなくスクロールできます!本当に性能が上がったんだな!と実感できる瞬間でした。(もうベンチマークとかどうでもいいか、と思うほどに)

Fire HD 8 Plus用のワイヤレス充電スタンドも登場

Fire HD 8 Plusがワイヤレス充電に対応したことで、Fire HD 8 Plus用のワイヤレス充電スタンドも同時に登場しました。

新登場【Fire HD 8 Plus用】ワイヤレス充電スタンド (Made for Amazon認定取得)

ワイヤレス充電スタンドとFire HD 8 Plusはセット販売もされています。今回、ワイヤレス充電スタンドも一緒に購入したので、合わせてレビューします。

Fire HD 8 Plus用ワイヤレス充電スタンドをレビュー

Fire HD 8 Plusと一緒に送られてきたのが、この段ボール箱。Fire HD 8 Plusのオレンジのパッケージに比べると、なんだか地味だな……という印象です。

実はこちらのワイヤレス充電スタンドはAmazon純正ではなく、ANGREAT社の製品です。ただ、純正ではないといっても「Made for Amazon」を取得していますし、公式にセット販売されているので、純正品同等と考えていいでしょう。

内容物は、マニュアルとワイヤレス充電スタンド本体と、専用ACアダプターです。

ワイヤレス充電スタンドの表面はファブリック地になっています。

Fire HD 8 Plusに背面カバーがなくても、優しく受け止めてくれます。

ワイヤレス充電スタンドを横から見ると、二つ折りにした形状になっています。

二つ折りの先端部分には電源ユニットが入っています。

ここに専用ACアダプターのプラグを繋ぎます。背面パネルは凹処理されていて、ここからケーブルを出すことができます。

ACアダプタの出力は12.0V 1.5Aとなっています。10Wの急速ワイヤレス充電を行うので、QuickCharge規格のUSB-ACアダプターとか使えなかったのかな……なんて思ったりします。

QuickCharge規格はおそらくコスト面で見送ったのではないかなと推測しますが……(多くの急速ワイヤレス充電器がQuickCharge規格のUSB-ACアダプターに対応しています)

スタンドの受け側には2種類の溝が掘られています。

この2種類の溝は、Fire HD 8 Plusをランドスケープモードで受け止めるためのものであり……

ポートレートモードで受け止めるためのものです。充電コイルの位置を正確に合わせるために、このような溝が掘られているのでしょう。

充電時は、ワイヤレス充電スタンド下のLEDが点灯します。充電開始時にはFire HD 8 Plus側で音が出ます。個人的には少しうるさいと感じたので、Fire HD 8 Plusの設定からオフにしました。

なお、こちらのワイヤレス充電スタンド、Qi規格に対応しているので、iPhoneでも使用できます。iPhone 11 Pro Maxを中心に合わせて立てかけたら、充電が始まりました。

Fire HD 8 Plusをランドスケープモードにして、ワイヤレス充電スタンドに立てかけると、自動的にShowモード(スマートスピーカーとしてのモード)に切り替わります。(ちなみに、映画を再生しながら立てかけると、そのまま再生が続きました)

ポートレートモードで立てかけると、FireOSのホーム画面のままになります。

Showモードの切り替えはFire HD 8 Plusの設定から行えますので、スマートスピーカー不要な方は、Showモードを切るのをオススメします。

8インチスマートディスプレイ、Echo Show 8とどっちがいい?

さて、Showモードとワイヤレス充電スタンドの組み合わせで、Fire HD 8 Plusはその姿をスマートディスプレイに変えました。これこそ、他社に先駆けてタブレットにワイヤレス充電を搭載した理由でしょう。

となると、Fire HD 8 Plusのライバルとなるのは、同じくAmazonデバイスのEcho Show 8です。どちらも8インチのディスプレイを持ち、Alexaで操作ができます。

上から見てみたところ、Fire HD 8 Plus+ワイヤレス充電スタンドの組み合わせの方が、若干奥行きがあります。

スマートスピーカーとしてもタブレットとしても使えるFire HD 8 Plus、タブレットには真似できないスピーカー性能を誇るEcho Show 8、それぞれに特徴があるので、利用用途に応じて選んでみてください。

困ったことに、どちらも価格は似たようなものなんですよね。ちなみに、Echo Show 8の方が画面は明るくて綺麗です。

Fire HD 8と、HD 8 Plus。どっちがいい?

今回登場したFire HD 8には「Plus」ではないFire HD 8も新しくなっています。
ワイヤレス充電はありませんが、前機種よりも明るくなったディスプレイ、2倍になったストレージ、USB-Cポートや2.0GHzクアッドコアプロセッサ、2GBメモリー、など盛り盛りにスペックアップしています。

上位機種のPlusにない要素としてカラーバリエーション(ブラック、ブルー、ホワイト)もあります。悩ましいところです。

まとめ

Fire HD 8 Plusは、USB-Cの搭載どころか、メモリ3GB増量・1TBのmicroSD対応・ワイヤレス充電の採用と、他社製タブレットを一気に突き放しにかかった、戦略製品となりました。これで実売価格は1万円ちょっと。恐ろしいほどのコスパです。

私はFire HD 8 Plusとワイヤレス充電スタンドの組み合わせを、ベッドサイドで使っています。通常はスマートスピーカーとして天気予報やアラームを、寝る前にゴロゴロしながらKindleコミックを、と最高のデバイスです!

なお、上の写真で使用しているベッドサイドテーブルは、サンワサプライ製。AnkerのUSB充電器を内蔵できる優れものです。Fire HD 8 Plus関係ないけどオススメです!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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