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車の中でiPhoneを7.5W急速ワイヤレス充電!AnkerのPowerWave 7.5 Car Mountをレビュー!

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車の中でもスマホをワイヤレス充電したい!

最近のカーナビはUSB接続できるものが多いので、そのままスマホの充電ができたりします。また、低価格のシガーソケットUSB充電器もあるので、車の中での充電環境には困らなくなってきました。

とはいえ、ワイヤレス充電できるスマホが増えてきたので、利便性も考えてワイヤレスに移行したいところではあります。ただ、車の中でのスマホの“ワイヤレス充電”はまだまだ一般的ではありません。理由は二つ。

1つめは、ケーブルで繋ぐ有線方式と違って、スマホを充電パッドに固定しなければならないためカーマウントとして実装しなければならず、カーマウントの信頼性に難がある製品が多いこと。

2つめは、ワイヤレス充電そのものの充電速度が遅い(5Wの場合)ため、移動時間によっては十分な給電量を受けられないこと。

既存のカーマウント型ワイヤレス充電器を検討したとき、上記2点が引っかかっていたため、どうしても購入に二の足を踏んでいました。

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Ankerからカーマウント型のワイヤレス充電器が登場!

2019年1月にAnkerから登場したPowerWave 7.5 Car Mountは、どうやら前述の2つの欠点をクリアしていそうで、試しに購入してみる事にしました。

Anker PowerWave 7.5 Car Mountのレビュー

Anker PowerWave 7.5 Car Mountの他に、とあるAnker製品も一緒に購入しました(写真左)。おそらくこのカーマウントを買う人は、この製品を一緒に買うことになります。説明は後ほど。

PowerWave 7.5 Car Mountのパッケージは思っていた以上に分厚く、大ぶりです。一緒に映っているのは、iPhone XS Maxなので、その大きさが分かってもらえるかと。

これは、カーマウントとしてのパーツの大きさに起因しています。パッケージを引き出すと、カーマウントとグリップパーツがかなりの容積を占めています。

内容物としては、カーマウント(ワイヤレス充電器)+グリップパーツ、交換用のグリップパーツ、MicroUSBケーブル、ユーザーマニュアルとなっています。

Anker製品にしては珍しく、ユーザーマニュアルがかなり分厚くなっています。対応言語が多岐にわたることもあり、記載事項が多くなると、どうしてもこうなってしまうのでしょう。

対応言語は実に12ヶ国語!アラビア語とかヘブライ語もあります。

iPhone XS Maxでも余裕のあるカーマウント

カーマウントを正面から見たところ。正面の「+」マークとその周縁がワイヤレス充電パッドになっています。スマホをワイヤレス充電するには、ここに当たっている必要があります。

カーマウントの正面右下に、ホルダーアーム用のスイッチがあります。

先ほどのボタンを押すと、側面のホルダーアームが開きます。

押しっぱなしにしていると、最大でここまで開きます(最大17.7mmだそうです)。閉じるときは手動です。両側から押してください。アームの内側にはラバーパーツが付いているので、強く締めてもスマホが傷つくことはありません。

カーマウント下部のストッパーも、背面のネジを回すことで長さを調整できます。

この程度まで伸ばすことができるので、縦に長いスマホでもある程度対応できそうです。

左右と下部を最大に伸ばした状態で、スマホでは大型の部類に入るiPhone XS Maxを載せてみます。

ホルダーアームの両脇にスペースが空くほど余裕があるので、iPhone XS Maxクラスは問題ありません。

カーマウントとしては十分な出来です。

車中の状況に順応する“2種類の”グリップパーツ

カーマウントの良し悪しは、マウントそのものよりも、車に取り付けるためのグリップが重要です。本製品はカーエアコンの吹き出しに取り付けることを前提にしています。「外れないこと・ズレないこと」が重要になります。
グリップパーツは、エアコンのスリットに挟み込むようになっています。この状態ではガバガバですが……

レバーを引くことで、ギュッと締め付けることができます。

本製品にはグリップパーツが2つ付属しており、交換が可能です。ボールジョイントを介して固定されているので、ボールを締めているパーツを緩めて交換します。

このようにバラせます。

もう一つのグリップパーツは、ボイジャーのように脚が付いたちょっとゴツいもの。

こちらもエアコンスリットに取り付けるための仕組みがあります。この状態ではガバガバですが……

レバーを手前に引くことでギュッと締め付けることができます。

いずれのグリップパーツも、エアコンスリットにしっかり固定するための仕組みが備わっていました。

急速ワイヤレス充電のために必要な“Quick Charge 3.0”

ユーザーマニュアルの「互換性」の項目を見ると、スマホとカーチャージャーの組み合わせによって、ワイヤレス充電の出力が異なることが明記されています。

iPhoneで最大7.5Wのワイヤレス充電を行うには、カーチャージャー側が「9V/2A」「12V/1.5A」「Quick Charge 3.0」に対応している必要があります。GalaxyやLGのスマホのように、10Wのワイヤレス充電を行う場合も同様です。
ここらへんの事情は、デスクで急速ワイヤレス充電を行う際に使った同社製のPowerWave 7.5 Standでも同様でした。

「9V/2A」や「12V/1.5A」という数値を見ると、USB PowerDelivery(USB PD)が思い浮かびますが、本製品のUSBポートはMicroUSBです。自動的にQuick Charge 3.0を選択することになります。

そこで登場するのが、冒頭で一緒に映っていたこの製品です。Anker製のQuick Charge 3.0対応のUSBカーチャージャー「Anker PowerDrive Speed 2 Quick Charge 3.0 カーチャージャー」です。

Quick Charge 3.0に対応したUSBポートが2つ並びます。

※iPhone自体はQuick Chargeに対応していませんが(下記記事参照)、iPhoneそのものではなく、7.5Wの急速ワイヤレス充電を行うために必要な電力です。

実際に取り付けてみた

グリップパーツが2種類付属していましたが、デフォルトで付属していたグリップパーツは、スズキ・ハスラーのエアコンには不向きでした。取り付け自体は可能なのですが……

エアコンのスリットが可動式のため、カーマウント自体の自重で垂れ下がってしまうのです。このまま使い続けると、スマホのグリップだけではなく、エアコンスリット自体にも負荷がかかってしまい、最悪破損してしまいます。

そこで、もう一つのボイジャー型グリップパーツを使って取り付けてみました。

グリップパーツ下の2つの脚が、ハスラーのダッシュボードに接地して、カーマウントを支えてくれています。

このため、スリットを挟んでいる部分の負荷が軽減されています。もちろん自重で垂れ下ることもありません。

PowerDrive Speed 2をシガーソケットに挿して、USBでPowerWave 7.5 Car Mountに接続しましょう。

エンジンをかけ、iPhoneをマウントしたところ、USBポートからは9V/0.9A前後の電力が供給され始めました。

急速ワイヤレス充電かどうか確かめる術がありませんが、しばらく走って充電した限りでは、従来のワイヤレス充電のように「遅い(なかなか充電されない)」ということもなかったので、問題ないでしょう。
ちなみに、カーナビとUSB接続したいときには、下部にスペースが開いています。

iPhoneのように下部中央にポートがあれば、マウントした状態でLightningケーブルを挿すことができます。

まとめ

ついつい急速ワイヤレス充電に注目してしまいますが、カーマウントの仕組みまでしっかり作ってきたことがよく分かります。車の中で急速ワイヤレス充電を行うためのベストチョイスとも言えるAnker PowerWave 7.5 Car Mount。めちゃめちゃオススメします!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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