iPhone用のガラスフィルムはどれが正解?
iPhone用の画面保護フィルムには数多くの種類があります。フィルム自体にも高光沢・アンチグレア・ブルーライトカット・抗菌抗ウィルスなどのバリエーションがある上に、100円ショップからも発売されているし、Amazonにもよく分からないメーカーの安すぎるフィルムもあるし、どれを選べばいいか悩んでしまうのではないでしょうか。
一つ、私から確実に言えるのは「貼り付けキット付」を買ってください、ということです。
画面保護フィルムの最大の難点は「貼り付けの難しさ」です。貼り付けをミスすると、ズレる・ゴミが入る・気泡が抜けない、という苦しみを味わいます。過去にこれらの苦い経験をして、追加料金を払って店舗のスタッフに貼ってもらっているのではないでしょうか?正直なところ、追加料金を払う前に貼り付けキットを試してほしいです。
ただ、貼り付けキットが付属したガラスフィルムは、高価になってしまうことがありました。私が毎年購入しているSpigenの画面保護フィルムは絶対に貼り間違えないので気に入っていたんですが、そこそこ高かったため、気軽にオススメしづらかったです。
ところが、今回紹介するのは、あまりにリーズナブルすぎてびっくりしてしまう画面保護フィルムです(もちろん貼り付けキット付)。
BELLEMOND モンスターフィルム(iPhone用)をレビュー
鮮やかなイエローのパッケージが印象的なのは、BELLEMONDのモンスターフィルムです。「貼りやすさモンスター級」と大きく銘打たれていますが、このキャッチコピーに嘘はありませんでした。
今回のモンスターフィルムはiPhone 15 Pro Max用を使用していますが、対応機種は、iPhone 7以降/iPhone X以降と幅広く展開されています。なお、フィルムのタイプには「クリア(透明)」「アンチグレア(反射防止)」「覗き見防止」「ブルーライトカット」の4種類があります。購入にあたって、間違えないように気をつけてください。
※BELLEMOND モンスターフィルムは、Fun Standard 株式会社(本社・福岡県福岡市)の製品です。
貼り付けキットが2セット付いて1,000円以下……?
モンスターフィルムの内容物は、EZguide(貼り付けキット)&ガラスフィルム ×2、クリーニングキット ×2、スクレーバーです。そう、2セットずつ入っているのです。
送料込みで1,000円切っているんですが、ちゃんと儲けが出ているのか疑わしいレベルです。ちなみに、私が購入したときは、クーポン利用で698円(送料込)でした……理解不明な安さです。
iPhoneにモンスターフィルムを貼り付け……の前にクリーニング
それでは、貼り付けキットのEZguideを使って、どのようにフィルムを貼り付けるのか順を追って説明していきます。まずは、iPhoneの画面をクリーニングしましょう。同梱されているクリーニングキットを開けてみると、クリーニングクロス、ウェットワイプ、ホコリ除去シールが入っています。
まずはウェットワイプで、画面上の皮脂汚れなどを綺麗に拭き取ります(写真左)。次に、クリーニングクロスで綺麗に拭きます(写真中央)。最後にホコリ除去シールで、画面上に落ちたホコリを取りましょう(写真右)。
この作業を入念にやっておけば、フィルムの間にホコリが入ったりすることを防げます。もし、新品のiPhoneで貼り付けを行うなら、この作業は不要です。さっさと貼ってしまいましょう。
iPhoneにモンスターフィルムを貼り付け、EZguideで貼り間違いなし
こちらが貼り付けキットであるEZguideです。この透明フレームの内側にガラスフィルムがあります。
EZguideを裏返して、粘着面保護シートを剥がします。この面が、iPhoneの画面への貼り付け面となります。写真では撮影のために表を向けていますが、ホコリがついては大変なので、裏返した状態で剥がすのがオススメです。速やかに進めましょう。
ちなみに、モンスターフィルムは静電気を抑える帯電防止シリコンの「ほこりバリア」を採用しているそうで、ホコリが静電気で吸着するのを軽減してくれます。(とはいえ、手早く貼りましょう)
そのままiPhoneの画面に被せてしまいます。EZguideは、対応するiPhoneの画面にピッタリハマるように作られています。だいたいの位置に合わせれば、ストンと落ちてくれます。
イエローのタッチシールに指示があるように、矢印の方向に指をスライドさせていきます。このとき、気泡が入っていることがありますが、後で押し出せるので気にしなくて大丈夫です。
30秒待って、タッチシールを剥がします。このとき、必ずEZguideを押さえながら剥がしましょう。
最後に、気泡を押し出します。付属のスクレーバーを使って、真ん中から外に向かって押し出していきます。このとき急いでゴシゴシやらずに、ゆーっくりゆーっくりと押していってください。気持ちいいくらいスーッと抜けていきます。
最初に気泡を押し出しておけば、その後はモンスターフィルムの自己吸着力で、気泡の発生は無くなります。
薄さ0.33mmのガラスフィルムは、なめらかでタッチもスムーズ
iPhoneの電源を入れて画面が点灯すると、フィルムを貼っているとは思えない鮮やかな画面が現れました。
モンスターフィルムは0.33mmの極薄ガラスなので、横から見てようやくフィルムになっていることが分かります。
指紋汚れは付きにくく、タッチ操作はスムーズで一切引っかかることはありません。この価格で、この品質のガラスフィルムが手に入ってしまうと(しかも国内メーカーの手厚いサポートあり)、他のメーカーは商売あがったりではないでしょうか……。
モンスターフィルムの種類は多いので、間違えて購入しないように要注意
モンスターフィルムは貼りやすくて安くてお得で、オススメしない理由がありません。ただ、購入にあたって気をつけてほしいのは、フィルムの種類です。下記のようにタイプと機種の組み合わせがあるので、間違えて購入しないようにしてください。(とにかくタイプが多い……)
タイプ | 機種 |
---|---|
クリア(透明) クリア黒縁タイプ ブルーライトカット ブルーライトカット(黒縁タイプ) ブルーライトカット&アンチグレア アンチグレア(反射防止) 覗き見防止 | iPhone 15用 iPhone 15 Plus用 iPhone 15 Pro用 iPhone 15 Pro Max用 iPhone 14 / 13 Pro / 13用 iPhone 14 Pro用 iPhone 14 Plus / 13 Pro Max用 iPhone 14 Pro Max用 iPhone 12 / 12 Pro用 iPhone 11 Pro / XS / X用 iPhone 11 / XR用 iPhone SE3 / SE2 / 8 / 7用 |
オーソドックスなのは、今回レビューした「クリア(透明)」です。
今回紹介したモンスターフィルムはiPhone用ですが、Android用やiPad用もありました。スマホやタブレットを購入したときには、「(機種名) モンスターフィルム」で検索してみてください。
BELLEMOND モンスターフィルム(iPhone用)のまとめ
画面保護フィルムの貼り付けに苦手意識を持っている人は多いと思いますが、そんな方でも説明通りに貼っていけば、ほぼ間違いなく貼れる最高のキットです。「貼りやすさモンスター級」は決して言い過ぎではありません。貼り付けキットがなくても、2枚セットで十分にリーズナブルな画面保護フィルムはすべてのiPhoneユーザーにオススメです!
- ガラスフィルムの貼り付けが簡単すぎる
- 2枚セットで予備にしたりシェアしたりできる
- クリーニングキットも2個含まれる
- 貼り付けキット付きなのに、1000円以下の超低価格
- (ありません)
モンスターフィルムの販売事業者は、Amazonだと「Bellemond Direct(ベルモンドダイレクト)」、楽天市場では「mobile one」、Yahoo!ショッピングでは「Auto Mobile One ヤフー店」のようです。