iPhone 7へのFelica搭載以降、iPhoneだけで決済ができてしまうことが増え、一緒に持ち歩く財布はできるだけコンパクトで、最低限のものを求めてしまいます。これまでにこんな「小さい財布」をレビューしてきました。
Kickstarter発の「小さい財布」
今回は、クラウドファンディングサイト Kickstarterで、機能的かつ小さい財布が出ていたので、出資してみました。
Arc Clipfold- A Wallet Designed With No Compromise
さて、実際のところ、どんなお財布なのでしょうか……
Arc Clipfoldをレビュー!
コンパクトなパッケージで届きました。
ThanksカードとArc Clipfold本体が含まれていました。
このArc Clipfold、ぱっと見た目には、よくある二つ折りの革財布です。かなり薄くできています。
反対側にはジッパーのついた小銭入れがあります。
小容量の小銭入れになっています。複数枚のコインが重なるだけで、革財布の表面がボコボコするので、あくまで最低限の収納といった体裁です。
このArc Clipfoldの薄さの秘密は、お札を入れるのがポケットではなく、ホールドするためのマネークリップ的な仕組みになっているところ。軽く挟むようにお札を保持できます。ただ、米ドル紙幣がベースのようで、日本の紙幣はちょっとだけ(本当にちょっとだけ)はみ出すようです。
そして、Arc Clipfoldの特徴の一つでもあるのが、このカード収納機構。布のベルトがちょっとだけ飛び出ているのが分かるでしょうか?
Arc Clipfoldを横から見ると、両端に複数枚のカードを収納するポケットを持っており、それぞれにベルトが存在します。
このベルトを手前に引くことで、内部のカードが飛び出すようになっています。カードごと押し込めば、ベルトも一緒に収納されていきます。
お札をホールドする方にもカードポケットがあり、頻繁に使うカードはここに収めておくのが良いようです。
iPhone XS Maxと一緒に並べてみました。こうして見ると、普通の二つ折り財布のようにしか見えません。
薄くコンパクトではあるものの、カードを収納しすぎると、さすがに厚みが出てしまうので、注意が必要です。
まとめ
小銭もお札もカードもそれなりに持ち歩きたい、でもコンパクトにしたい、というニッチな欲求に応えてくれる、Arc Clipfoldはそんな財布です。
キャッシュレス時代の到来に、財布も変化を迫られている、そんな印象を受けるアイデア製品でした!
すでにクラウドファンディングは終了しており、現在は下記サイトで購入できるようになっています(日本への発送は9ドルかかるようです)。
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