DUNU TITAN 6 イヤホン レビュー/アルミマグネシウム合金の高級感!ダイナミックドライバ搭載イヤホン![PR]

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DUNUのハイレゾ対応ダイナミックドライバ型イヤホン

今回紹介するのは、DUNUブランドのダイナミックドライバ型イヤホン「DUNU TITAN 6」です。どんな音を聞かせてくれるのでしょうか……

※本レビューにあたり、イヤホンサンプルをご提供いただいています。

DUNU TITAN 6 レビュー

黒いパッケージに製品イメージがプリントされています。右上にはハイレゾロゴもあり、高級感のあるイメージに仕上がっています。イヤホンでカッパーカラー(銅色)というのも珍しいですよね!

背面には性能諸元が書いてありますが、最下部にメーカーの住所が書いてあります。そこには中国深圳市の住所と、台湾新北市の住所が併記してありました。

DUNUとはどんなブランドなのか、調べてみました。

台湾のオーディオブランド・DUNUとは?

DUNU-TOPSOUNDは、台湾のOEM/ODMメーカーであるTopSoundeElectronics社の自社事業です。製品の目標として、ゼンハイザーのイヤホンと同等の音質、モンスター製品のデザイン、そして、それらの1/3の価格を目指したようです。(日本へは2012年秋のヘッドフォン祭で、初出展を果たしたそうです)
詳しくは、DUNUブランドの日本正規代理店サウンドアース様のWebサイトに詳しく書いてあります。ご興味のある方はこちらからどうぞ。

ブランドヒストリー | サウンドアース|DUNU-TOPSOUND

レビューに戻ります

内箱は、クロスを貼ったような素地のもの。ここにシルバーのロゴのエンボスが入っていています。内箱一つとっても、非常にコストがかかっていますね。こういうこだわり、好きです。

ブックタイプの内箱を開くと、裏面にはMax Barsky(Max Barskih)のヒストリーが書いてありました。イヤホンとの関係性は謎ですが、こういう主張は嫌いじゃないです。

というわけで、Max Barskihのプレイリストを置いておきます。

DUNUのイヤホンケースは豪華!

驚いたのは、イヤホンケース。ケースが付属しているイヤホンはよくありますが、その多くはプラスチックやポリウレタンなど。しかし、DUNUのイヤホンは、レザー調のケース。

さらにこのイヤホンケースを開くと、クッションが入っており、イヤホンを優しく保護できるようになっています。

これは安心感がありますね。

ワイヤレスイヤホン用のイヤーフック

DUNU TITAN 6にはイヤーフックが3サイズ付属しています。ジョギングなどでTITAN 6を耳穴に固定したいときにも安心です。

TITAN 6はMMCXを採用しているので、Bluetoothケーブルでワイヤレスイヤホンに換装することができます。
https://www.makkyon.com/2018/06/09/mmcx-bluetooth/

アルミマグネシウム合金の美しいハウジング

DUNU TITAN 6を取り出した瞬間に分かるのは、金属の手触りの美しさです。ハウジングの素材には、アルミマグネシウム合金が用いられています。

イヤホン表面の美しい曲線を見てください。アルミマグネシウム合金を5軸のCNC加工を施したそうで、この価格のイヤホンとは思えないほど、美しい曲線を描いています。

イヤホンの外側には、ヘアライン加工された別パーツのDUNUロゴ。

このDUNUロゴの入ったプレートはダイヤモンドカット加工されており、パーツひとつひとつとってもデザインの手間がかかっていることが分かります。

イヤーピースを取り外すと、大口径の孔が現れます。この奥には、ハイレゾ音源に対応した大口径12.6mmのダイナミックドライバが備えられています。こう見ただけで、ダイナミックドライバらしい迫力のある音が鳴りそうな雰囲気を漂わせますね。

DUNU TITAN 6は標準的なMMCXコネクタを採用しているので、リケーブルが可能です。ただし、MMCXコネクタは下向きにあるため、シュアがけをする場合には、耳周りに十分なケーブル長が必要になります。
アルミマグネシウム合金を使ったハウジングは非常に軽量にできており、左右の両ハウジングを合わせても8.1gしかありません(イヤーピース込み)。

それでは、この美しいTITAN 6イヤホンからどんな音が聞こえるのか、音質をレビューしてみましょう。

DUNU TITAN 6でハイレゾ音源を聴いてみる

付属イヤホンによる有線接続で、GRANBEATのハイレゾ音源を聴いてみました。使用したのは名匠John Williamsによる「スター・ウォーズ: 最後のジェダイ (オリジナル・サウンドトラック)」のFLAC音源(192.0kHz/24bit)です。

ハイレゾイヤホンの良し悪しは、1曲目の「MAIN TITLE」で決まると言っても過言ではありません。超有名なあの、スター・ウォーズのジャーン!の出だしをどう表現するかが、一つの指標です。
TITAN 6は……文句なしの迫力です!空気の震えも感じることができ、大口径ダイナミックドライバの性能をいかんなく発揮しています。
一方で、その後ろで鳴っている細かい音も解像感良く拾っており、もう一歩深さが欲しいものの、それを補って余りある豊かな音の響きが、TITAN 6の魅力を引き出しています。
本アルバムはサウンドトラックなので、映画の世界観をどこまで表現し切るかがポイントですが、ホールのような広い音場を形成し、その音場を隅から隅まで空気を震わせながら豊かな音色を響かせます。本サウンドトラックを聴き終わった後は、まさしく一本の映画を観終わった後のような満足感を得ました。
続けて、HANK JONES -The Great Jazz Trio-による「LAST RECORDING」を聴いてみました。こちらは、DSD(DSF)音源です(2.8MHz/1bit)。※1曲目の「チュニジアの夜」は、6分25秒の楽曲ですが265.3MBもあります。すごい情報量ですよね……。
サウンドトラックのオーケストラと比べると、楽器が少ない分、ひとつひとつの音色をどこまで表現し切るかがポイントになってきます。サックスの空気の迫力、ドラムのヘッドの震え、ピアノの鍵盤を押す音、あらゆる音の解像感をどう表現するのか、これがハイレゾ音源とハイレゾイヤホンの組み合わせでどう聴こえるのか。
DUNU TITAN 6は、その期待にうまく応えてくれます。高いところから低いところまで、幅広い表現力を示しながら、ふくよかな音の広がりと、繊細な音を響かせます。TITAN 6は、ダイナミックドライバのみでありながら、十分に音の世界を広げてくれます。
https://www.makkyon.com/2019/01/25/onkyo-dp-cmx1-granbeat/

DUNU TITAN 6を完全ワイヤレスイヤホン化する

DUNU TITAN 6はMMCXを採用しているので、FOSTEXのTM2を使えば、完全ワイヤレスイヤホンとしての運用も可能です。

ハウジングも小型なので、FOSTEX TM2の充電用ケースにも問題なく収まります。

iPhoneとペアリングして、Apple Musicの音源を聴いてみました。

コーデックはAACによる接続ですが、TITAN 6の豊かな音場と、低音の響きはよく出ていました。……ただ、これは構造上やむを得ないんですが、TITAN 6のMMCXコネクタの位置が下にあるため、装着感がしっくり来ませんでした。
https://www.makkyon.com/2019/06/02/fostex-tm2/
ワイヤレスイヤホンに換装する場合には、Bluetoothケーブルタイプのものがオススメです。

まとめ

TITANは、ギリシア神話に登場する巨神の名前です。本イヤホンは、その名前を冠されたことからも分かるとおり、巨大な音場の中で、迫力のある音を鳴らすことができます。
一方で、その音の強さだけでなく、ダイナミックドライバらしからぬ繊細な音の組み立ても持ち合わせた、高級イヤホンにも引けを取らない高品質イヤホンでした。(日本でももっと有名になってもいいと思うんですが……)
今回レビューにあたって、DUNUのことを調べましたが、その品質の追求には感心することも多く、今後も追っていきたいと感じる製品でした。TITAN 7にも期待してます!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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