本記事のもくじ
- 1 イヤホンのケーブルを変える?必要ある?
- 2 ケーブルには交換する理由がある
- 3 メーカー別MMCX対応イヤホン
- 3.1 SHURE(アメリカ)
- 3.2 WESTONE (アメリカ)
- 3.3 SONY(日本)
- 3.4 AKG(オーストリア)
- 3.5 VECLOS(日本)
- 3.6 JVC(日本)
- 3.7 FiiO(中国)
- 3.8 SATOLEX(大阪)
- 3.9 ADVANCED(アメリカ)
- 3.10 MEE audio
- 3.11 パイオニア(日本)
- 3.12 オンキョー(大阪)
- 3.13 YAMAHA(日本)
- 3.14 マクセル(日本)
- 3.15 final(日本)
- 3.16 Campfire Audio(アメリカ)
- 3.17 Etymotic Research(アメリカ)
- 3.18 radius(日本)
- 3.19 ELECOM(大阪)
- 3.20 beyerdynamic(ドイツ)
- 3.21 RHA(英国)
- 3.22 FIDUE(中国)
- 3.23 FOSTEX(日本)
イヤホンのケーブルを変える?必要ある?
世の中には数え切れないくらいイヤホンがあります。ダイソーで買える100円イヤホンから、iPhoneに標準で付属するイヤホン、10万円を超える高級イヤホン、などなど。これらのイヤホンは大きく2種類に分けることができます。
それは「ケーブルが交換できるイヤホン」と「ケーブルが交換できないイヤホン」です。
広く普及するMMCX規格
ケーブルが交換できるイヤホンには、いくつかの共通規格があります。もっとも有名なものが本記事で紹介する「MMCX」規格。正式名称は「Micro Miniature CoaXial」で、テレビに挿すアンテナ線コネクタが、極小化したようなピン形状をしています。
このMMCX規格は、SHUREやWESTONE、SONY、JVC、オーディオテクニカ、エレコムといったメーカーの“一部の”イヤホンで採用されています。
ケーブルには交換する理由がある
さて、イヤホンのケーブルを交換するのに理由が必要なのか?という疑問もあるでしょう。ケーブルを交換することを「リケーブル」といいますが、一部の人たちの間では「リケーブル=音質を上げるために行う行為」という認識があります。確かにケーブルを交換することで音質が変化することはありますが、ここではリケーブルによる「利便性」に焦点を当てて話を進めます。
私が考える「ケーブルを交換する理由」は次に挙げるようなもの。
- Bluetoothワイヤレスにしたい
- 断線してしまった
- 短くしたい/長くしたい
- プラグを変えたい
- ドレスアップしたい
上記の要望に応えられるようなMMCX対応製品は、市場にたくさんあります。具体的に見ていきましょう。
Bluetooth/ワイヤレスにしたい
個人的に最も熱い分野はここで、有線のイヤホンを使っていて感じる「これがワイヤレだったらなあ」を実現してくれるのは、唯一MMCX対応イヤホンだけ。しかも、Bluetoothの進化に合わせてケーブルを変えるだけで、ハイレゾ相当の音質になるaptX HDコーデックにも対応できる。
なお、「Bluetoothケーブル」「有線ワイヤレス」とか、一見意味の分からない言葉が爆誕している。

断線してしまった
これは、イヤホンに限らずさまざまな場面で起こります。ただ、スマホ充電ケーブルは100円ショップでも買えますが、イヤホンはケーブルが断線すると、製品そのものがダメになります。
友人のイヤホンが断線したということで見せてもらったところ、実はMMCX対応で交換できることが分かって、イヤホンが復活しました。
AmazonでMMCXケーブルを探すと、1000円以下で購入できるケーブルがたくさんあります。
短くしたい/長くしたい
イヤホンを買ったものの、ちょっと長すぎる、ちょっと短すぎるなんて思ったことはないですか?例えば、パンツの後ろポケットにスマホを入れたところ、動くたびにイヤホンを引っ張ってしまう。ジャケットの内ポケットにスマホを入れたところ、ケーブルが長すぎて邪魔、カバンの中にスマホを入れたけどケーブルが短すぎて動きづらい。こうしたときはケーブルを交換して、ちょうどいい長さにするのが適切です。
私も、SHUREのイヤホンを買ったところ、あまりに長すぎて取り回しに苦労しましたので……

プラグを変えたい
プラグとは、スマホや音楽プレーヤーにイヤホンを挿すときの端子です。例えばiPhoneであれば、イヤホンジャックが廃止になったためLightning端子から変換ケーブルを使わなければなりません。
MMCXにはLightningケーブルもあるので、直接挿すことができる上、LAM(Lightning Audio Module)というパーツが必須になっているので、音質もアップします。

SHUREからUSB-CケーブルRMCE-USBが登場したので、レビューしました。

ドレスアップしたい
ちょっと強引な気もするけど、MMCX対応ケーブルを検索していると、カラフルなケーブルが多く、またMMCXコネクタ部のデザインに凝ったものもある。身につけて使うものだけに、気に入ったケーブルに交換するのもいいかと。
メーカー別MMCX対応イヤホン
これからイヤホンの購入を検討するなら、MMCX対応のものを選んでおくのが将来的にも吉です。MMCXをイヤホンに採用しているメーカーと対象製品をまとめてみました。製品タイトルは、メーカー公式の製品ページにリンクしています。
SHURE(アメリカ)
1925年創業。同社のダイナミック型マイクロフォンのデザインは有名。
SE846
SE535
SE535 SPECIAL EDITION
SE425
SE315
SE215
SE215 SPECIAL EDITION
SE215M+SPE-A
WESTONE (アメリカ)
1959年創業。イヤホンおよび補聴器のメーカー。同社のカスタムインイヤーイヤホンは有名。
UM Pro50 (WST-UMPRO50-2017)
UM Pro30 (WST-UMPRO30-2017)
UM Pro20(WST-UMPRO20-2017)
UM Pro10(WST-UMPRO10-2017)
Universal W80 (WST-W80)
Universal W60 (WST-W60)
Universal W40 (WST-W40)
Universal W30 (WST-W30)
Universal W20 (WST-W20)
Universal W10(WST-W10)
AM Pro30 (WST-AMPRO30)
AM Pro20 (WST-AMPRO20)
AM Pro10 (WST-AMPRO10)
UM1J(WST-UM1J)
Westone ウェストン シングルBAドライバイヤホン UM1J 79484
SONY(日本)
1946年創業。言わずと知れた巨大企業。2018年3月期の売上は8兆5千億円にも上る。
XBA-N3BP
XBA-N3
XBA-N1
XBA-Z5
XBA-300
AKG(オーストリア)
1947年創業。当初は映画関連の音響機器を手がけていた。マイクロホン、ヘッドホンでその名を広げた。
N5005
AKG N5005 イヤホン Bluetooth対応/カナル型/ハイレゾ対応/ケーブル着脱式 ピアノブラック AKGN5005BLKJP 【国内正規品/メーカー2年保証付き】
N40
N30
VECLOS(日本)
魔法びんのサーモス株式会社が手がけるオーディオブランド。真空二重構造を応用したオーディオ機器を販売している。
EPT-700
THERMOS VECLOS EPT-700 TG チタンゴールド イヤホン イヤフォン
EPT-500
THERMOS VECLOS EPT-500 TG チタンゴールド イヤホン イヤフォン
EPS-700
THERMOS VECLOS EPS-700 CSB コズミックブラック イヤホン イヤフォン
EPS-500
THERMOS VECLOS EPS-500 CSB コズミックブラック イヤホン イヤフォン
JVC(日本)
JVCは元・日本ビクターのグローバルブランド。日本ビクターの創業は1927年。
HA-FD01
HA-FD02
HA-FW01
HA-FW02
HA-FW03
HA-FX1100
FiiO(中国)
2007年に設立された中国広東省の音響機器メーカー。現在のポタアンブームを牽引するうちの一社。
F9 Pro
F9
FH1
MMCX-Bluetoothケーブルの「RC-BT」とのバンドル製品を購入してレビューしてみました。

SATOLEX(大阪)
電気機器製造のホシデン株式会社のオーディオブランド。
DH303-A1【Tumuri】
こちらの製品は実際に購入してレビューしてみました!いいイヤホンです!

ADVANCED(アメリカ)
MODEL 3
MEE audio
M7 PRO
MEE audio インイヤーモニター ハイブリッドデュアルドライバー M7 PRO クリア
Pinnacle P2
Pinnacle P1
パイオニア(日本)
SE-CH9T
オンキョー(大阪)
E900M
YAMAHA(日本)
EPH-200
マクセル(日本)
MXH-GD300
final(日本)
F7200
F4100
E4000
E5000
Campfire Audio(アメリカ)
2015年設立。特別な素材や技術を組み合わせる、新進気鋭のプレミアムブランド。
VEGA
COMET
ANDROMEDA
POLARIS
LYRA II
ORION CK
Etymotic Research(アメリカ)
「耳に忠実である」という意味を持つ“Etymotic”を社名に冠したメーカー
ER4XR
【国内正規品】Etymotic Research カナル型イヤホン BA型 ER4XR
ER4SR
ER3XR
ER3SE
radius(日本)
元々はアップルコンピューター(当時)の元幹部らによって設立されたアメリカの企業。現在のラディウスは、その名称を引き継いだ日本の企業。
ドブルベ ヌメロキャトル HP-TWF41
ドブルベ ヌメロトロワ HP-TWF31
HP-NHR31
HP-NX100
ELECOM(大阪)
PC・スマホなどの周辺機器メーカー。傘下にロジテックがある。
EHP-SH1000SV
EHP-RH2000ABK
beyerdynamic(ドイツ)
1924年にベルリンで設立された。映画館向けのスピーカーからその事業をスタートさせている。
XELENTO REMOTE
RHA(英国)
CL1 Cerami
FIDUE(中国)
SIRIUS
FIDUE A91 ハイブリッドイヤホン 4BA +1DD TSH-F-SIRIUS
A85 VIRGO
FIDUE A85 Virgo ハイブリッドイヤホン 2BA+1DD TSH-F-VIRGO