Anker冬の新製品が30種類以上も!/ながら聴きワイヤレスイヤホンから、Qi2対応MagGoまで、Anker Power Conference 2023 Fall

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日本におけるAnkerグループの最新の取り組みや新製品を発表する「Anker Power Conference(APC)」。11月1日(水)に渋谷・ヒカリエで行われた「Anker Power Conference 2023 Fall」に参加してきました。

2023年末から2024年にかけて発売される新製品が登場しました。想像していたよりも遥かに多いバリエーションで……!

INDEX

Anker Power Conference 2023 Fallをレポート

2023年は、Anker JAPANが日本での展開を始めて10周年の年でした。11年目となる2024年には、どんな製品が発表されるのでしょうか。まずは、2023年のAnkerの主要な製品群の紹介から始まりました。

Ankerの取り組み「Anker nano」と「Anker Prime」、そして「サステナビリティ」

iPhone 15シリーズがUSB-Cを採用したことで、世間的にUSB Type-Cへの関心が高まりました。AnkerでもiPhone 15に対応したUSB-C充電器の「Anker Nano」を展開しました。

そして、Anker史上最高峰を誇る充電器シリーズ「Anker Prime」の登場です。

Anker Nano Charger (20W)は、発売から1週間で約1万台を売り上げたほどの大人気商品となったそうです。

また、SDGsに代表されるサステナビリティへの取り組みは、Ankerでも再生プラスチックを使用した製品展開や、ゼロプラスチックの外箱の実現にも現れています。

引き続きプラスチックの使用量削減に取り組んで、新製品のみならず既存製品のパッケージもゼロプラスチックに移行するとのことでした。

パートナー企業との協業、FMVのノートへの採用

日本交通や清水建設や品川プリンスホテルとの取り組みを紹介しつつ、新たな取り組みとして発表されたのが、富士通クライアントコンピューティングとの協業です。コロナ禍を経て、人々のライフスタイルが変化し、特に働き方は場所を選ばなくなりました。

FMVのUHシリーズは、同社が販売する世界最軽量のノートPCです。そこに同梱するのは小型で高出力のAnkerの充電器と対応ケーブルです。同梱されるUSB充電器は「Anker PowerPort lll 3-Port 65W Pod」、ケーブルは「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 1.8m」です。

2023年11月1日(水)より展開されています。

ノートPCに小型・高出力・複数ポートのUSB充電器を同梱する取り組みは、とても良いと思いました。スマホやタブレットなど一緒に充電できますしね。

次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」に対応したAnker MagGoシリーズ

iPhoneに対応したワイヤレス充電製品の最大出力は7.5W止まりでしたが、2023年1月に発表された次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」は、MagSafeをベースとして最大15Wでの充電を可能にしました。Ankerでは、Qi2の認証規格を取得予定で、Qi2に対応した新たなAnker MagGoシリーズを発売予定です。

いずれの製品も最大15Wでのワイヤレス充電に対応し、2024年春頃の発売を目指しています。具体的に製品については下記の通りです。会場のタッチ&トライで触れることができたので、本記事後半で改めて紹介します。

製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
MagGo Power Bank(10000mAh, 15W)2024年春ごろ¥9,990
MagGo Power Bank(6600mAh, 15W) 2024年春ごろ¥8,990
MagGo Wireless Charging Station(15W, Foldable 3-in-1)2024年春ごろ¥14,990
MagGo Wireless Charger(15W, Pad)2024年春ごろ¥3,990
MagGo Wireless Charging Statison(15W, 3-in-1 Pad)2024年春ごろ¥12,990
MagGo Wireless Charging Station(15W, 3-in-1 Stand)2024年春ごろ¥13,990
MagGo Magnetic Charging Station(8-in-1, 67W) 3-in-12024年春ごろ¥9,990
今回発表されたAnker MagGoシリーズの新製品

今後AndroidでもこのQi2(MagSafe)に対応した製品が登場することで、さらにMagSafeの活用の幅が広がるというのが嬉しいですね。

snow peakとのコラボで生まれた「ギガパワーバッテリー」

モバイルバッテリーの利用用途は広がっていますが、中でも欠かせないアイテムとなっているのがアウトドアシーンです。Ankerではモバイルバッテリーのほかモバイルプロジェクターやポータブル電源、ポータブルスピーカーなど、キャンプと親和性の高いラインナップを展開しています。

その中で、Ankerではsnow peakとコラボすることになりました。アウトドアブランドsnow peak(スノーピーク)との共同開発です。同社のギガパワーガスのデザインを踏襲したバッテリーで、15,000mAhと30,000mAhの2種類の容量があり、天面と側面にUSB-Cポートを搭載します。2024年夏頃の発売です。

なお、専用のギガパワーランタンなども予定しているそうです。

家庭内の電源も、EVへの充電も可能にする超弩級電源

ポータブル電源のサブブランド「Anker Solix」からは、新たな電源製品が発表されました。小型で高出力・大容量、さらに急速充電も可能と、順調なスペックアップを重ねています。特に、世界最速の本体充電(1時間以内)については、「容量の大きな電源は、充電にも時間がかかる」という概念を覆す新たな価値提案です。

ところで、次に紹介された製品で度肝を抜かれます。Anker Solix F3800は、ポータブル電源ではなく、家庭用の代替電源としての用途を目論んだ大型バッテリーなのです。Anker史上最大の容量、最高の出力を誇ります。

最大5000Wの高出力、EVも充電できるパワフルさ、200Vも使える、拡張バッテリーを6個繋いで最大2万6880Whにもなります。さらに、電源自動切替装置まで準備するという本気さです。

「未来を見据えて、電気のある安心を提供したい」という宣言は本気です。

Soundcore初の「ながら聴き」ワイヤレスイヤホン

最近のワイヤレスイヤホンのトレンドとなっているのが「ながら聴き」できるオープンイヤー型です。耳をふさがないメリットは、耳への負担を軽減する、蒸れや疲れを軽減する、周りの音を聞ける、という点にあります。

そこで、Soundcoreからもオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンとして「AeroFit」「AeroFit Pro」が登場します。

しなやかな素材を採用し、人間工学に基づいた形状設計で、外れにくいのに負担が少ない装着感に仕上がっています。大口径のドライバーを採用、充電ケースを合わせた長時間再生、マルチポイント機能、防水性能、通話時のAIノイズリダクションなど、これまでのSoundcoreシリーズのノウハウがしっかりと活かされています。Proモデルはドライバーをさらに大型化、イヤホン同士を繋ぐバンドも付属します。

ついに全部入り登場!「eufy」のロボット掃除機

最大2ヶ月ゴミ捨て不要、毛がらみを防止する独自ブラシを搭載した「Eufy Clean X8」に続いて、モップ掃除や自動乾燥を備えた全部入りのロボット掃除機「Eufy Clean X10」が登場しました。

シリーズ最上位モデルとなるX10は、ゴミ捨て、モップ洗浄・乾燥まで全て自動化します。

ハイスペックの拭き掃除を実現する「MACH」の究極ロボット掃除機

Eufyの技術をベースに誕生した新ブランド「MACH」では、従来のコードレス水拭き掃除機に加えて、ロボット掃除機の「MACH R1 Always-Clean」を投入します。走行しながら同時に本体内でモップを洗浄し、常に清潔なモップで掃除ができます。

スリム設計のUniClean Stationでは、ゴミ捨て・モップ洗浄・オゾン水除菌・乾燥、洗剤の投入まで全て自動で完結します。3D Matrix Eyeを搭載し、従来にないレベルの障害物回避性能を実現しています。

Anker Japanの新たな取り組み「AIを活用したカスタマーサービス」

複雑な機能を持った製品が増えたことで、お問い合わせも増えているそうです。そこで導入するのが、CHatGPTを活用したカスタマーサービスです。

まずは、AIで素早く返信し、解決しないものは人力で丁寧に対応するという2段構えのカスタマーサポートになるようです。全ブランドで運用開始したとのこと。

Ankerのペットロボット……!「Loona Blue」

最後に登場したのは、Ankerが買収したペットロボットの会社。

Makuakeで先行して販売されていたモデルをベースとした別物のようです。

今回発表されたAnkerブランドの新製品

Anker Power Conference 2023 Fallでも多くの新製品が発表されました。新製品の数が多いので、ブランド別に区切っていきます。まずはモバイルバッテリー&周辺機器のAnkerから。タッチ&トライでの感想も添えておきます。

製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
Nano Power Bank(30W, Built-In USB-C Cable)2023年11月1日(水)¥6,490
Power Bank(10000mAh, 22.5W)2024年春ごろ¥3,490
Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)2024年春ごろ¥5,990
Charging Station(7-in-1, 100W)2024年2月¥9,990
PowerExtend (6-in-1)2024年春ごろ¥2,190
USB-C ハブ(14-in-1, Triple display)2023年12月上旬¥8,990
USB-C ハブ(10-in-1, Dual display)2023年12月上旬¥5,990
HDMI Switch(4-in-1 Out, 4K HDMI)2024年春ごろ¥3,990
HDMI Switch(2-in-1 Out, 4K HDMI)2024年1月¥1,690
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

これ1台でほぼ完結!「Anker Nano Power Bank(30W, Built-In USB-C Cable)」

最大30W出力で、容量は10,000mAh。さらにUSB-Cケーブル一体型、本体にはステータスを表示するディスプレイまで搭載しています。まだまだ必要なUSB-Aポートもあります。

ストラップとしても使える内蔵USB-Cケーブルは、コンセントから充電する際の入力端子にもなります。いちいちケーブルを用意する必要がない。素晴らしい。

側面はメタリック仕様で高級感のあるデザインです。カラーバリエーションは、ブラック / ホワイト / グレイッシュブルー / パープル / グリーンの5色です。(ホワイト・パープル・グリーンは順次発売予定)

販売時期は2023年11月1日(水)、価格は6,490円(税込)です。

とりあえずこれ1台あれば、ほとんどの用途は足りてしまいそう。モバイルバッテリー選びに迷っているなら間違いないのはこれでしょう。コンセントプラグが欲しい方はFusionシリーズを選びましょう。

シンプル・大容量・コンパクト!「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」

10000mAhの大容量でありながら、200gの軽量モデル。ロングセラーモデルのAnker PowerCore 10000を置き換えるモデルとなるか。カラーバリエーションはブラック / ホワイト / パープルの3色。

手のひらサイズのコンパクトさに、バッテリー残量や充電状況を表示するディスプレイ付き(写真左)。出力ポートはUSB-C × 2とUSB-A × 1を搭載(写真右)。

販売時期は2024年春頃、価格は3,490円(税込)です。

ケーブルは別に持っていくなら、これくらいシンプルでコンパクトなサイズがちょうど良さそう。価格も手頃で、性能とのバランスが良い。3,490円という価格は、人にも薦めやすい。

コンセントに直挿し!「AnkerPowerBank (30W, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)」

コンセントプラグ一体化のFusionシリーズに待望の新型登場。容量は5,000mAh。カラーバリエーションは、ブラック / ホワイト / ブルー / グリーン / パープル / ピンクの6色展開です。

最大30Wの出力でMacBook Airへの給電もできるし、USB-Cケーブルは内蔵しているし、コンセントに繋いでACアダプタ代わりにもなるし、完全無欠のモバイルバッテリーとはこれのことかもしれない。カラーも豊富で、好みに合わせて選びやすそう。

従来のFusionシリーズと同様にコンセントプラグは格納式(写真左)。ディスプレイも備えています(写真右)。

販売時期は2024年春頃、価格は5,990円(税込)です。

初代Fusionシリーズから気に入って使っている自分としては、ついに決定版となる製品が出たか、と嬉しい気持ちでいっぱいです。2024年春が待ちきれない。どの色も綺麗で、どれを選べばいいか迷ってしまいます。5,000mAhという容量も、持ち運びにはちょうど良いです。足りなければコンセントにそのまま繋げばいいわけだし。

完全無欠の電源タップ「Anker Charging Station(7-in-1, 100W)」

デスクトップで使える、最大100W対応の7-in-1電源タップです。ホワイトとブラックの2色が用意されていました。

前面には、USB-Cが2ポート、USB-Aが2ポートあります(写真左)。背面にはコンセントが3口あります(写真右)。

販売時期は2024年2月、価格は9,990円(税込)です。

ずっしりしているので、持ち運びではなく、デスクに設置する製品。これ1台買えばいろいろ足りてしまうので、よくある電源タップは不要。1から環境を整えるなら、これを買っておきたい。

コンパクトな多機能タップ「Anker PowerExtend (6-in-1)」

サイコロ状の電源タップ。3つのコンセントと、3つのUSBポートを持ちます。形状のわりに軽く感じます。なんと約118gしかありません。

コンセントには直挿しします。プラグは折りたためるので安全に持ち運ぶこともできます(写真左)。正面にあるUSBポートは、USB-A × 2、USB-C × 1です(写真右)。USB-Cは最大20Wなので、スマホ・タブレット用と考えましょう。

販売時期は2024年春頃、価格は2,190円(税込)です。

家で使うもよし、旅行に持っていくもよし、1台あれば何かとツブシがききそうな電源タップ。2,190円という価格も手頃で、ただの電源タップを買うくらいなら、一緒に検討したいところ。

あると便利な「USB-Cハブ 2種 / HDMI Switch 2種」

発表会では取り上げられなかったものの、USB-Cハブが2種類登場。トリプルディスプレイに対応した14-in-1タイプと、デュアルディスプレイに対応した10-in-1タイプ。ディスプレイ出力以外の違いは、USB-Aポートの数(5ポートと3ポート)、HDMIポートの数(2ポートと1ポート)、オーディオジャックの有無です。

いずれもç、10-in-1が5,990円です。

それから、HDMI Switch(HDMI切替機)も登場しています。コンパクトな2-in-1は、その名の通り2系統のHDMIを切り替えられます。

4-in-1は、4ポート切り替えに加えて、リモコンも付属します。

4-in-1の販売時期は2024年春頃、価格は3,990円(税込)です。2-in-1の販売時期は2024年1月、価格は1,690円(税込)です。

今回発表されたAnker MagGoブランドの新製品

ワイヤレス充電規格のQi2に対応したMagGoシリーズの新製品はいずれも2024年発売。iPhoneから見るとほぼMagSafeですが、AndroidでもQi2対応機種なら別売りのケースやリングを買わずにそのまま使うことができます。いずれも最大15Wのワイヤレス充電に対応します。

製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
MagGo Power Bank(10000mAh, 15W)2024年春ごろ¥9,990
MagGo Power Bank(6600mAh, 15W) 2024年春ごろ¥8,990
MagGo Wireless Charging Station(15W, Foldable 3-in-1)2024年春ごろ¥14,990
MagGo Wireless Charger(15W, Pad)2024年春ごろ¥3,990
MagGo Wireless Charging Statison(15W, 3-in-1 Pad)2024年春ごろ¥12,990
MagGo Wireless Charging Station(15W, 3-in-1 Stand)2024年春ごろ¥13,990
MagGo Magnetic Charging Station(8-in-1, 67W) 3-in-12024年春ごろ¥9,990
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

高速・大容量のワイヤレスバッテリー「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 15W)」

10,000mAhの容量を持つワイヤレス充電対応モバイルバッテリー。ワイヤレス充電を使う場合は最大15Wですが、内蔵のUSB-Cポートを使う場合は最大27Wまで出せます。カラーは、ブラック / ホワイト / ブルー / グリーン / パープルの5色展開です。

背面のキックスタンドにはAnkerロゴ(写真左)、メタル製のシンプルなキックスタンドです(写真右)。

側面にはディスプレイを搭載します(写真左)。10,000mAhの大容量でありつつ、手のひらに収まるコンパクトさも持ち合わせています(写真右)。

販売時期は2024年春頃、価格は9,990円(税込)です。

ワイヤレス充電としては高速な15W出力に対応したことで、10,000mAhという大容量が活きてきます。スタンドがシンプルで剛性があってかっこよかったです。

フラットでもスタンドでもOKなバッテリースタンド「Anker MagGo Power Bank (6600mAh, 15W) 」

こちらは容量を少し減らして6,600mAhとしたモデル。特徴はそのスタンド、折りたたむことでコンパクトに持ち歩きつつ、開けば安定感のあるスタンドになります。カラーは、ブラック / ホワイト / ブルー / グリーン / パープルの5色展開です。

販売時期は2024年春頃、価格は8,990円(税込)です。

モバイルバッテリーとして活用するなら、前述した10,000mAhのモデルですが、スタンドの能力を活用するならこの6,600mAhのモデルでしょう。厚みはありますが、スタンドの安定感が違います。

折りたたんで持ち運ぶ「Anker MagGo Wireless Charging Station(15W, Foldable 3-in-1)」

前述した6,600mAhのモバイルバッテリーと形状は似ていますが、こちらはバッテリー機能はなく、USB-Cケーブルを挿して使うワイヤレス充電器になります。カラーはホワイト / ブラックの2色展開です。

折りたたむと名刺サイズの表面積で、平置きのワイヤレス充電パッドになります(画像左)。ワイヤレス充電面を開くと、その下もまた最大5Wのワイヤレス充電パッドになっています(画像右)。

底面を見ると、Apple Watch用の充電パッドが収納されています(画像左)。こちらを回し出せば、3-in-1の充電ステーションの完成です(画像右)。

販売時期は2024年春頃、価格は14,990円(税込)です。

旅行先に持っていきたいのはもちろんのこと、普段使いでカバンに入れておくのも良さそうです。なお重さは180gで、軽いスマホといったところです。Apple Watchの充電パッドがしまえるようになっているのも良いポイントです。

シンプルな充電パッド「Anker MagGo Wireless Charger(15W, Pad)」

スマホの背面にピタッと貼れる、シンプルな充電パッドです。カラーはブラックとホワイトの2色です。

販売時期は2024年春頃、価格は3,990円(税込)です。

インテリアにも最適な充電器「Anker MagGo Wireless Charging Statison(15W, 3-in-1 Pad)」

iPhone、Apple Watch、AirPods Proを3台同時に充電できる据え置き型の充電スタンドです。デスクやベッド周りに置いておくのが良さそう。インテリアにも合わせやすそうなデザインです。

カラーはホワイトとブラックの2色展開です。

販売時期は2024年春頃、価格は13,990円(税込)です。

据え置き型のマグネット式ワイヤレス充電スタンドは、ベルキン製のものが有名ですが、そのライバルとなりそうな、高級感のあるデザインです。幅がコンパクトで良さそう。

フラットでもスタンドでも「Anker MagGo Wireless Charging Station(15W, 3-in-1 Stand)」

iPhone、Apple Watch、AirPods Proを横に並べて3台同時に充電できるパッド型の充電スタンドです。

使わない時は、パッド部分を折りたたんで収納することができ、フラットになります。カラーはホワイトとブラックの2色展開です。

販売時期は2024年春頃、価格は12,990円(税込)です。

フラットにも使えるし、パッド部分を持ち上げて簡易スタンドのようにも使えるし、使い勝手のいい充電スタンドです。これを置けるスペースがあるなら買いたい。

シンプルな球の裏はパワフル「Anker MagGo Magnetic Charging Station(8-in-1, 67W) 3-in-1」

正面にQi2のワイヤレス充電パッド。背面に3つのコンセント、USB-Cが2ポート、USB-Aが2ポートあります。カラーはホワイトとブラックの2色展開です。

販売時期は2024年春頃、価格は9,990円(税込)です。

今回発表されたMagGoシリーズの中で、唯一コンセントがある充電器。パソコンやディスプレイもこれ1台でまかなえてしまう、まさにオールインワンの製品。

今回発表されたAnker Solixブランドの新製品

ポータブル電源ブランドのAnker Solixからも4種類の製品が登場しました。うち1製品はとんでもないモンスタースペックです。

ブランド/シリーズ製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
Anker SolixC800 Portable Power Station2023年11月21日(火)¥89,900
Anker SolixC1000 Portable Power Stationグレー:
2023年11月1日(水)
ベージュ:
2023年11月30日(木)
¥139,900
Anker SolixF3800 Portable Power Station2023年12月上旬¥699,900
Anker SolixHome Power Panel2024年春ごろ未定
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

Anker Solix C1000 Portable Power Station

Anker Solix C1000 Portable Power Stationには、2色のカラーバリエーションがあります。

ポータブル電源というと、ブラックやグレーが多い中、ベージュ系のカラーリングは新鮮です。

容量別に展開されており、必要な容量に応じて選べるようになっています。

ベージュのポータブル電源は存在感が薄れて、家に置きやすくて良さそう

今回発表されたSoundcoreブランドの新製品

オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン2種と、ポータブルスピーカー3種が追加されました。

ブランド/シリーズ製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
SoundcoreAeroFitブラック・ホワイト:
2023年11月15日(水)
ピンク・グレイッシュブルー:
2024年春ごろ
¥16,990
SoundcoreAeroFit Proミッドナイトブラック・ソフトホワイト:
2023年11月15日(水)
ミントブルー・ディープパープル:
2024年春ごろ
¥22,990
SoundcoreMotion X5002023年12月上旬¥17,990
SoundcoreMotion 300 スペースグレー:
2023年11月1日(水)
グリーン・ブルー:
2023年11月下旬
¥12,990
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

今回発表された中で、新たなカテゴリーに位置するのが「オープンイヤー」型の完全ワイヤレスイヤホンです。つまり「ながら聴き」が可能なイヤホンで、ここ1-2年で各メーカーから続々と製品が登場しています。特徴は、耳をふさがないため、周りの音が聞こえること。また、通常のイヤホンと異なり大口径のドライバーを搭載できるため、抜け感のある大迫力のサウンドを聴くことができます。

Soundcoreからもこのカテゴリーの製品が登場しました。

※なお、Soundcore Sport X10(Anker Japan製品ページ)という耳かけタイプのイヤホンがありましたが、こちらはカナル型(耳栓型)です。

Soundcore AeroFit Pro

Soundcore初のオープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンです。耳をふさがない形状なので「ながら聴き」が可能です。AeroFit ProとAeroFitの2種類が発表されていて、AeroFit Proは上位機種になります。

Soundcore AeroFit Proは、オープンイヤータイプながらハイレゾ・ワイヤレスコーデックのLDACに対応します。左右のイヤホンを一体化できるネックバンドは長さ調整が可能です。オープンイヤータイプらしく、16.2mmというイヤホンでは考えられない大口径のドライバーが採用されています。

IPX5の防水性能に、10分充電で5.5時間使えるクイックチャージ、14時間の連続再生、充電ケース併用で合計46時間の使用が可能です。もちろんSoundcoreアプリにも対応し、2台同時接続のマルチポイントにも対応します。

オープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンには、Oladance OWS Pro(レビュー記事)やCleer ARC II(レビュー記事)、Shokz OpenFitなどのハイエンド製品が人気を博しています。これまでにも高い評価を得てきたSoundcoreブランドのAeroFit Proがどのような評価を受けるのか、個人的にも楽しみです。

ネックバンド型としても使える2-in-1の仕掛けが便利そう

Soundcore AeroFit

Soundcore AeroFit Proに比べて無いものは、LDACなし・マルチポイントなし・再生時間短め・ネックバンドパーツなし、といったところ。逆に、防水性能はIPX5→IPX7に上がっており、重量も軽くなっています。

上位機種であるSoundcore AeroFit Proに比べると作りはやや簡素な感じはありますが、Proよりも軽く作られており、入門機として買ってみる、外で使う、音質にはこだわらない、といった用途なら、むしろAeroFitの方が最適です。

音質重視のAeroFit Proと、使いやすさ重視のAeroFit、どちらも選びやすいと思いました。また、どちらも充電ケースがコンパクトで好感触です。(オープンイヤータイプは充電ケースが大きくなりがち)

Soundcore Motion X500

Soundcore Motion X600は幅が広いデザインでしたが、X500はスクエア型のコンパクトなデザインに仕上がっています。

Anker独自の空間オーディオに加えて、ハイレゾ・ワイヤレス・コーデックのLDACにも対応、さらにIPX7の防水性能もあり「持ち運べるハイレゾスピーカー」としての風格を備えています。

X600に比べて、スペックダウンしたのはドライバーの数(5→3)、出力も50Wから40Wに下がっています。一方、IPX7の防水性能や最大12時間の連続再生時間、高級感のある3Dメタルメッシュ、持ち運びやすいハンドルデザインは変わらず。幅はコンパクトになり、軽量化され、価格はもちろん安くなっています。

X600が贅沢な高音質だとしたら、X500はバランスよく高音質を楽しめるスピーカーと言えます。

重厚で高級感があります。設置面積が小さくなるので、X600よりX500の方が良さそう。

Soundcore Motion 300 / 100

Soundcore Motion 300と100はアウトドア用のポータブルスピーカーです。こちらがSoundcore Motion 300。

こちらはSoundcore Motion 100。どちらも丈夫なストラップが付いています。

Soundcore Motion 300も100も片手で持てるコンパクトサイズで、防水仕様ということもあり、お風呂スピーカーとしても良さそうです。

今回発表されたEufyブランドの新製品

Eufyブランドからはセキュリティカメラと、ロボット掃除機が発表されました。

ブランド/シリーズ製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
Eufy SecurityIndoor Cam S3502023年11月1日(水)¥14,990
Eufy CleanX8 Pro with Self-Empty Station2023年11月1日(水)¥69,990
Eufy CleanX8 Pro2023年11月1日(水)¥49,990
Eufy CleanX10 with Omni Station2024年春ごろ未定
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

Eufy Security Indoor Cam S350

なんと2眼のセキュリティカメラです。小さなロボットみたいな可愛い見た目。

人物を追っかけるので、ペットロボットみたいです。それぞれのカメラは標準画角と望遠画角で、2種類の映像が撮れます。アプリからは2つのカメラで撮った画像がそれぞれ見れるようでした。

セキュリティカメラは目立たない方がいいと思っていましたが、あえて見せるスタイルはアリです。可愛い。

Eufy Clean X10 with OmniStation

Eufyからもついに「全部入り」のロボット掃除機が登場します。

浄水・汚水タンクと、集塵ボックスはそれぞれ独立しています。

発売までまだしばらくかかるようですが、全部入りのロボット掃除機は人気なので、早く試してみたいです。

今回発表されたMACHブランドの新製品

MACH R1 Always-Clean

Eufyから発展して、最高の水拭きを実現してくれるロボット掃除機が「MACH R1 Always-Clean」です。まるでウォーターサーバーのような見た目です。

会場では実機が動いていました。センサーがどのように人や障害物を認識しているかのデモもあり、自社技術への自信が伺えます。

ステーションが巨大ではあるものの、これ1台あれば家の中がピカピカになりそうな予感がします。

今回発表されたsnow peak共同開発の新製品

ブランド/シリーズ製品名販売開始予定販売予定価格(税込)
Anker | snow peakギガパワーバッテリー 150002024年夏ごろ¥24,200
Anker | snow peakギガパワーバッテリー 300002024年夏ごろ¥36,300
Anker Power Conference 2023 Fallで発表された新製品

ギガパワーバッテリー 15000/30000

snow peakと共同開発したバッテリーは、見た目にはAnker製とは分かりません。

キャンプ道具と並べても、これがモバイルバッテリーだとは気づかれないでしょう。

キャンプで使うガスの缶と同じように見えますが、USBポートがあります。

性能はAnker、見た目はsnow peak。これは欲しくなります。(2024年夏登場なので、しばらく待つことになりますが……)

今回発表されたペットロボット

Loona Blueも展示されていました。見た目にはおもちゃのようですが……

会場では実機も動いており、動画で見たスムーズかつ感情豊かな動作も、誇張では無いようです。

サブスクが必須な家庭用ロボットが多い中、買い切りで使えるのは良さそうです。

Anker Power Conference 2023 Fallを終えて

毎回参加するごとに驚かされるのは、新製品の多さです。そして、新製品それぞれにトレンドの機能が盛り込まれています。もちろん品質も良く、すぐに使ってみたいものばかり。着々と拡大していくAnkerの市場に今後も期待できそうです。半年後のAnker Power Conference 2024 Springでは何が出てくるんでしょうね(気が早い)。

2023年4月に行われた前回の「Anker Power Conference 2023 Spring」のレポートは下記からどうぞ。

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