改めて、ジンバルカメラ、とは……?
ジンバルカメラって何?と聞かれたら、トヨタイムズのCMで香川照之さんが持ってる「棒」、と答えられるレベルで広く使われているカメラです。
ジンバルカメラの出自は、ドローンに搭載されたカメラが元になっていて、どんな飛び方をしてもカメラの向きを保ち安定した映像を撮影できる技術を、手持ちカメラに応用したものです。ドローンの撮影環境に比べれば、人間の手の中なんて静止状態も同然です。
YouTuberやVlogger、テレビのロケ等でも幅広く使われるようになりました。ある種、完成されたジャンルの製品ですが、今回紹介する製品は、ジンバルカメラから更なる進化を遂げた新機軸のカメラです。
Feiyuから登場した“2つのジンバルカメラ”
Makuakeに登場したのは、Feiyu製のジンバルカメラです。DJI Pocket 2のようなスタンダードスタイルの「Feiyu Pocket 2」とカメラ部分が分離する「Feiyu Pocket 2S」の2種類が登場しました。
今回は、この2機種を比較しながらレビューしていきます。
2021年12月に、Feiyu Pocket 2 / Pocket 2Sともに一般販売が開始されました。
※レビューにあたって、製品サンプルをご提供・お貸し出しいただきました。
Feiyu Pocket 2をレビュー
まずは、スタンダードスタイルのFeiyu Pocket 2を見ていきましょう。パッケージはコンパクトサイズです。
内箱を引き出すと、パッケージサイズいっぱいに詰め込まれた内容物が見えてきました。
Feiyu Pocket 2本体、USBケーブル、ハンドストラップ、専用ケースとなっています。
Feiyu Pocket 2の重さは実測で約130g。航空機グレードのアルミニウムを使用した高級感のある本体ですが、スマホよりも全然軽く仕上がっています。
Feiyu Pocket 2は専用のケースにピッタリ収まるようにできています。ケースの裏側にはUSBポート用の穴が空いているので、ケースに入れながらの充電も可能です。
Feiyu Pocket 2をケースに入れた後は、シリコンバンドで留められます。バッグの中でうっかり外れてた、なんてことはありません。
本体前面にはジョイスティック(機能ボタン)とシャッターボタンがあります。ジョイスティックは溝があるので滑りにくく、操作しやすくなっています。
右側面には電源ボタンとマイクがあります。撮影中は電源ボタンを短く押すことで撮影モードを切り替えられます。いちいちメニューから選ぶ必要がなく、便利です。
左側面には、充電&データ転送用のUSB-Cポートと、microSDカードスロットがあります。
さらに底面には三脚穴(1/4インチねじ穴)とストラップホールがあります。
使い始める前に、充電しておきましょう。充電器は付属しませんが、スマホで使うような一般的なUSB充電器で大丈夫です。
記録用のmicroSDカードが512GBまで対応しています。高速タイプのカードが推奨されていますが、microSDカード選びの注意点は、後述します。
2021年現在のSDカードの相場からすると、512GBはまだ高い気がするので、録画時間と価格のバランスを考えると256GBあたりがコスパ高いのでは無いでしょうか。
Feiyu Pocket 2のライバルは、DJI Pocket 2?
Feiyu Pocket 2を触っていて感じるのは、DJI Pocket 2(写真左)とよく似ているなということです。
ケースもコンセプトは同じ。
この2機種で撮り比べてみたので、後ほど比較してみます。
Feiyu Pocket 2Sをレビュー
次は、Feiyu Pocket 2Sを見ていきましょう。パッケージを見てわかる通り、こちらはカメラ(ジンバル部分)が分離するというユニークな仕様になっています。
Feiyu Pocket 2とPocket 2S、「S」の違いだけですが、内容物は大きく違います。
内容物は、Feiyu Pocket 2S本体、専用ポーチ、USB-Cケーブル、1/4インチネジ付きマグネットベース、3M粘着テープ(2枚)、リストストラップ、となっています。
Pocket 2S本体の重量は約187.1gあります(ケーブルを巻き付けるマグネットワイヤーリール込み)。Pocket 2は約130gだったので、約1.5倍ということになります。
Feiyu Pocket 2Sの最大の特徴は、ジンバル部が分離すること。強力なマグネットで吸着します。ワイヤーリールに巻き付けているケーブルは二重になっているので、意外と長さがあります。
Pocket 2と同様に、右側面には電源ボタンがありますが、下部(写真左下)に見慣れないポートがあります。
これはmicroHDMIポートで、映像出力時に使用します。これはスタンダードスタイルのFeiyu Pocket 2にはなかった機能です。DJI Pocket 2にもありません。
本体正面には、ジョイスティック(機能ボタン)、シャッターボタンとなっており、Feiyu Pocket 2と同じ構成です。
左側面のUSB-Cポート、microSDカードスロットもPocket 2と同じ。microSDカードの最大容量も512GBです。
こちらはハンドル部の底面です。Feiyu Pocket 2に存在した三脚穴が見当たりません。カメラそのものはジンバル部にあるので、三脚はそちらで、ということでしょう。
ハンドル部とジンバル部を繋ぐケーブルは、ワイヤーリールの根本からジンバルの根本まで約88cmの長さがありました。自由に設置できるという利点もあれば、この長さを活用したアクセサリもあるので、後ほど紹介します。
もう一つ、Pocket 2とPocket 2Sの大きな違いが、専用ケースの違いです。Pocket 2は本体とジャストサイズのケースでしたが、Pocket 2Sは巾着型の専用ポーチです。
ジンバル部とカメラ部が独立するため、このスタイルがベターなのでしょうが、専用ケースだったFeiyu Pocket 2と比べるとちょっと見劣りしてしまいます。
多彩なアダプターで撮影スタイルのバリエーションが増える
Feiyu Pocket 2Sのジンバル部とハンドル部は、マグネットで吸着しています。
この撮影スタイルの利点は、ジンバル部を離れた場所に置きながら、手元で映像の確認ができること。ケーブルの長さが88cmなので、近い距離に限られますが、例えばジンバル部をヘルメットに付けたり、カバンに付けたりして、手元で映像を確認しつつ操作することが可能になります。
Feiyu Pocket 2Sのフレキシビリティーを活かしてくれるのは付属のアダプターです。こちらは、付属のリストストラップをジンバル部の底部に通したところ。
ハンドルグリップ+リストストラップを手首に取り付けました。このハンドルグリップをどう使うのかというと……
ハンドル部を固定することができるようになります。今回は腕に取り付けましたが、カバンのベルトに通すこともできます。
1/4インチネジ穴付きのマグネットベースも使えます。
マグネットベースなので、これを付属の3M粘着テープで貼り付けることで、ジンバル部を簡単に設置させることができます。(なお、写真では貼り付け位置が逆で、実際はフラットな面に貼るようにしてください)
車のダッシュボードに貼って、ジンバル部を簡易ドライブレコーダーのように使うこともできます。スタンダードスタイルのFeiyu Pocket 2では高さがありすぎて設置が難しいですが、小型のジンバル部なら可能です。
Feiyu Pocket 2とPocket 2Sの操作性はほぼタッチパネルで
ここで、Feiyu Pocket 2とPocket 2Sの操作方法について見ていきましょう。操作については2機種とも共通です。
ジンバル部の基本的な操作はジョイスティックを使います。カメラが上下左右に動きます。また、このスティック自体が機能ボタンも兼ねているので、ダブルクリックしてカメラ位置を中央に戻したり、長押しでロックしたりします。
ジョイスティックの下にあるのは、シャッターボタンです。静止画を撮ったり、動画撮影を開始する際にはこちらを押します。3秒長押しするとWi-FiのON/OFFが可能です。
設定や再生は、画面のタッチやスワイプで操作します。左にスワイプ(←)で撮影モードの選択になります。
右にスワイプ(→)でアルバム表示、撮影したファイルの再生ができます。
下にスワイプ(↓)すると、ジンバルの設定が行えます。ここからさらに左右にスワイプして各種設定が行えます。
操作は軽快で、もたつくことなく設定ができます。
こういった操作はDJI Pocket 2と同様です。触ったことのある人なら違和感なく操作できるでしょうし、初めての方でも上下左右にスワイプするだけなので、何回か操作していれば慣れるでしょう。
Feiyu Camアプリでライブプレビューが可能
Feiyu Pocket 2、Pocket 2Sともに単体での撮影も可能ですが、スマホのアプリと連携させることでさらに快適な撮影が可能になります。使用するのは「Feiyu Cam」アプリです。( App Store / Google Play )
アプリ上で使用するカメラを選択します。
Feiyu Pocket 2、Pocket 2S側の電源を入れて、Wi-FiをONにします。(シャッターボタンを3秒間長押し)
初回のみ、ジンバルカメラ側とのペアリングが発生しますが、その後は入力無しで接続できます。
スマホとFeiyu Pocket 2、Pocket 2Sの間はWi-Fiで接続されるので、タイムラグも少なくスムーズなプレビュー映像を見ることができます。
アプリ側でも各種設定が可能なので、ジンバルカメラ側での設定がわずらわしいのであればアプリを使用しましょう。
Feiyu Pocket 2とDJI Pocket 2、実際に撮り比べてみた
Feiyu Pocket 2とDJI Pocket 2を持って公園に行って、撮り比べてみました。この日は薄曇りで、コンディションとしてはあまりよくありません。このため、よりカメラの性能差が明らかになります。
最初に気づいたのは液晶の差です。写真左がDJI Pocket 2で、写真右がFeiyu Pocket 2です。DJI Pocket 2は、やや鮮やかめではあるものの自然な色味に近く、Feiyu Pocket 2はコントラストが浅めで、比較するとやや寂しい印象でした。
この2機種の動画と静止画を比較してみました。
4K動画を比べてみた
Feiyu Pocket 2とDJI Pocket 2でそれぞれ4K動画(60fps)で撮影してみました。(動画は編集が間に合わなかったので静止画での比較です……)
こちらがDJI Pocket 2の4K(60fps)映像から静止画を切り出してみたところ。液晶画面で見た通り、色みはやや鮮やかめ。
こちらがFeiyu Pocket 2のこちらがDJI Pocket 2の4K(60fps)映像から静止画を切り出してみたところ。寒色寄りで、シャープな印象です。
ジンバルとしての性能はどちらも優秀で、荒めに走ったり、階段を駆け上ったりしても、ブレが少なく綺麗な映像を残していました。
静止画も比べてみた
ジンバルカメラといえば、動画撮影の印象が強いですが、デジタルカメラのように静止画撮影のモードもあります。
こちらがDJI Pocket 2で撮った静止画。木々の葉の重なりを見てもらうと、コントラストがはっきり出ています。
こちらがFeiyu Pocket 2で撮った静止画。緑色が強めに出て、葉のディティールが失われがちです。
DJI Pocket 2とFeiyu Pocket 2では、DJIの方がやや画質が良い印象でした。ただ、ここまでの写真を見てもらって分かるように、個人の好みもあるので、一概には言えません。
ちなみに、1時間ほど公園内で撮影したりしていましたが、どちらの機種とも本体がかなり熱くなってきました(持てないほどではないですが)。使わないときは電源を切ったり、スリープ設定をしておくといいでしょう。逆に、寒い冬場はちょうどいいかもしれません。
Feiyu Pocket 2S専用の延長ロッドなら、ドローンなみの映像も?
さて、次はFeiyu Pocket 2Sです。今回、Feiyu Pocket 2Sをレビューするにあたって、使ってみたかったのが延長ロッド(エクステンションロッド)です。こちらも先行して使わせていただきました。
延長ロッドは、Feiyu Pocket 2S専用の周辺機器です。
パッケージ背面にもあるように、グリップ側にFeiyu Pocket 2Sのハンドル部を、ケーブルを巻き付かせつつ、先端にジンバルカメラ部を取り付けるようになっています。
それで、こちらが延長ロッドになります。折りたたんだ状態はコンパクトです。
グリップ部分はちょっと太め。滑り止めもないので、手の小さな方は握りにくいかもしれません。なお、グリップの底部には三脚穴があるので、スタンド等を取り付け可能です。
延長ロッドの先端は三脚用の1/4インチネジが出ています。
この三脚穴に取り付けるのは、Feiyu Pocket 2Sに付属しているマグネティックベースです。
ジンバルカメラとマグネティックベースが、磁力でがっちり吸着します。
延長ロッドにケーブルをぐるぐる巻いて、グリップにハンドル部を取り付ければ完了です。
手元で映像見つつ、1mほど高い位置で映像が撮れるようになりました。
これ、天井スレスレの位置で撮影した画像です。左に見えているのはシーリングライト。他のカメラでも自撮り棒など使えば高い位置で撮れますが、Feiyu Pocket 2Sは手元で映像を確認しながら撮っているので、扱いやすさは段違いです。
腕を伸ばせばもっと上からも撮影できますが、モニターが見えなくなってしまうので、ほどほどに。
最強のウェブカメラ!UVC対応でテレワーク用のカメラとしても!
Feiyu Pocket 2もPocket 2Sのレビューで一番楽しみにしていたのはこの機能かもしれません。UVC(USB Video Class)対応です。
USBケーブルでPC/Macと接続すると、Feiyu Pocket 2 / Pocket 2Sの画面上には「USBスティック」と「PCCAM」の選択肢が現れます。
USBスティックを選べば、microSDカードがマウントされて読み書きできますが、PCCAMを選べば、UVCのカメラとして認識されます。つまり、アングルフリーでジンバルが動くという最強のウェブカメラになるのです。
試しに、Feiyu Pocket 2Sで使ってみます。カメラ部分が独立して設置できるPocket 2Sなら、ディスプレイの上にカメラだけ置いたり、三脚で設置したり、利点を存分に活かせます。
もちろん、Feiyu Pocket 2も同じように使えます。Pocket 2であれば、単体で三脚に立てられるので、ミニ三脚を使うなどしてデスク上に常設することもできるでしょう。
実はこれ、DJI Pocket 2には無い機能。今回最も期待した機能でもあります。ジンバルカメラとして滑らかな映像を撮るだけでなく、ウェブカメラとして配信やテレワークなど、さまざまなシーンで使えます。
結論……Feiyu Pocket 2とPocket 2S、どちらがオススメ?
Feiyu Pocket 2もFeiyu Pocket 2Sも基本性能は同じですが、ジンバル部が異なることで大きく差別化されています。
Feiyu Pocket 2とFeiyu Pocket 2S、それぞれまとめてみましょう。
Feiyu Pocket 2(スタンダードスタイル)のまとめ
- ジンバルカメラのスタンダードスタイルなので、扱いやすい。
- 専用ケース付きで、バッグに入れての持ち運びも簡単
- 操作系の反応速度が良く、ストレスなく操作できる
- DJI Pocket 2単体と比較しても、悪くない完成度
- ただし、DJI Pocket 2のようにスマホ直結は不可、アクセサリも限定的
- ウェブカメラ代わりに使える(UVC対応)
Feiyu Pocket 2S(カメラ分離スタイル)のまとめ
- カメラ(ジンバル部)が分離するので、撮影の自由度が広がる
- アクセサリを活用することで、あらゆるシーンに対応できそう
- ハンドル部に三脚穴は欲しかった
- エクステンションロッドを使った撮影が超楽しい
- ケーブルの取り回しが面倒なので、セッティングの時間が必要
- ジンバル部とハンドル部のケーブルが直結なので、使い続けると断線が心配になる
- 専用ケースではないので(専用の袋)、持ち運びの耐久性が心配になる
- 普通に撮るだけならPocket 2の方が便利
- ウェブカメラ代わりに使える(UVC対応)
Feiyu Pocket 2とPocket 2S、どちらがオススメ?
カメラ分離型のFeiyu Pocket 2Sの形状が目立つので、こちらが気になる方も多いでしょうが、2Sでの具体的な使い方が特に無ければ、スタンダードスタイルのFeiyu Pocket 2でしょう。
なんだかんだ、Pocket 2のスタイルが確立されているので、ジンバルカメラとしてはこちらを選ぶのが安パイなんですが、Pocket 2Sでの撮影スタイルに意欲が沸いているなら断然Pocket 2Sです。面白すぎ。
Feiyu Pocket 2とPocket 2S、microSDカードの選び方
最後に……Feiyu Pocket 2とPocket 2Sはどちらも最大512GBのmicroSDカードに対応しています。ただ、microSDカードならなんでもいいというわけではありません。
例えば、ニンテンドースイッチで推奨されているようなmicroSDカードでは、速度が遅くて使えないかもしれません。
microSDカードの規格に注意!
Feiyu Pocket 2とPocket 2Sは、記録媒体としてmicroSDカードを使用します。最大512GBまで利用できますが、最高で4K動画まで撮れるので、利用する規格に注意が必要です。
Feiyu Pocket 2とPocket 2Sで推奨されているのは、U3に対応したハイスピードmicroSDカードです。「U3」は動画撮影のためのUHSスピードクラスで、30MB/秒の速度が保証されています。
※Makuakeのプロジェクトページで「U3A2」の表記がありましたが、メーカーに確認してもらったところ、U3で問題ないそうです。「A2」は、スマホ用のアプリケーションパフォーマンスクラスで、ランダムリード/ライト最低処理速度が保証されています。
SDカードの詳しい仕様については、SDカードの標準化団体であるSDアソシエーションのサイトに記載があるので詳しくは見てみてください。速度面はけっこうシビアなので、これからmicroSDカードを購入される方は注意してください。
SDメモリカードの、ご使用のデバイスに最適なカードの選び方です。スマートフォン、タブレット、PC、ビデオカメラ、デジタルカメラ、アクションカメラ、ドローンやドライブレコーダー(メーカー指定あり)などに利用可能。
SD メモリカードのロゴと規格について | SD Association
microSDカードは海外パッケージ品や並行輸入品に注意!
さらに気をつけてほしいのは、上記の規格を満たしたカードであっても偽物が出回っている、ということです。さまざまなストアに「海外パッケージ品」や「並行輸入品」という名目で、速度の遅い偽物が紛れ込んでいます。
もしAmazonで購入される場合には、出荷元と販売元が「Amazon.co.jp」になっているものを選んでください。
オススメのメーカーは、自社でフラッシュメモリーを製造している、以下の3社です。
- サンディスク(SanDisk)
- キオクシア(KIOXIA)
- サムスン(Samsung)
ただし、信頼度も知名度も高い上記の3社は、偽物も多いです。上記以外のメーカーだと、私も使っているトランセンド(Transcend)やシリコンパワー(Silicon Power)もオススメです。いずれも台湾の企業です。
今回レビューした下記のカードはU3にもA2にも対応していて、ジンバルカメラだけでなくスマホ用としてもオススメです。
512GBのカードも安くなってきましたが、値段はそこそこします。256GBあたりがコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
まとめ
スタンダードスタイルのFeiyu Pocket 2も、カメラ分離スタイルのFeiyu Pocket 2Sも、どちらも完成度が高くて、使っていて楽しかったです。
カメラ分離スタイルのPocket 2Sを使ってみて、ジンバルカメラのジャンルはまだまだ進化しそうだなと感じました。メンテナンス性を考慮してケーブルが外せたり、将来的にはワイヤレスで接続できたりしたら、夢が広がりそうです。