NUARL N6 Pro レビュー/音のキラキラ透明感やばい!新色レッドカッパーが完全ワイヤレスイヤホン随一の美しさ!

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完全ワイヤレスイヤホンは「Pro」好み?

2019年は、完全ワイヤレスイヤホンのハイエンド製品が大量に登場した年でもありました。中でも目立ったのが、名称に「Pro」を冠する製品です。
AppleのAirPods Proを筆頭に、AnkerからはSoundcore Liberty 2 Pro、Beats by DreからはPowerbeats Proなど、Proの名称に恥じない製品揃いでした。
https://www.makkyon.com/2019/11/02/apple-airpods-pro/
https://www.makkyon.com/2019/10/25/soundcore-liberty-2-pro/
そして、今回また新たなに「Pro」の名を冠する完全ワイヤレスイヤホンが登場したのです……。

INDEX

NUARLから「Pro」製品が登場!

今回紹介するのは、NUARLの完全ワイヤレスイヤホンN6 Proです。

今回はこのNUARL N6 Proから、珍しいカラーである「レッドカッパー」を購入してみました。

NUARL N6 Pro レッドカッパーをレビュー

ホワイトやブラックのパッケージが多い完全ワイヤレスイヤホンの中にあって、NUARL N6 Proのパッケージは、異色とも言えるカラーリングです。

NUARL N6 Proのパッケージ裏面には、イヤホンや充電ケースの外形寸法のみならず、電源の容量・形式に至るまで、細かく仕様が書かれています。ここまで細かく知りたい人は一握りだと思いますが、メーカーの心意気が伺える開示量です。

側面にはNUARL N6 Proの特徴がズラリと。ここで注目したいのは、Qualcomm aptXの対応ですね。ハイレゾ・ワイヤレスコーデックであるLDACやaptX HDに対応した完全ワイヤレスイヤホンは存在しない(記事執筆時点)ので、現状ではこれが最高音質コーデックになります。

内箱を抜き出したところ。縦方向に整然と収まっています。

内容物は、SpinFitイヤーピース(S/M/L)、NUARL純正イヤーピース(S/M/L)、充電ケース、イヤホン(L/R)、USBケーブル、ユーザーズガイドとなっています。

ユーザーズガイドは横長で大きめの形状ですが、そのぶんレイアウトに余裕があり、非常に丁寧で読みやすく作られていました。ワイヤレス製品は、セットアップの操作が分かりにくいことがありますが、NUARL製品ではそんなことは無さそうです。

充電ケースは、上に開くタイプの蓋上げ式。左右の各イヤホンを形状に合わせて収納するオーソドックスなタイプです。

充電用のUSBポートは、USB Type-C(以下USB-C)になっています。

付属するケーブルは、USB-C to USB Type-Aなので、汎用的に使えます。

充電ケースには、前面に充電状況を示すLEDランプがあります。

NUARL N6 Proの充電ケースは、他社の製品と比較してもかなりコンパクトにできており、マットな質感も相まって、ポケットに入れやすく、滑りにくそうな印象を持ちました。

新色・レッドカッパーが美しい……

NUARL N6 Proの中でも、今回購入したレッドカッパーモデルは、ため息の出るようなエレガントな美しさがあります。

完全ワイヤレスイヤホンのユニットは、うまく立たないことが多いですが(立てる必要がないので)、NUARL N6 Proは撮られることを前提にしているかのように、きれいな立ち姿をしています。

外装はメタルな質感でレッドカッパーの塗装が施され、NUARLのロゴが輝きます。

そして、このレッドカッパーの外装を取り巻くようにリング状に配置されているのが、ゴールドの操作ボタン。余計なアイコンを排して、長さのみでボタンを識別できるようデザインされています。

ノズルには、初期状態でイヤーピースが付いていないので、後ほどイヤーピースを付けます。

外装からノズルまでの距離は長め。イヤーフックがあるので、これで耳に固定します。

充電ケースに収めても、レッドカッパーとゴールドの組み合わせが美しく映えます。ここまで見た目にこだわった完全ワイヤレスイヤホンがあったでしょうか……。

なお、イヤホン込みでの充電ケースの重量は62.1g。完全ワイヤレスイヤホンの重量としては、軽量な部類に入ります。

NUARL N6 Proのデザインの完成度を見ると、ケーブルがないからこそ、耳から見えるイヤホンデザインの大切さをまざまざと思い知らされます。

ここまで美しいデザインになるのであれば、もう一歩踏み込んで、充電ケースも高級感が出るといいな、と欲張りな感想を持ってしまいました。

SpinFitのイヤーピースが付属する!

NUARL N6 Proには、標準のイヤーピースS/M/Lが付属しています。
しかし、なんと、標準イヤーピース以外にも、社外品であるSpinFitイヤーピースが付属しています!

SpinFitの単体販売製品は以前にレビューしました。フィット感が素晴らしいイヤーピースです。オススメです。
https://www.makkyon.com/2019/12/18/spinfit-360/
サイズは、同じくS/M/Lサイズ。SpinFitシリーズは、鮮やかなカラーでサイズ分けされているのがいいですよね。

NUARL N6 Proのノズルに取り付けるのにちょっとコツがいりました。苦戦しましたが、その分、外れにくくなっています。

SpinFitのイヤーピースは、装着感が増すのでぜひ使ってみてください。(標準付属しているので、使わないともったいないです)

iPhoneとAndroidウォークマンで聴いてみる

まずは、iPhone 11 Pro Maxとペアリングして聴いてみます。コーデックはAACですね。

これは素晴らしい音質!音の尖りはマイルドなエッジで、低音は迫力を持ち、高音は伸びやかに、メリハリがあって、万人が聴きやすいチューニングが施されています。なにより、音がキラキラしています。
続いて、SONYの久しぶりのAndroidウォークマンNW-A105(NW-A100シリーズ)とペアリングしてみます。コーデックはaptXですね。

https://www.makkyon.com/2019/12/17/sony-walkman-nw-a105/
これは……!aptXコーデックの賜物かNW-A100の性能か、あるいはその両方か、圧倒的に情報量が増え、音に奥行きが生まれ、透明感のある音になりました。このレベルで鳴るとは……NUARL N6 Pro、侮れない。

2019年に発売した完全ワイヤレスイヤホン5種とサイズ比較してみる

2019年は、各社からフラッグシップの高級完全ワイヤレスイヤホンが大量に登場しました。これらのイヤホンとサイズ比較してみましょう。

まず、充電ケースを並べてみました。左上からAnker Soudcore Liberty 2 Pro、Apple AirPods Pro、左下からSONY WF-1000XM3、NUARL N6 Pro、Beats by Dre Powerbeats Proです。NUARL N6 Proのフットプリントの小ささ、分かってもらえますか?

それぞれ、充電ケースを開いたところ。各社、開き方に特徴がありますが、NUARL N6 Proはオーソドックスな開き方をします。

重量を比較してみましょう。先ほど計測した通り、NUARL N6 Proの重量はイヤホン込みで62.1gでした。
AppleのAirPods Proは56.3g。5gほどの差ですが、AirPods Proの方が軽いです。

https://www.makkyon.com/2019/11/02/apple-airpods-pro/
SONY WF-1000XM3は91.8gと重量級の部類。NUARL N6 Proの1.5倍の重さがあります。

https://www.makkyon.com/2019/07/15/sony-wf-1000xm3/
Anker Soundcore Liberty 2 Proは69.1gと、NUARL N6 Proよりも7gほど重い結果に。

https://www.makkyon.com/2019/10/25/soundcore-liberty-2-pro/
今回比較した製品の中で唯一100gを超えてきたのが、Beats by DreのPowerbeats Pro。129.2gと、NUARL N6 Proの約2倍です。

https://www.makkyon.com/2019/07/31/powerbeats-pro-beats-by-dre/
重さやサイズ感を考慮すると、NUARL N6 Proと近い性質の完全ワイヤレスイヤホンは、AirPods Pro、Soundcore Liberty 2 Proになるようです。
続いて、各社の完全ワイヤレスイヤホンとNUARL N6 Proの性能を比較してみると、音質面ではAirPods Pro、WF-1000XM3が頭ひとつ抜けており、ノイズキャンセリングではAirPods Proの一人勝ち、といった印象です。NUARL N6 Proがこれらのハイエンド製品と戦うには、まだ何段階かの進化が必要です。

ライバルは、Anker Soundcore Liberty 2 Proかも?

そんな中、NUARL N6 Proと近い性格を持つ完全ワイヤレスイヤホンは、Anker Soundcore Liberty 2 Proでした。音質の素直さ、ケースの収まりの良さ、重量、装着感、そして価格。2つのイヤホンは比較されるべきポジションにいるなと感じました。

両方ともノイズキャンセリングは備えていないあたりも共通です。なお、Soundcore Liberty 2 Proはワイヤレス充電に対応している点、NUARL N6 ProはSpinFitイヤーピースが付属している点、それぞれにアドバンテージがありますね。
また、このあとに解説する製品サポートという点において、NUARLユーザーは手厚いサポートが受けられるので、ぜひ検討材料に入れてみてください。

製品サポートが充実しているNUARL製品

さて、NUARL製品には、積極的に活用したいユニークな製品サポートがあります。その中でも2つ見ていきましょう。

過去のNURAL製品から「トレードアップ」できる!

NUARL製品の他にない施策として、非常に珍しいのが「トレードアップ」制度です。NUARLの過去製品と合わせて費用を足すことで、N6/N6 Proにアップグレードすることができます。
手持ちの製品によって3,000〜10,000円の価格帯で新品交換が可能なので、該当の製品を持っているなら、ぜひ使ってもらいたい制度です。
トレードアップチケットを探す

NURAL製品は片側紛失補償は利用しやすい購入形式

私自身はまだ経験がありませんが、完全ワイヤレスイヤホンの片側だけ無くした、という方の経験談は聞いたことがあります。各社、片方だけ購入できる有料の補償制度はあるものの、サポートに連絡してやりとりをする必要があり、やや面倒です。
NUARL製品は、これをデジタルチケットにして購入しやすくしており、ルール化された手順に従えば、簡単に片方のイヤホンだけ入手しやすくなっております。なお、N6は6,000円、N6 Proは8,000円となっています。
【公式ストア】NUARL N6片側紛失補償チケット
【公式ストア】NUARL N6 Pro片側紛失補償チケット

まとめ

初めてのNUARL製品でしたが、想像を上回る出来の良さで一気に気に入ってしまいました。コンパクト・軽量で持ち歩きやすいところもいいですね。次期製品が出ても、トレードアップできそうなところに期待しています。

NUARL N6 Proは「マットブラック」と「レッドカッパー」の2色展開です。発売当初は売り切れが続出でした。品薄が続いているかもしれませんので、在庫があれば買いです。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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