SHURE RMCE-BT2 レビュー/これが真のハイレゾワイヤレス、aptX HD&プレミアムヘッドホンアンプを搭載!

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2018年10月26日、SHURE RMCE-BT2発売

2018年10月26日 朝10時、各メディアから一斉に情報が配信されました。SHUREから、Bluetoothヘッドホンアンプの新製品RMCE-BT2が発売されると!
しかも、発表と同時発売で、一部のストアには早くも在庫の表示が出始めました。秒で購入しました!!!

2019年9月のラインナップ改訂により、価格が18,800円(税抜)から、13,800円(税抜)へ、なんと5000円も値引きされています!!!25%以上の値引きです。お買い得!!!

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SHURE RMCE-BT2とは?

SHURE RMCE-BT2は、MMCXコネクタを搭載したBluetoothケーブルです。型番を見るとRMCE-BT1の後継のようですが、Bluetooth5.0を採用し、aptX HDといったハイレゾ相当のコーデックに対応し、SHURE独自のプレミアムヘッドホンアンプを搭載するという、スペックは明らかに異なるものになっています。

SHURE RMCE-BT2をレビュー!

ブルーが鮮やかなパッケージ。先日のUSB-CケーブルのRMCE-USBもそうでしたが、リニューアルされたSHUREのパッケージ群はどれも綺麗です。

パッケージ横には、RMCE-BT2の特徴が書かれています。10時間のバッテリーライフ、着脱可能なケーブル(MMCX)、2年間の保証。

仕様として、Bluetooth5.0、送信範囲が10m、そしてDAC+ヘッドホンアンプ、コーデックはaptX、aptX HD、aptX Low Latency、AAC、SBC対応と、最高峰のスペックです。

日本語の表記を見ると、RMCE-BT2は「Bluetooth 5.0高解像度オーディオ Shure 高遮音性イヤホン用リモート+マイク搭載着脱式ワイヤレスイヤホンケーブル」という表記になっています。めちゃめちゃ製品名長いな。

内容物はこちらの通り、充電用のUSBケーブルに、RMCE-BT2本体、マニュアル類となっています。

RMCE-BT2はこちら。ヘッドホンアンプ部からMMCXコネクタを持ったケーブルが左右に伸びています。

本体にはSHUREのロゴマーク。

裏にはクリップが付けられています。

先端には、充電用のMicroUSBポート。これ、USB-Cポートだったら良かったのに……

R側のケーブルには、リモートコントローラがあります。電源ON/OFF、ペアリング、音量増減などはここに集中しています。

LRのケーブルをまとめるためのクリップもあります。

MMCXコネクタ経由で、SHURE SE425に換装してみました。

付け心地はどうなのか?

左右のケーブルはさほど長くないので、アンプ部が胸の前にぶら下がります。Tシャツだったら襟の部分にクリップすることになりそう。

バッテリー残量お知らせが地味に便利!

起動時に英語で"Battery more than 8 hours"と、バッテリーの残量をお知らせしてくれるのは、地味だけど便利です。
iPhoneでペアリングすると、バッテリー残量がステータスバーに表示されますが、iPhone X以降、表示領域が極端に狭くなったため、わざわざコントロールセンターを出すか、ウィジェットで表示しなければなりません。

音声フィードバックはおおよそのバッテリー残量を知る上で、非常に便利なのです。
この音声フィードバックは、下記のように変化しました。

Battery more than 8 hours(8時間以上)

Battery more than 4 hours(4時間以上)

Battery more than 2 hours(2時間以上)

Battery less than 2 hours(2時間未満)

Battery low(バッテリー低下)※iOS上での表示は20%

このあと、約3分おきに音楽を中断しながら「Battery low」を通知、最初の通知から10分ほどで自動電源オフになりました。

日曜の夜にフル充電して、月曜から金曜まで5日間使ってみたところ、通勤往復2時間で、金曜の帰り道に電源が落ちました。
トータルでほぼ10時間、スペック通りのバッテリー性能です!
さまざまなBluetoothイヤホンやケーブルを試してきましたが、その中でもRMCE-BT2のバッテリー残量通知はかなり優秀だと感じました。

iPhoneとaptX HDで接続してみる

iPhone XS Maxとペアリングしてみる。
iPhoneのコーデックはAACかSBCなので、iPhoneからaptX HDで接続するために、各種アダプタを介してみます。

上の写真で使っているのは、ハイレゾ音源を出力するためのULTRASONEのNaosと、aptX HDで出力するためのBluetoothトランスミッターです。

aptX HDと、プレミアムヘッドフォンアンプの組み合わせはすごいです。ワイヤレスとは思えないほどの解像度と、迫力の圧を叩き出します。やばいぞ、これ最高じゃないか!!!

競合製品と比較してみる

RMCE-BT2の競合といえば、同様に強力なヘッドホンアンプを内蔵した、FiiO BTR3(写真左)や、RADSONE EarStudio ES100(写真右)でしょう。

どのBluetoothヘッドフォンアンプも負けず劣らずといったところ……どれもいい勝負してる。甲乙つけがたいのだけど、イヤホン端子を介さないためなのか、RMCE-BT2の音の精細感が優っているように感じる。(RMCE-BT2を入手して気持ちが弾んでいるので、気持ちの整理がついたらちゃんとレビューするかもしれません。)

他社のイヤホンで使う

RMCE-BT2はMMCXコネクタを使うため、他社のMMCX採用イヤホンに換装することも可能です。
まずは、SATOLEXのダイナミック型イヤホンSATOLEX Tumuri DH303-A1です。迫力があって、元気のいい音が鼓膜を揺らす。Bluetoothではなかなかここまでの音圧は出せない、いい音。

それから、FiiOのハイブリッド型イヤホン FH1。メリハリのある音は、高音域も低音域も、Bluetoothの音の壁を感じさせずにやすやすと突き破っていく。これも素晴らしい。

RMCE-BT2を使うことで、Bluetoothという殻に閉じ込められていた各イヤホンの性能がいかんなく発揮されているのがよく分かります。

有線のRMCE-LTGと比較する

あまりに音がいいので「これは有線にも匹敵するのでは……?」と思い、同じくSHUREのRMCE-LTG(画像左)と比較してみることにした。

だが、さすがにLightning端子から出力された最高のデジタル音楽は、段違いだった……。RMCE-BT2に慣れていた耳は、まだ上の世界があるということに嬉しくなった。

まとめ

まとまりが無くて恐縮ですが、決定打に欠けていたMMCX-Bluetoothケーブルについに本命で最高峰の製品が現れました。これ以上の製品は今後出てくるのだろうか、それほどに完成度の高い製品です。ここまで読まなくても、もう買っちゃってますよね?

RMCE-BT2と同様のワイヤレスヘッドホンアンプ製品のまとめ記事を作成しました。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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