これ絶対おトクでしょ!Bluetoothケーブル付属のハイブリッド型イヤホン FiiO RC-BT with FH1をレビュー!

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ハイブリッド型イヤホンとは?

世の中にあるイヤホンは、音の駆動方式によって大きく2種類に分かれます。

  • BA(バランスド・アーマチュア)型
  • DD(ダイナミック・ドライバー)型

この二つです。詳しい人から怒られそうなくらいざっくり特徴を言うと、BA型は「高音&中音に強い・小型化しやすい・高価」、DD型は「低音に強い・小型化しづらい・安価」です。こう書くと当然のような流れですが、ここ数年でこの二つの方式を組み合わせた「ハイブリッド型」というイヤホンが登場しています。
このハイブリッド型を採用している主なメーカーとしては、SONY、AKG、ONKYO、Campfire Audioなどで、ハイエンドイヤホンに搭載されています。
いま注目されている方式であり、今後のイヤホンの潮流になりそうです。

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FiiOのハイブリッド型イヤホンFH1

そして、今回紹介するFiiOのFH1もそのハイブリッド型です。FiiOは、日本で投入しているすべてのイヤホンでハイブリッド型を採用するなど、音作りになみなみならぬ意欲を燃やしていることが分かります。

FH1にMMCX-Bluetoothケーブル RC-BTをバンドル

そのFiiOのFH1に、新発売のMMCX-Bluetoothケーブル「FiiO RC-BT」をバンドルした「FiiO RC-BT with FH1」が発売されました。(「FiiO FH1 with RC-BT」じゃないの?って気もしますけど。)

FH1自体は実売1万円ちょっとで販売されているイヤホンですが、RC-BTをバンドルしても+1,000〜2,000円くらい。すでにお買い得です。

FiiO RC-BT with FH1をレビュー

FiiO FH1のパッケージに「RC-BT bundle」のシールが貼られています。ビニールの上から貼られているのではなく、パッケージに直接貼られているので、剥がせません。

パッケージ右下にある、「knowles」のロゴは、バランスド・アーマチュア・ドライバーに米Knowls製「33518」を使用しているためです。
パッケージ裏面には、日本語のユーザーガイドが付いています。間違えて捨てないようにしましょう。

中身は、マットな質感の蓋身式の内箱。FiiOのロゴだけのシンプルなもの。

蓋を開けると、FH1のハウジングが1セット、そして、スーツケースのような外観のハードケースが収められています。防水用のキャリングケースなのだそうです。

内箱から中身を取り出してみました。MMCX-BluetoothケーブルのRC-BTと、FH1、イヤーピースがS/M/Lで2セット入っていました。この状態でキャリングケースは未開封です。何が入っているのでしょう?

先に、FH1本体から見ていきましょう。FH1本体はつるんとした卵型のハウジングです。

イヤーピースは付いていないので、あとから自分の耳に合ったイヤーピースを取り付けましょう。

イヤーピースはS/M/Lが2セット入っています。

そして、こちらがワイヤレスユーザー注目の新製品RC-BTです。

RC-BTのレビューは別記事にて。
https://www.makkyon.com/2018/08/20/fiio-rc-bt/
それでは、ハードケースを開けてみましょう。布製のソフトケースがあらわれました。マトリョーシカかな?

ソフトケースの中には、MMCXイヤホンケーブルが2本と、MicroUSBケーブルが入っていました。

つまり、このFiiO RC-BT with FH1のセットには、3本のMMCXケーブルが入っているのです。左からBluetoothケーブルのRC-BT、真ん中はリモコン付きの3.5mmシングルエンド接続用ケーブル、そして右は2.5mmバランス接続用ケーブルです。お得すぎないですか……

そして、FiiO製イヤホンとケーブルでとてもいいなと思ったのは、ハウジングとケーブルにそれぞれ青と赤のLR識別色が設定されていて、接続の際に、いちいち「L」「R」を確認しなくていいのです。青が「L」です。
赤が「R」です。こうして見ると他のメーカーも真似すればいいのに、と思います。MMCXコネクターは便利なんですが、いちいちLRを確認するのが面倒なんですよね。

使ってみた感想

1BA+1DDというシンプルなハイブリッド構成のFH1、通勤で、家で、電車の中で、しばらく使ってみました。

いいところ

めちゃめちゃクリアで迫力のある音場を作り出すんですよ、FH1。これ本当に1万円代前半のイヤホン!?と耳を疑いました。いい意味で裏切られた形です。すごいな、FiiO。BA型やDD型のイヤホンはすでに持っていて、今回初めてのハイブリッド型だったのですが、ハイブリッド型だからすごいのか、FiiOがすごいのか、あるいはその両方か、今後いろいろレビューする中で明らかになっていくでしょう。

惜しいところ

音質に関しては、特にこれといって惜しいところはありません。大満足です。それ以外の部分で惜しかったのが、MMCXコネクタが「固い」こと。他社のMMCXコネクタは、ケーブルとハウジングを接続する際に「パチッ」とハマる感じが気持ちいいんですが、FH1とRC-BTは鈍くゴリッとハマる感じ。あえてそういう作りなのかもしれませんが。
あとは、RC-BTでBluetooth接続した際に、低音をもう少し欲しい感じです。ただ、これはFH1というよりもBluetoothの問題でしょう。とりあえず、コンプライの200シリーズを使ってます。低音が締まりますね。

Ts-200、Tx-200、Tsx-200といろいろありますが、T-200が安くてオススメです。

まとめ

いや、FH1、すごいです。いいイヤホンです。正直、RC-BT目当てなことも合って、試しにハイブリッド型のFH1もセットで買ってみようかな?くらいの軽い気持ちだったんですが、完全にFiiOの術中に持っていかれた感じです。ハイブリッド型イヤホンに興味のある方は、オススメですよ!このセットならBluetoothケーブルRC-BTも付属していますし。RC-BTは実売で5,000-6,000円なので、めちゃめちゃお得です。
バンドルされたMMCX-Bluetoothケーブルの「RC-BT」については、FiiO FH1だけでなく、同じくMMCXコネクタを採用したSHURE SE425(BA型)、SATOLEX Tumuri(DD型)と聴き比べたレビューを別記事にしました。よろしければ、こちらもどうぞ。
https://www.makkyon.com/2018/08/20/fiio-rc-bt/

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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