SHUREのSE425を購入して、その音の良さに惚れ惚れしながらハイレゾ音源やApple Musicを楽しんでいるんですが、一点困ったことがあります。それはケーブルの長さ。製品に付属の純正ケーブルは【162cm】もあるため、ジャケットやパンツのポケットにiPhoneなどのプレイヤーを入れても無駄に余るケーブル……長すぎる。
しかし、そこでMMCX規格が活きてきます。そう、短いケーブルに変えればいい。
iPhoneで音楽を聴きながら画面を見ていることが多いので、できるだけ短い方がいい。MMCXケーブルをいろいろ探している中で、90cmのケーブルを見つけました。ALPHA DESIGN LABSの0.9mケーブルです。
透明のブルーパッケージが綺麗な感じでいいですね。
パッケージ表面左下には、「For: SHURE SE series」の表示。さまざまなケーブルのレビューを読んでいると、MMCX規格に準拠していても結合部分の出来にバラツキがあるらしいので、こういった表示は安心感が増します。
同ケーブルには、長さの異なる製品がある(もちろん型番は異なる)ので、パッケージの表示は確認しておきましょう。
中身はケーブルのみ。
ミニプラグは、I字の重厚な金属製プラグになっています。こだわるつもりはないですが、必要以上にゴツいパーツは男心をそそるものがあります。
SHUREの純正ケーブルとのプラグの比較。プレイヤーに挿すときにはL字の方が安心感はありますが、頑丈な金属製ということもあり、I字でもあまり気になりません。
MMCXコネクタ周辺のケーブルは折り曲げることができ、SHURE掛けができるようになっています。
純正ケーブル(上)との比較。MMCXコネクタ部分はやや大ぶりです。
iPhoneと繋ぐときにはやや短いかなと感じますが、COZOYのDAP内蔵Lightningアダプタ「TAKT」を介すると、ちょうどいい感じの長さになりました。
MMCXケーブルを変える目的としては、音質を変える方が多いとは思いますが、自分のスタイルに合わせた長さにできるのも、利点だなと感じました。音質はやや変わりましたが、そもそもSE425の性能そのものがいいので、あまり気にならなくなるかなと。