Xperia XZを使っていると、意外と電池の持ちが悪いなと感じることが多いです。仕事しているときは、手元に据え置きの充電器としてAukeyのPA-Y6があるので、Quick Charge 3.0(以下、QC3.0)の恩恵を受けています。
しかし、一度QC3.0の速さに慣れてしまうと、家で充電するときや旅先で使うときにもQC3.0のものが欲しいなと思うわけです。なるべくシンプル&コンパクトなものがいいなと思って探したところ、cheeroから1ポートタイプの充電器が発売されていたので、購入してみました。
製品の外観がよく分かるパッケージです。
裏面には、QC3.0非対応の機種でも使えることが書いてあります。後ほど、非対応機種でも充電してみます。
内容物は、取扱説明書とCHE-315のみ。
CHE-315は、ホワイトとグレーで構成された綺麗な外観をしています。cheeroロゴとQC3.0のロゴの下にある小さな穴は、充電状況を知らせるLEDです。
手持ちのUSB-ACアダプタの中で最もコンパクトな、AppleのUSB-ACアダプタ(左)と比較してみます。1ポートの充電器としては、CHE-315は大ぶりです。
とはいえ、CHE-315の方は折りたたみプラグ機構を採用しており、持ち運びという意味では評価したいポイントです。
Xperia XZを充電してみます。9V出ており、Quick Chargeが機能していることが分かります。
次に、QC3.0非対応のiPhone 7 Plusを充電してみます。Auto-IC機能で自動判別しているようで、こちらは5Vに収まっています。ただ、このときは0.65Aしか出ておらず、あえて純正の充電器から変える意味は無さそうです。
最後に、USB経由で充電可能なMacBook(2016)を充電してみました。ケーブルはUSB-A to USB-Cです。4.93V/2.29A出ているので、10W以上の出力は確保できているようです。夜中に充電しておくくらいは出来そう。
というわけで、Quick Charge 3.0に対応したAndroid端末をお持ちの方で充電器を探している方は、予備として持っておいてもいいのではないでしょうか。プラグ折りたたみ式なので、ちょっとカバンに放り込んでおくのも向いています。