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あなたの車にWi-Fiを。月額500円から始める車載Wi-Fi!定額制音楽サービスで快適ドライブ!

車の中で聴く音楽は楽しい。密閉空間の中だと、反響効果でいつも聴いている音楽が違うものに聴こえる。ましてや最近はApple MusicやLINE MUSIC、Google Play Musicなどの定額制音楽聴き放題サービスのおかげで、新しい音楽との出会いが増えた。
しかし、家庭内でWi-Fiが使えるならともかく、音楽をストリーミングで聴くには超えなければならない壁がある。それは【データ通信量】だ。車の場合は移動しっぱなしで、公衆Wi-Fiすら使えない。通信事情は厳しくなる。そこで、今回は自動車内で使える「車載Wi-Fi」に注目したい。

車載Wi-Fiとは

車載Wi-Fiと言っても、市販のモバイルWi-Fiルーターをシガーソケット経由でUSBで給電しながら使えばいい。そう思っていた。
よくよく調べてみると、Wi-Fiルーターを車載するには下記2つの問題点があった。

問題点1. 車内温度に耐えられない!

これが最大の問題。車内温度は、特に夏場、車内はかなりの高温に達する。JAFのテストによれば、50度を超えるらしい。それではWi-Fiルーターは何度まで動作保証しているのだろうか?例として、Aterm MR05LNで調べてみた。公式サイトの製品仕様によれば、動作保証環境が「温度 0~35℃」となっている。50度はメーカーの動作保証外だ。

新製品のPA-MP01LNも、公式仕様によれば動作保証環境は「0~35℃」だ。

HuaweiのモバイルルーターE5577Sも、最適な動作温度として「0°C ~ +35°C」を明記している。

メーカー問わず、既存のモバイルWi-Fiルーターを車内に常備しておくことは、故障のリスクを伴う。

問題点2. 電源がエンジンと連動しない!

車載するならできれば挿しっぱなしで運用したい。モバイルWi-Fiルーターはバッテリーを内蔵しているため電源ONも電源OFFも「手動」。Wi-Fiルーターを車内に忘れていったら、電源が落ちるのを待つしかない。そして、SSIDを晒したまま放置することになる。次にエンジンをかけたときに自動でONになるとは限らない。

つまり、車載するWi-Fiデバイスには「バッテリーを搭載していない」ことが求められます。

車載Wi-Fi用のデバイス

車載Wi-Fiを実現しようとすると、現在発売中のものでは2つのデバイスが検討に上がります。※2018年3月現在

ピクセラ PIX-MT100

PIX-MT100はLTEに対応したSIMフリー端末で、格安SIMを挿して運用することが想定されている。
USBポートに挿すだけで動作するので、PCだけでなく、コンセントやモバイルバッテリーに直挿しすることも想定されている。つまり、車でも使える。

ただ、電源連動という点はクリアするのだけど、メーカーWebサイトによれば、「許容動作温度 : 0℃~35℃」となっており、問題点1をクリアできないまま。ただ、真夏と真冬には乗り降りするたびに持ち出すという回避方法もある。

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Y!moile 404HW

車載専用のWi-Fiルーターとして発売されただけあって、推奨動作温度-10℃〜35℃、推奨保管温度-20℃〜70℃となっている。車内温度問題はクリア。バッテリーも搭載していないので、電源連動もクリアだ。ワイモバイルで販売が継続されており、車載Wi-Fiとしては唯一のデバイスになる。ただし、SIMロック解除ができないため、SIMはワイモバイル限定になる。

車載Wi-Fiデビュー

挿しっぱなしでルーズに運用したいので、404HWを選択した。

中身が見えるパッケージになっている。通信機器としては珍しい。

内容物は、クイックスタートなどの紙類に、404HW本体。

想像していたよりも大きい印象だ。自動車のシフトレバーのようにも見える。

USBポートが一つあって、ここから1Aで充電できるようだ。シガーソケットを一つ潰すので、そこから電源を取っている人には安心材料になる。

USBポートの反対側にmicroSIMスロットと、リセットボタンがある。蓋の裏面には、SSIDやWi-Fiキーが記載してあるので、車の中で慌てる心配はない。

さて、本体は安価で入手できたものの、404HWには大きな問題がある。ワイモバイルのSIMしか使えないので、格安SIMでの運用ができないのだ。

SIMの選択肢は一つだけ

ワイモバイルはNTTドコモやau、ソフトバンクと同様に自前で設備を持つMNOブランド。格安SIMを扱うMVNOとは違う。格安SIM対抗のためか、ソフトバンクの元でデータ1GB 980円の格安プランを打ち出している。
さらにそのプランを、Yahoo!プレミアム会員向けに500円のプランとして販売している。この1GBプランの特徴は「2年縛りが無い」ことにある。1ヶ月で解約しても違約金は発生しない。手軽に試すことができる。
【Yahoo!プレミアム会員限定プラン】ワイモバイル SIMスターターキット(nano SIM)
申し込みの翌営業日に出荷の連絡があったのだけど、クロネコメール便だったせいか届くまでに中1日の間があった。いつまで経っても有明の配送センターから動かないのでやきもきした。

入っているのは、SIM入りのパッケージだけ。もう少し小さく送れないものだろうか……。

「4G音声」と書いてあるけれど、プランは後から選択できるので安心していい。

SIMが届いてもすぐ使えるわけではない。Webからご利用開始お手続きを始めよう。

1GBの通信量を使い切った後は、128kbpsの低速通信になる。追加容量は500MBで500円(税別)。

オンライン申し込みで免許証の画像を提出して審査を受ける。翌営業日には承認されたのだけど、SIMの申し込みからここまで実質1週間近くかかった。やや面倒だ。

実際に車載してみる

シガーソケットに挿して、HUAWEIのボタンを長押ししたら電源が入る。電源投入時には赤く光るが、正常に接続できれば緑色に変わる。

ここから先は通常のWi-Fiと変わらない。あとは、スマホのWi-Fi設定からSSIDの「404HW-******」を選択してパスワードを入れるだけ。(メールアイコンが点灯しているときはSMSが届いている。404HWにWi-Fi接続した後に、192.168.128.1(デフォルトの場合)にアクセスすればSMSが読める。)

しばらくドライブのたびに使ってみたけど、問題なく使えている。ただ、電源ONだけ手動というのが煩わしい(車のエンジンを切ればOFFになる)。次期モデルがあるのか分からないけど、その際には自動で電源を投入できるようにしてほしい。スマートなのは、MVNOの格安SIMとPIX-MT100がいいのだろうけど、今回は機器の安定稼働を選択した。機会があればPIX-MT100も試してみたい。

ただ、この記事を寝かせている間に、ギガモンスター(Softbank)やスーパーデジラ(au)など安価な20GBプランが出てしまったので、試みとしては若干微妙になってしまった。

車で使えるスマホ用アクセサリ

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