ワイヤレスイヤホンは色々試してきましたが、中でもスポーツ用に作られたイヤホンは各メーカーの個性が出やすいので、なかなか興味深いジャンルです。今回はQY8をレビューします。
以前にレビューしたQ9Aと同様の、コンパクトなパッケージです。箱はパンパンで、中身がいっぱい詰まっていそうです。
パッケージ裏面、Bluetoothのバージョンは、4.1+EDR。
箱を開けると、キャリングケースが登場。マニュアルも同梱されていますが、こちらは英文マニュアルでした(日本語表記なし)。
付属品は、microUSBケーブル、イヤーピース一式、クリップ、QY8本体です。
QY9のユニット部分(左耳)。
右耳のユニット表面は全体がスイッチになっており、押し込むことで電源のオン・オフ、再生・停止、ペアリングを行うことができます。電源オン時には青く点灯、ペアリング中は一定間隔で点滅します。
イヤーチップ部分。イヤーチップは汎用的なものですが、その手前にあるラバーリングは耳の中でフィットしてイヤホンのズレを防いでくれます。
QY8のスポーツイヤホンとしての使いやすさはこのリングが握っていて、サイズの異なるパーツが複数同梱されています。耳の形は人それぞれなので、自分にあったパーツをフィッティングさせてもらえるこれらのパーツはありがたいところです。
右耳側の前面に当たる部分には、音量の+−ボタンがあります。
充電用のmicroUSBポートは左耳側のユニットにあります。
使ってみた感想
いいところ
軽さとフィット感につきます。特に予備パーツの豊富さが嬉しい。また、きしめん状のコードも絡まりにくさがなくてよいです。音質は低音がやや強めで、解像感はまあまあ。ジョギングしながら聴くには、過不足ない出来と言えます。
惜しいところ
これは軽さとのトレードオフですが、オールプラスチック製なので、安っぽさは否めません。
まとめ
実売で2000円台半ばのスポーツ用Bluetoothイヤホンとしては、非常にコスパの高い製品。スポーツ用だからといって音質が悪いわけではなく、通常のリスニング用途にもオススメできます。