未来の腕時計「Pebble」が完全に死んペブル。そのときPebbleに何が起こったか。

  • URLをコピーしました!
※makkyon webはAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得て、運営費に充てています。予めご了承ください

前回に引き続き、Pebbleのレポートをお伝えしますよ。


Pebble Smartwatch Black【iPhone & Android対応 スマートウォッチ】並行輸入品

右側面の決定ボタン(真ん中)を押すと、Pebbleが起動します。

アプリを起動しろとのことなので、AppStoreから「Pebble Smartwatch」(無料)をダウンロードします。→AppStore

アプリを起動するとこんな画面。Get Started!をタップ!

Pebbleをペアリングしなさいと言われてますので、一旦アプリを閉じ、「設定」から「Bluetooth」をONにします。

Pebbleが見えていたら、それをタップ!

Pebble側で何かを入力する必要はなく、iPhone側に表示されたパスコードを確認します。Pebbleの画面では見えていないので、決定ボタンを押すと、画面が切り替わり、パスコードが見えます。複数台のPebbleでも無い限りは、特に気にしなくていいでしょう。

再度Pebbleアプリに戻ると、ステータス画面が見えるようになります。「Pebble xxxx Connected」となっている緑のエリアを押すと、PebbleとiPhoneのバイブが作動します。お互い繋がっていることが確認できますね。

真ん中の「Call ID requires~」を押すと、連絡先へのアクセスを求められますので、「OK」を押します。

早速アップデートの通知が来てました。バージョン1.8.1まで上がるらしいです。Update Nowしましょう!

iPhone側でファイルをダウンロードし、Pebbleに送信しています。この間は特にすることなし。Pebbleはネット接続できないけど、iPhoneが接続できれば問題なし。この割り切りはすばらしい。

数分で新バージョンになったPebbleが現れました!前バージョンほとんど使ってないからよく分からんけど、ようこそバージョン1.8.1!

この後、iPhone側で通知をONにするよう促されますので、再び設定→BluetoothからPebbleを選択して、通知のトグルをONにしてあげれば消えます。
さあ、では夜中のうちに充電を済ませて、朝から腕に巻こうと眠りについた木曜の夜…。
朝起きてみたら、Pebbleの画面がおかしい。複数の画面表示が乱れて表示されている。

…あれ?これやばくないか?
この後、状況は更に悪化。

文字すら判読不能になり、しまいには真っ白に。
バックライトがON/OFFできるのと、Bluetooth越しにバイブが鳴るので、画面が死んでいるだけのよう。

しかし、画面がなきゃただの震えるリストバンド。
発売したての上、大した数も出てないから、ググっても情報なんか出てくるわけもない。
探して探して公式のフォーラム(英文)にたどりついた。
似たような症状のトピックスを発見。
http://forums.getpebble.com/topics/1662
※タイトルの「完全に死んペブル」はこのトピックのGoogle翻訳です。

このフォーラムの英文を、Google先生の力を借りて翻訳したところによれば、

  • USBデバイス(Pebble)が大量の電力を消費している?
  • 充電ケーブルに問題がある?
  • 充電完了後?にPebbleが死ぬ

らしい。

いや、死ぬなよ。

フォーラムに投稿している人たちはサポートに連絡して交換してもらうようなので、同様にメールをすることにした。
せっかく早めに手に入ったというのに…残念なことになりました。

…しかし、この話は意外な方向へ進みます。

気持ちの整理もついた頃、フォーラムに「充電できない」という書き込みがあったのを思い出し、「もしかして、ただのバッテリー切れでは?」とダメモトで充電を再開。

しばらくしてふと目をやると、砂嵐状態ながら画面が復活している。
光明が見えてきた!

…が…その後もずっと砂嵐。

たまに画面が消える。ぬか喜び。そう言えば、ぬか喜びって何でぬかなんだろう。台所の下で頑張っているぬか漬けに失礼じゃないか。
糠喜び(ぬかよろこび) – 語源由来辞典
へぇ…なるほどね…。

などと現実逃避に興じてみたのですが、状態は一進一退。

ロジカルに考えることに疲れたので、こう考えることにした。
「中国製だから、たぶん接触不良」
もう、発想がブラウン管レベル。未来のデバイスとか、ポテンシャルがどうとか、どこいったお前。

取り急ぎ、指で思いっきり画面を押してみた。

押 し て み た 。

…直った。最初の1回で画面が少しずつ回復し、2回3回と画面を押していくと、少しずつ平静を取り戻し始めるPebbleの画面。なにこのアナログな振る舞い。

もう何を信じていいのか分からないので、現実を受け入れる。

Pebble復活!レビュー再開!

アプリから時計の盤面を取り入れてみる。この盤面自体がPebbleアプリの一種らしい。アプリの追加・削除・並び替えはすべてiPhone側から。

iPhone側の音楽のコントロールもできる。再生・停止・スキップ。ただ、写真見て分かる通り、日本語は化けます。再生中の音楽は「キミに100パーセント(きゃりーぱみゅぱみゅ)」曲名からアーティスト名まで紛うことなき純日本語。「100」しか見えてねえ。

とはいえ、今後アップデートを重ね、Pebbleアプリが増えてくると、どんどん楽しくなってきそう。
とりあえずベルトは変えようかな。

その後、Pebbleは2016年12月に破産を申請、PebbleブランドはFitBitに売却されましたが、ハードウェアは引き継がれませんでした。(なお、FitBitは2019年にGoogleによる買収が発表され、2021年に買収が完了しました)

Pebbleの公式なサポートはなくなりましたが、Rebble.ioという非公式の開発者グループでAndroidアプリのサポートが継続されています。(APKのダウンロード

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
INDEX