世界中の話題に上がってから約10ヶ月。Kickstarterが日本でも有名になったのはこの製品のおかげかもしれない。
スマートウォッチ「Pebble」がついに届きました。
Pebble: E-Paper Watch for iPhone and Android
はやる気持ちを抑えつつ、これからPebbleを購入する人やKickstarterで出資を考えている人のために、Kickstarterに出資し海外から製品を送ってもらうとどのような手順をたどるのか、簡単に振り返ってみます。
- 2012年4月12日 ニュースになる→即backer(出資者)になる
- 2012年5月19日 調達に成功したということで、カードから引き落とされる
- 2012年9月5日 送付先の入力とPebbleの色を選択するよう連絡がある
- 2013年1月30日 48時間後に出荷するので、住所の最終確認をするように連絡がある
- 2013年2月10日 SingPostの追跡番号付き出荷連絡がある
- SingPostのサイトでは下記のように表示。
- 08-02-2013 Despatched to overseas (Country code: JP)
- 12-02-2013 Arrived at overseas (Country code: JP)
後日、日本郵便の追跡画面では下記のようになっていました。

船便だと10日〜2週間はかかりそうだったので、意外と早いという印象です。
Pebbleは受付を開始したその日に目標額を達成し、アップデートを重ねながら順調に完成しましたが、他のプロジェクトもこうなるとは限りません。
例えば、WALdokという製品は2011年の4月に目標額を達成しましたが、いまだに完成する気配がありません(でも、メールの返信はあるので、がんばってはいるみたい)。出資するにあたっては焦らず騒がず、プロジェクトの完遂を見守りましょう。
…というわけで、長い前置きでしたが、お待たせしました!Pebbleの到着です。

…って、ダンボールから!でも、このボロボロ加減がいかにも海外から届いたって感じ。大きさはポータブルなキーボードの箱みたいです。
裏側を見ると、Pebbleのイラストが。こっちが表側?

対応機種が明記してあります。iPhoneだとiOS5以上のiPod touch(4th)/iPod touch(3rd)/iPhone4S/iPhone4/iPhone3GS。あれ…?…iPhone5がない!(もちろん動きます)Androidは2.3.3以上。

国内で発売しているほとんどのスマホが当てはまってそうです。
箱を開けてみます。ジッパーのように開けるみたいです。

端からビリビリ開けていきます。こういう演出って好きです。

中身はシンプルですね。Pebble本体と専用のUSBケーブルの計2点。さっさと取り出して電源を入れたくて仕方ないですが、まだ我慢…。
余計なものはいらない。

説明書はなし。Webを見てくれと。
さあ、いよいよPebble本体です。テカテカしてるので、指紋がべたっとつきます…。

ずしっとくる重量感はなく、チャチなデジタル時計のような質感。しかし、外側は問題じゃない。こいつの本質は、内に秘めたポテンシャル。
こちら右側面。上下キーと、真ん中は決定キーです。何のキーなのか記述がありませんが、後々ソフトウェアで別の機能を割り当てるつもりなのかも。

そしてこっちが左側面。上下逆さまになってしまいましたが、一つだけあるボタンは戻るボタンです。この端子は充電用ですね。

裏面も見てみましょう。「pebble」と彫ってあります。その上には「Kickstarter Edition」の文字が!

ロゴの下にはシリアルナンバーが印字してあります。
さて、付属品のUSBケーブル。

ここで嫌な予感がした人はガジェット慣れしてますね。
そう、独自コネクタきたー!

先ほどの左側面の端子はこうやってハマるものだったわけです。

Apple製スマートウォッチ(?)として、みなさんの記憶に新しいiPod nanoと並べてみます。
さすがにnanoは一回りでかい。

ひさしぶりにLunaTikと合体させてみました。

思い返せば、初めてKickstarterで出資したのはこのLunaTik。よろしければ、当時のレビュー記事もどうぞ。

LunaTikはゴツかった。そのゴツさは好きだったんだけど、nanoの画面をいちいちスイッチ押して付けなければならない面倒くささが、腕時計として機能させるには不十分でした。
噂のApple製スマートウォッチは、おそらくセンサーの塊みたいなデバイスになるだろうから、腕時計にはならないんだろうな。
脱線。
さあ、それではいよいよPebble起動です!

…が、次回へ続きますよ。
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