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HUAWEI FreeBuds Pro レビュー/AirPods Proキラーになる?ANC性能を新宿でフィールドテスト!

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HUAWEIから早くも完全ワイヤレスイヤホンの新作が登場!

今年の6月にHUAWEIの完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3i」をレビューしたんですが、早くも新製品が登場したようです。HUAWEIさん、ペース早くないですか……?
https://www.makkyon.com/2020/06/29/huawei-freebuds-3i/

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アクティブノイズキャンセリング搭載「FreeBuds Pro」

今回紹介するのは、HUAWEIのハイエンド製品となる「FreeBuds Pro」。以前にレビューしたFreeBuds 3iだって十分に高性能・高音質だったんですが……どんなモデルなのかレビューしていきましょう。

※今回のレビューにあたって製品サンプルをお貸し出しいただきました。

HUAWEI FreeBuds Proをレビュー

パッケージはゴールドの製品名・ロゴに製品写真のみというシンプルなデザインです。FreeBuds Proには3つのカラーバリエーションがあり、今回は、その中からシルバーフロストを紹介します。

背面には17ヶ国語で「インテリジェントダイナミックANC 音声取り込みモード」と書いてあります(日本語表記の場合)。多くの国で取り扱われているんですね。

パッケージのフタを開けると、中からHUAWEI FreeBuds Proの充電ケースが現れました。

HUAWEI FreeBuds Proのパッケージで感心したのは、積層構造になっている内容物です。FreeBuds Pro充電ケースを取り出すと、USBケーブルを引き出すことができ、その下にイヤーピースや説明書がトレイに収まっています。

内容物として、USB充電ケーブル、FreeBuds Pro+充電ケース、イヤーピース、クイックスタートガイドが入っています。

それでは、まずは充電ケースから見ていきましょう。

HUAWEI FreeBuds Proの充電ケースはワイヤレス充電に対応

FreeBuds Proの充電ケースはシンプルな楕円形。角のない、優しい形状です。

ケース自体は片手で余裕で収まるほどの、扱いやすい小ささです。ところで、FreeBuds Proの充電ケースはこちらの面が正面とばかり思っていたのですが……

パッケージを見ると、ケースの正面はどうやらこちら。ちょうつがいのある方なので、ついつい背面だと思ってしまいます。

底面には、充電用のUSB-Cポートがあります。ただし……

充電ケースは、Qiワイヤレス充電に対応しています。ロゴを上にして充電パッドにおくと、底面のLEDが点灯します。充電パッドを持っている方なら、USB-Cケーブルの出番は少ないでしょう。

充電ケースのフタを開けると、FreeBuds Proの本体とご対面です。想像していたよりも、かなりピカピカなテクスチャーのようです。

充電ケースの横には、再ペアリングの際に使用するボタンがあります。

FreeBuds Proと充電ケースを合わせた重量は、71.8g。完全ワイヤレスイヤホンとしてはやや重い部類と言えます。
ただし、充電ケースと組み合わせた際の音楽再生時間は約30時間。これだけのバッテリーが入っていると考えれば妥当な重さとも言えます。

シルバーフロストカラーのイヤホンはピカピカ!!!

充電ケースからFreeBuds Proイヤホン本体を取り出してみました。

FreeBuds Pro本体は、シルバーの輝きがすごいです。ハイエンドの完全ワイヤレスイヤホンはおとなしめのブラックやホワイトが多いので、この仕上げは異色と言えます。

FreeBuds Proの重量は左右合わせて12.3g。

FreeBuds Proイヤホンは短いスティック型の形状をしています。

FreeBuds Proイヤホンの操作系は、このスティック部分に見える棒状のセンサーが担っています。

一見難しそうに見えますが、このセンサーは直感的に操作できるようになっていて、例えば音量の増減は、このスティックを上下にスワイプするだけ。分かるとカンタンです。
イヤホン部の内側には、装着検知用のセンサーとノイズキャンセリング用のマイクがあります。

イヤーピースの付け替えを考えている方には残念なお知らせですが、FreeBuds ProのイヤーピースはAirPods Proのような形状で、ノズルも楕円形。一般的な他社製イヤーピースは使えそうにありません。

それでは、実際の装着性を確認していきましょう。

HUAWEI FreeBuds Proの装着性は?

FreeBuds Proはスティック型ですが、そのストロークは短め。見た目にもコンパクトに収まっています。

耳からの出っ張りも最小限といったところ。

イヤホン単体で見ると主張の激しそうなシルバーカラーですが、実際に装着してみると、意外とそうでもありませんでした。

HUAWEI FreeBuds ProとiPhoneをペアリングして聴いてみた

さて、それではFreeBuds Proの音質をチェックしていきましょう。iPhone 12 Pro Maxと接続して、Apple Musicのダウンロード音源を聞いてみます。音質の傾向としてはフラット。適度にメリハリが効いていて、伸びやかな高音と、ハリのある低音を味わうことができます。長時間聴いても疲れない、クセの少ない音質と言えます。
HUAWEIはオーディオメーカーではないので「万人に好まれるいい音質」を追求している印象があります。事実、際立ったポイントはないものの、弱点も少ないイヤホンと言えるでしょう。

FreeBuds Pro、アクティブノイズキャンセリングの性能は?

さて、音質は十分。しかし、FreeBuds Proの最大の特徴はやはりアクティブノイズキャンセリングです。
FreeBuds Proのアクティブノイズキャンセリング性能は最大40dBにも及ぶということで、実際に新宿・歌舞伎町の街中でノイズ低減性能をチェックしてきました。
ノイズキャンセリングに関しては、完全ワイヤレスイヤホンとしてはトップクラスの消音性能があり、周辺の音がスッと消えます。
AirPods ProやBOSE QuietComfort Earbudsには一歩及ばない感じはありますが、それでもよく聞き比べてのこと。一般的にはよく効くノイズキャンセリングと言っても差し支えないでしょう。
ただ、ノイズは減らすものの、声は通すスペックになっているようで、街中のアナウンスや通行人の声はわりと入ってきました。

逆に、テレワークで使う目的であれば、FreeBuds Proはいい選択肢になるかもしれません。FreeBuds Proには骨伝導センサーが内蔵されており、自分の声を検出して強化してクリアにしてくれる機能があります。
外部音取り込みについては、かすかにマイクからのホワイトノイズがありますが、周囲の音を良好に拾ってくれます。AirPods Proのような完全な透明性には少し及ばないですが、FreeBuds Proを付けたままの会話は可能でした(スタバで普通に注文できました)。

注意!コンパニオンアプリはAppGalleryから入手

ところで、iPhoneで使う際にはコンパニオンアプリは使えないのですが、Androidで使うなら「HUAWEI AI Life」アプリを利用可能です。

ただ、Google Playストアにある「AI Life」アプリはバージョンが古く、FreeBuds Proに対応していません。マニュアルにあるQRコードからアクセスする必要があります。
(ここから先はMi 10 Lite 5Gでのレビューです)QRコードからアクセスしたページは、ダウンロードの案内ページ。そう、Google Playストアではなく、AppGalleryまたは直接.apkファイルをダウンロードする必要があります。

ここでは、ブラウザからダウンロードを選んでインストールしました。

AI Lifeアプリを起動すると、ペアリング済みのFreeBuds Proが表示されていました。

FreeBuds Proの設定画面はこのようになっています。

ユニークなのは、ノイズキャンセリングの中にさらにモードが細分化されていること。まずはダイナミックで自動調整でいいでしょう。

イヤーピースがしっかりフィットしているか診断することもできます。これで最適なものを装着することで、音楽やノイズキャンセリングの効果を最大化できます。一度、実施しておきましょう。

iPhoneでも操作自体は可能ですが、細かい設定を行うのであれば、やはりAndroidが必須と言えそうです。

AirPods ProとFreeBuds Pro、よく似ている?

さて、ここまでレビューしてきて、気になったのはFreeBuds Proが明らかにAirPods Proを意識した製品づくりをしていること。
AirPods Pro(写真左)とFreeBuds Pro(写真右)を並べてみました。カラーリングや細かいデザインの違いこそあれ、両製品の外観はよく似ています。

ANCや外音取り込みといった性能面や音質の傾向もよく似ている一方で、差別化されていたのが操作性です。
FreeBuds Proはタッチセンサーを活用した操作方法を提案していて、直感的な操作が可能でした。この点はFreeBuds Proに軍配が上がります。(AirPods Proはそもそも音量調整できませんしね)
ただ、iPhoneを使っている方にはFreeBuds ProよりもAirPods Proを薦めるでしょうし、Androidの方にはFreeBuds Proが最適です。AirPods ProもFreeBuds Proも、お互いにターゲットとしている層が異なるため、うまく棲み分けている印象です。

まとめ

前回レビューしたFreeBuds 3iの完成度も高かったですが、今回のFreeBuds Proはデザインや質感、そしてアクティブノイズキャンセリングに至るまで、ついに完成形を出してきたという印象を受けました。
唯一残念なのが、コンパニオンアプリのインストールにGoogle Play ストアが使えないこと。apkのインストールを許可してしまうことになるので、このリスクを承知している中級者向け、といったところでしょうか……。製品の出来は良いだけに、惜しいポイントです。

FreeBuds Proは、セラミックホワイト・カーボンブラック・シルバーフロストの3カラーで販売されています。(今回レビューしたのはシルバーフロストモデルです)

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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