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HUAWEI P40 Pro 5G レビュー/HMS?5G通信?カメラ?いやいや、デスクトップモードで使うのが楽しい!

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逆境のHUAWEI、気になる新製品……

HUAWEIスマートフォンはハイエンドからローエンドまで質の高い製品が揃っていて市場でも人気ですが、米国の規制によりGMS(Google Mobile Service)が使えなくなりました。新製品群は気になるところですが、別の意味で使い勝手も気になるところ。

今回はHUAWEI P40 Pro 5Gを紹介していきます。

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5G通信に対応したHUAWEI P40 Pro 5Gが登場

HUAWEIの最新製品といえば、5Gに対応したハイエンドスマホ「HUAWEI P40 Pro 5G」です。「P40 lite 5G」や「P40 lite E」などのバリエーションも登場しましたが、やはり試すならハイエンド製品でしょう。

※本レビューにあたり、製品サンプルをお貸し出しいただきました。

HUAWEI P40 Pro 5Gをレビュー

ホワイトパッケージに、ゴールドのフォント。そして、ライカとAppGalleryの赤。シンプルながらもきっちり主張のあるパッケージです。

HUAWEI P40 Pro 5G本体以外の付属品は、USB-Cイヤホン、USBケーブル、USB-ACアダプター、マニュアル類となっています。

急速な高電力化に向かう各社のスマートフォンですが、HUAWEI P40 Pro 5Gも例外ではありません。最大40Wもの給電を可能にするSuperCharge対応のACアダプターが付属しています。10V 4.0Aということで、パソコン向けのような出力です。

それではいよいよHUAWEI P40 Pro 5G本体を見ていきましょう。

HUAWEI P40 Pro 5Gは「美しすぎるスマートフォン」

一言で言うと、HUAWEI P40 Pro 5Gは「美しすぎるスマートフォン」です。初めて手に持ったとき、金属のひんやりとした触感と、滑らかなテクスチャに「これは絶対落とせないぞ」と気を引き締めました。絶対ケース必須です。

そんなHUAWEI P40 Pro 5Gのアイコンとして真っ先に目に入るのが、4眼カメラこと「Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」。

左上のカメラは1,200万画素の光学5倍望遠カメラ(F3.4/焦点距離125mm)、中央上はスマホとしては異例のセンサーサイズ1/1.28の約5,000万画素のウルトラビジョンカメラ(F1.9)、右上は約4,000万画素の超広角カメラ(F1.8)、そして、中央下には3D被写界深度カメラ、となっています。

画面側を見ると、曲面ディスプレイである「クアッドカーブ オーバーフローディスプレイ」に目を奪われます。

本体下部にはSIMカードスロット、USB-Cポート、スピーカーが並びます。

右側面には電源ボタンと音量ボタンが並びます。

HUAWEI P40 Pro 5Gの重量は206.8g。同サイズのスマートフォンと比べても、標準的な重量です。

Googleサービスとの連携がないので、初期設定は短め。顔認証と画面内指紋認証の2つの認証を備えています。

フロントカメラは、画面内に穴が開いている「パンチホール」型です。カメラが2つありますが、1つは約3,200万画素のカメラ(F2.2)、もう1つは深度カメラです。

5G対応SIMは所有していないので、手持ちのワイモバイルSIMを挿してみたところ、APN情報がプリセットされているようで、ソフトバンク系列のAPNが一覧で出てきました。

次はiPhoneと比較してみましょう。

HUAWEI P40 Pro 5GとiPhone 11 Pro Maxを比較する

6.58インチのOLEDディスプレイを持つHUAWEI P40 Pro 5G(写真左)と、6.5インチのiPhone 11 Pro Max(写真右)を比較してみます。

画面はどちらも十分すぎるほど綺麗なんですが、P40 Pro 5Gはエッジギリギリまでディスプレイなので、持った感じがスリムです。

背面に目をやると、レンズが目立たないように処理されているP40 Pro 5G(写真左)、3眼の主張が激しいiPhone 11 Pro Max(写真右)とカメラに対するデザインの方向性が大きく異なります。

背面処理の高級感という点では、どちらも甲乙つけがたい出来です。

Google Playストアの代わりは「AppGallery」

多くのメディアで報じられている通り、HUAWEIの最新スマートフォン・タブレットではGMSが使えないため、Google Play ストアによるアプリのインストールができません。このため、HUAWEI P40 Pro 5Gでは「AppGallery」というストアアプリが用意されています。

正直なところ、アプリが充実しているとは言いづらい状況ですが、LINEやTikTokといったアプリは提供されています。

このラインナップを見ると、昔のWindowsPhoneのローンチ時を思い出してしまいます(2015年ごろ)。

TwitterやInstagram、Apple Musicはどう使う?

GMSが使えないといっても、Webブラウザ経由でアクセスすることはできるので、最低限それで済ませることはできます。ただ、アプリの利便性には叶わないので、合法的な範囲内でどうにかしようと思ったとき、心強い味方がいます。
それが、Amazonアプリストアです。Fireタブレットを使っている方にはおなじみのストアですが、Amazonからダウンロードしてインストールすることが可能です。

ただし、気をつけないといけないのは、AppGalleryを経由しないインストールは野良アプリと一緒だということ。あくまで自己責任で運用しましょう。

無事にインストールが終われば、いつも使用しているAmazonアカウントでログインして利用します。

Twitterをはじめ、InstagramやKindle、Amazon Musicなどのアプリが揃っています。インストール後は、通常のアプリと同様に使えるので何の問題もないでしょう。

一方、Amazonアプリストアに無いものでも、公式に入手できるアプリもあります。Apple Musicもその中のひとつです。

Apple Musicアプリはストアを経由せずに別途ダウンロードできるので、個別にインストールします。

Apple IDでログインすれば、iPhoneやMacなどと同じプレイリストを楽しむことができました。

残念ながらYouTubeアプリやGoogle Mapアプリは入手できないため、ブラウザ経由で使うか、代替アプリを使うことにしましょう。

50倍ハイブリッドズームの性能は?

HUAWEIのハイエンドスマホといえば、やはりカメラに注目しないわけにはいかないでしょう。高倍率ズームや、AI処理なども有名ですが、撮影モードや付加機能も充実しています。

AIによる被写体の自動認識と、それに合わせた撮影モードの自動切替も注目です。例えば、お昼ごはんに食べたうどん。

これ、画面上では自動的に「フード」と認識され、最適なモードが選ばれているのです。

そして、今回のHUAWEI P40 Pro 5Gのレビューにあたって試してみたかったのが、高倍率ズームです。新宿に出かけてきました。
歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿&ホテルグレイスリー新宿を撮ってみました。ここはゴジラヘッドが有名ですよね。このゴジラヘッドにハイブリッドズームで50倍で寄ってみました。

それがこちら。もちろん撮影位置は変えていません。前の写真と見比べてみてください。ここまで写ってしまうんです。

今度は新宿三丁目の交差点から伊勢丹新宿を撮ってみました。ここから伊勢丹の看板に寄ってみます。

伊勢丹の「伊」の字の前にある工事用の足場まで撮れました。

ちなみに、ゴジラヘッドも伊勢丹も手持ち撮影です。三脚なしでブレずにここまで寄った写真が撮れるのすごくないですか……

HUAWEI P40 Pro 5Gで完全ワイヤレスイヤホンを使ってみたら……?

そして今回、HUAWEI P40 Pro 5Gと一緒に、同社の完全ワイヤレスイヤホンであるHUAWEI Freebuds 3iもお借りしました。

実際にペアリングして使ってみたんですが、iPhoneとAirPodsの関係性と同じで、抜群の相性でした。

特別なアプリのインストールも必要なく、装着検知やノイズキャンセリングなど、HUAWEI Freebuds 3iの設定が可能です。完全ワイヤレスイヤホンHUAWEI Freebuds 3iの詳しいレビューはこちらから。

最後に、HUAWEI P40 Pro 5Gならではの使い方をご紹介しておきます。それは「デスクトップモード」です。

HUAWEI P40 Pro 5Gのデスクトップモードはどう?使い勝手は?

HUAWEI P40 Pro 5Gのデスクトップモードは、USB-Cケーブルでディスプレイに接続することで真価を発揮します。モバイル用途で使うことを想定して、15.6インチのモバイルディスプレイと組み合わせてみました。

使用したのはUNIQのプロメテウスモニターです。

スタンドには、KlearLookのタブレットスタンドを使用しています。

ディスプレイとHUAWEI P40 Pro 5GをUSB-Cケーブルで接続すると、画面がデスクトップモードのものに切り替わります。

デスクトップモードの切り替えは通知パネルで行うことができます。

HUAWEI P40 Pro 5Gに、BluetoothキーボードとBluetoothマウスをペアリングすることで、PCと同様の使い方を実現することができます。

ここで使用しているのは、65%レイアウトのコンパクトなワイヤレスキーボード「Keychron K6」です。

マウスは、ロジクールのMX Master 3ワイヤレスマウスを使用しています。

なお、デスクトップモード時にはHUAWEI P40 Pro 5Gの画面はタッチパッドになります。

ところでこの接続、何かおかしいと思いませんか?……そう、電源ケーブルがないんです。プロメテウス モニターにはバッテリーが内蔵されていないため、HUAWEI P40 Pro 5GがUSB-Cポート経由で電源を供給しているんです。とてもシンプル!外出先でも使えます。

なお、キーボードを接続していない場合は、文字入力はソフトウェアキーボードを使うことになります。

ただし、モバイルディスプレイがタッチパネル対応の場合は、そのまま画面をタッチして大画面タブレットのように使うことができます。

たまたま持っていたモバイルディスプレイがタッチ入力対応だったので、便利に使うことができました。

フリック操作によるギャラリーアプリの画像切替もスムーズでした。

アプリごとのデスクトップモードへの最適化はまちまちでしたが、ブラウザ経由で使うものは特に問題はなかったように思います。HUAWEI P40 Pro 5Gの高速なKirinプロセッサーと8GBメモリがなせる技だと思いますが、これ、本当にパソコン要らずになってしまいそうです。

デスクトップモードはAndroid 10から採用されているようなので、各社が本気出してくると面白いことになりそうです。

まとめ

ハードウェアとしての出来は最高ながら、GMS非搭載という足枷が惜しいHUAWEI P40 Pro 5Gでした。ただ、予想外だったのはデスクトップモードの使い勝手。モバイルディスプレイと組み合わせることによって、新たな世界の扉が開きそうな気がしています。

↓5G通信に対応したこのシステムが、わずかケーブル1本で実現しているんです。ワクワクしません?

楽天市場やYahoo!ショッピング(PayPayモール)にはHUAWEIの公式ストアがあり、各種スマホ・周辺機器を直接購入することができます。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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