ASUS ROG Strix Go 2.4 レビュー/最強ヘッドセットは有線も無線もスイッチもiPad ProもMacも全部イケるぞ!

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テレワークで使いやすいヘッドセットってなんだろう?

テレワーク業務も1ヶ月を超えてきて、Web会議・テレカンもまあまあ慣れてきました。ただ、音声環境(マイク&スピーカー)は改善の余地ありです。

まず使ってみたのがスピーカーフォン Anker PowerConf。こちらはマイクの品質、スピーカーの音質ともに良かったのですが、テレワーク中は周囲に音が聞こえてしまうのが難点です(家の中なので)。

次に導入したのが、プラントロニクスのVoyager 3200です。ワイヤレスで手軽でつけ心地もいいのですが、Bluetoothなので音質がイマイチ。

そこで今回導入したのは……

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ゲーミングヘッドセット最強説、ROGブランドのヘッドセットを購入する

ヘッドセットとしての性能を追い求めるなら、2種類の方向性があると考えました。一つはコールセンターなどで使われる業務用の製品。もう一つは、シビアな環境で使われることが想定されるゲーミングカテゴリの製品です。

今回紹介するASUS ROG Strix Go 2.4は、有線でも無線でも使えるゲーミングヘッドセットです。ゲーミングカテゴリの製品なのに、派手さが少ないのも気に入りました。

ASUS ROGブランドの製品は、ゲーミングSSDエンクロージャーもレビューしています。

ヘッドセットのまとめ記事を公開しました。こちらも参考にしてみてください。

ASUS ゲーミングヘッドセット ROG Strix Go 2.4をレビュー

こちらがASUS ROG Strix Go 2.4のパッケージ。ヘッドセット自体はシンプルな見た目ですが、パッケージはゲーミングデバイスらしい派手さです。

内箱には「WELCOME TO THE ELITE REPUBLIC OF GAMERS COMMUNITY」と書かれたカバーが被せられています。ROGブランドへのイントロダクションですね。

内容物は、キャリーケース、3.5mmオーディオケーブル、USB Type-C充電ケーブル、クイックスタートガイド・製品保証書です。

さらに、キャリーケースの中には、ROG Strix Go 2.4ヘッドセット本体、2.4GHzワイヤレスドングル(USB-C)、USB変換アダプター、着脱式ブームマイクが入っています。

こちらがROG Strix Go 2.4ヘッドセット本体と付属品の一式です。

ROG Strix Go 2.4ヘッドセット本体のイヤーカップには、ROGのブランドロゴがエンボス処理されています。

皮脂汚れが目立ちやすい(ちょっとテカテカしやすい)素材なので、こまめに拭くのがオススメです。

ヘッドバンドには、ROGブランドの由来である「REPUBLIC OF GAMERS」の文字がエンボス加工されています。

イヤーパッドの内側にもROGロゴが隠れています。

イヤーパッドは柔らかい素材でできていて、装着前からつけ心地の良さそうだと感じました。

左耳側のイヤーカップには、音量調節ダイヤル、ファンクションキー、電源スイッチ&インジケーターなどの操作系が集中しています。

3.5mmオーディオポートと着脱式ブームマイクを取り付けるポートもここにあります。

右耳側のイヤーカップには充電用のUSB-Cポートとインジケーターがあります。こちら側はシンプルです。

電源スイッチは、ワイヤレスで使うなら電源ON、有線で使う場合には電源OFF、でそれぞれ切り替えます。

着脱式マイクアダプターを取り付けたところ。ただ、ROG Strix Go 2.4ヘッドセット 自体にAIノイズキャンセリングを搭載したマイクが内蔵されているため、マイクブームを付けなくても通話は可能です。

それでは、実際にヘッドセットを装着してみましょう。

ROG Strix Go 2.4ヘッドセットを装着してみる

装着してみました。メガネをしていても痛くならない、程よい着圧です。ROG Strix Go 2.4ヘッドセット自体が290gしかないので、軽いです。付け心地はBOSE製品に近い感覚があります(言い過ぎ?)。

ROG Strix Go 2.4ヘッドセットは、AIを使用したノイズキャンリングマイクを内蔵していますが、付属のマイクブームも使えます。内蔵マイクの性能は良かったですが、気分的にマイクブームが付いているほうが”それっぽい”ので、好んで付けています。

それでは、ROG Strix Go 2.4ヘッドセットを実際に使ってみましょう。

ROG Strix Go 2.4の「2.4GHzワイヤレスドングル」をiPad ProやAndroidに挿してみた

ROG Strix Go 2.4は、ワイヤレスゲーミングヘッドセットですが、規格はBluetoothではない独自規格です。これを使うためには、付属の2.4GHzワイヤレスドングルを使用します。

コネクタはもちろんUSB-Cです。

MacBook Airに接続してみた

ROG Strix Go 2.4ヘッドセット本体と2.4GHzワイヤレスドングルはペアリング済みのため、デバイスに接続すればすぐに使い始められます。USB-CでMacBook Airに接続してみました。

システム環境設定で見ると、ワイヤレス機器ではなく、USBオーディオとして認識されていることが分かります。

Amazon Music HDで性能を表示してみました。

USB-Cドングルを挿すことで、デバイス側からはUSBオーディオ機器が接続されたと認識されます。Bluetooth製品で必須のペアリング作業は一切不要というシンプルさ。
このドングルを接続して、ROG Strix Go 2.4の電源スイッチを入れればすぐ使えるようになります。

iPad Proに接続してみた

USB-CでUSBオーディオをサポートしていれば使えるので、USB-Cポートを持つiPad Proでももちろん使えます。

Bluetoothを使うことなく、ワイヤレスで高音質なサウンドを楽しむことができます。

ニンテンドースイッチに接続してみた

ゲーミングヘッドセットなので、ニンテンドースイッチでも使用できます。(パッケージにもニンテンドースイッチサポートの記述があります)

2017年10月のニンテンドースイッチのアップデートでUSBオーディオに対応しています。

マイクアダプターはあくまで補助的なものですが、これをつけた方が気分が盛り上がります。

aptX Low Latencyのトランスミッターを使って同じことが実現できますが、ROG Strix Go 2.4はペアリング作業が一切不要、挿せばそのまま使える手軽さが素晴らしいです。

Android DAPに接続してみた

Bluetoothが致命的に弱く、ワイヤレスで使う気になれないiBasso Audio DX160も、このアダプターを使ってROG Strix Go 2.4を使えば、高音質なワイヤレスオーディオを体験することができます。

(ちなみにApple MusicはOKでしたが、Amazon Musicは聴けませんでした……なぜ?)

Androidスマホに接続してみた

USB-Cポートを備えるAndroidでももちろんOKです。コーデックに縛られず、端末のワイヤレスオーディオ性能にも縛られず、USBポートから出力されたデジタルデータで高音質なオーディオを楽しめます。

OTG接続を許可しないと使えないことがあります。挿しても音が鳴らない場合は設定を探してみてください。OPPO Reno Aは設定が必要でした。

USB-Cポートが無くてもデジタル接続できる

標準でUSB変換アダプターが付属しているので、USB-Cポートを持たないMacでも使うことができます。

アダプターの分がちょっとだけ飛び出してしまうので、見た目には不格好ですが、性能には何の問題もありません。

USBポートのないiPhoneでも使用できる

USBオーディオが使えるあらゆるデバイスに接続が可能なROG Strix Go 2.4ヘッドセットですが、唯一ワイヤレス接続できないのが、USBポートを持たないiPhone/iPadです。イヤホンジャックもないので、Lightning接続のポータブルDACを経由して接続しました。

Lightning – USBカメラアダプタを使えば、ワイヤレスで使えなくもないですが、あまりに不格好ですよね……。

ROG Strix Go 2.4の音質はどう?

パッケージのハイレゾロゴは伊達ではなく、40mmのドライバーが生み出す迫力のある音が、高音から低音まで幅広い音場を支配します。オーディオ用ヘッドホンとしての性能は十分で、ゲーミングヘッドセットのカテゴリに収まってしまうのがもったいないくらい。

専用のUSBドングルを使用しているためか、Bluetoothでたまに発生する音切れなどもなく、快適に使用できています。

まとめ

ROG Strix Go 2.4ヘッドセットの購入以来、テレワークのWeb会議や、ニンテンドースイッチとiPad Proでのゲーム&映像&音楽視聴、と全方向での活躍を見せています。

USB-Cのドングルを差し替えるだけなので、抜き差しするだけ。こんなに快適なのかと思えるほどの万能さです。

ワイヤレスゲーミングヘッドセットのカテゴリにある製品ですが、シンプルな外観をしていることもあり、Web会議・テレカンの機会が多いテレワークで使用しても何の違和感もありません。

専用ドングルで安定した接続を維持できる上、有線で使うこともでき、オーディオリスニングにも、ヘッドセットにも使える、あらゆる方面での万能さがあります。弱点、ないです。これは文句なしの5つ星、オススメです!(ネックは価格?)

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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